2019年02月09日の図書館だより

2019年02月09日(土)

友人の誘いを受け、節分の豆まきに参加してきました。
しかもハシゴ(笑)
別件で稲沢に行く用事があったので矢合観音と、その後に津島神社へ行くというルートでした。
大人になってからは豆まきとは縁がなく、毎年津島神社の豆まきに参加しているという友人の壮絶?な豆争奪戦の話を聞いていたので、少々おののきながらも楽しみに向かいました。

まずは矢合観音へ。
境内に特設の小さな櫓が組まれ、住職さん(副住職さんだったかも)や、法被をきた市長さんなど男性5名が和紙に包まれた豆をまき、それをいただくというスタイル。
いやあ~、想像以上にすごかったです!
カラフルな和紙に包まれた豆が青空に舞ってキレイだなあ・・・と思うやいなや、豆をゲットしようとする人たちの手が四方八方から伸びてきてもみくちゃになり、かぶっていたニット帽はふっ飛び、耳につけていたアクセサリーが取れそうになり、人の爪が手の甲に当たり数カ所ひっかき傷ができるほどでした!
飛んできた豆をキャッチしようとのけぞる体勢になった前の人がそのまま倒れてきそうになり、自分もバランスを崩して倒れそうになったりとなかなかデンジャラス・・・。
今回は誰も大きな怪我をすることなく無事に済んでほっとしましたが、気をつけないと大変なことになりそう・・・。
しかし、小さなお子様連れの家族や高齢の方などが安心して楽しめるファミリーゾーンが設けられていたので、これはとてもいい工夫だなあと思いました。
かなりの数の豆をまいてくれたので、4つキャッチすることができ、帰ってからありがたくいただきました。
一日に3回豆まきが開催されたようなので、相当数の豆を用意するために豆を包む作業は大変だったろうなあ。本当にお疲れ様でした!

そして、午後からは津島神社へ。
境内に横長の大きな櫓が組まれ、厄年のお祓いを終えた男女20名ほどの方々が簡易的な羽織袴を着用してずらりと並び豆まきをするというスタイルで、豆だけでなく、お菓子もまかれていました。
矢合観音に比べて境内が広いのでよりたくさんの人が集まり、ファミリーゾーンなどはなかったのでなかなかのカオス具合でした。
だいたいは矢合観音の豆まきと同じような光景が繰り広げられたわけですが、小さな子どもさんが下に落ちる豆やお菓子をゲットしようと常にうずくまる体勢で両隣にいたため、人に押された拍子にその子どもさんにけつまずきそうになったり、踏みつけてしまいそうになって非常にこわかったです。
豆まきをする人数が多いので、矢合観音に比べると豆まきの時間はやや短かったように感じましたが、クッキーと飴を7つキャッチできました。
残念ながら袋入りの豆はゲットならずでしたが、豆と一緒にまかれたお菓子だからご利益があるよね・・・と思いながらありがたくお腹におさめました。

初めてこういった豆まきに参加してみて、少々危なげなできごともあってひるむ部分はありましたが、おおむね楽しかったです。

・帽子やアクセサリーを身に着けるのは厳禁。
・足元や周りに充分気をつけて、無理はしないこと。

次回はいつになるかわかりませんが、今回学んだことを思い出しながら、またご縁があったら参加してみたいです。

『日本人のしきたり 正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心』飯倉 晴武∥編著 青春出版社 385イ
『仏教行事歳時記 2月 節分』第一法規出版 186フ
『にほんのお福分け歳時記』 広田 千悦子∥著 主婦の友社 386.1フ

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