今年もMOE絵本屋さん大賞を展開中です。
準備をしながら特に「いいな~好きだな~」と思った絵本が、minchiさんの『ごみじゃない!』とtupera tuperaさんの『こわめっこしましょ』の2冊。
『ごみじゃない!』は、一見ゴミだけれど子どもにとっては大事なもの・立派なおもちゃになるものがたくさん出てきます。
特に「わ、わかる~~!! 自分もそうだった!」と思ったのが、
・トイレットペーパーの芯―遠くがよく見える気がする。
・ラップの芯―もっと遠くがよく見える気がする。
というエピソード。
私もつい、ラップを使い切ったのを見つけると「ちょうだい!」と言って覗いたりしていました。
『こわめっこしましょ』は、表紙はツペラさんの楽しげなほのぼのとしたものですが、中身のページを「あっぷっぷ」でめくったときのモンスターたちの顔がわりと怖い。
特にゾンビの「ソビソビゾ~」がガチに泣かせにきている感じがあって、一瞬「うぉっ!」と声が出てしまいましたがその怖いところがまた好きです笑
読み聞かせにおすすめ、と言いたいところですが、笑って喜ぶ子と泣いて嫌がる子と、大きく分かれるだろうなぁと思うので、聞き手を選ぶ絵本かな、と思います。
また、物心つく前はよくわからなくて平気で笑っていても、大きくなるにつれて苦手になる子もいるかもしれません。
お家などフォローの利く場所で読んでほしいです。
MOE絵本屋さん大賞および日本絵本賞(読者賞候補)は3月下旬ごろまで、うちのかぞく・わんにゃーも3月中旬ごろまでの予定です。
うちのかぞく・わんにゃーの後は、昨年度・今年度と2年間開講されたほっこりBOOKカフェ(子育てと絵本)で紹介されたご本を集めたコーナーを展開予定です。
どうぞお楽しみに。