コナン映画、久しぶりに映画館で観ました。
最後に見に行ったのは、2006年公開の10作目「探偵たちの鎮魂歌」だから……じゅ、11年ぶり!?!?
もうそんなに経っていたとは…(*_*;
(す)は1作目から7作目までのこだま監督派です。
推理、アクション、ラブコメの比率が丁度良くて、「いや無理あるだろ!」というような場面も何故か見入ってしまう…。きっと盛り上げ方・構成の仕方が上手なんだろうな、と個人的には思っています。
しかし、山本監督になってからなんだか脚本が好みではなくなってきて、徐々に足が遠のいていきました。
なぜだろう…こだま監督時代からの脚本家さんなのに…。
静野監督になってからは良くも悪くも大衆向けのコナン映画になりましたね。
登場するキャラクターも黒の組織や赤井さん、安室さんなど、興行収入目的としか思えな…ごほんごほん!!
一定以上の人気があるキャラクターを起用していますし、爆発にアクションなど、映画ならではのド派手な演出が多いです。
ただしその分、サスペンス・ミステリー成分が少なめなのでそちらを求めて来る方には物足りないかと…。私もその1人です。
ただ、今回の「から紅の恋歌」は、推理・アクション・ラブコメがバランス良く盛り込まれていました!監督が原点回帰と言っていた通り、初期のコナンに近いものを感じました。
新キャラの紅葉ちゃんが可愛い…(*´ω`*)
内容は完全にサスペンス版「ちはやふる」でしたけd…ごほんごほん!
しかし今回「脚本いいなあ!」と思い映画後のクレジットを見ると「大倉崇裕」
え…あの大倉崇裕さん!?とビックリしたと同時に「通りでクオリティが高いわけだ」と納得。
有名作家さんが脚本を手掛けるのは6作目の「ベイカー街の亡霊」の野沢尚さん以来だそうです。
やっぱり作家さんが手掛けると違うなあ…。
これからは毎回作家さんを起用してクオリティを保っていただきたい…。
『名探偵コナン推理ファイルシリーズ』(小学館)
『オチケン!』(大倉 崇裕∥著) (K/913/オ)
『烈火の月』(野沢 尚∥著) (913.6/ノ)