今日は5月6日です。ゴールデンウィークも今日でおしまい、という方も多いのではないでしょうか?今年のゴールデンウィークは、天候に恵まれたお出掛け日和が続きましたね。
私もゴールデンウィーク前半に、石川県白山市→福井県あわら温泉→金沢→能登、の順で北陸をぐるりと廻ってきました。北陸、とくに石川県といえば「弁当忘れても、傘忘れるな」という言葉があるほどに雨が多い土地なのですが、旅行中の3日間は奇跡の晴天!・・・私は自分のことを「雨女」だと思っていたのですが、いつからそんな「持っている人」に変身できたのか、不思議に思います。とはいえ、旅行中に天気が良いのは有難いこと。あれほど美しい色の日本海を見たのは、はじめて。一生忘れないだろうな―、と思います。他にも、美しいものを見たり、おいしいものを食べたり、大好きな人と会ったり、と充実した旅となりました。心身ともにリフレッシュできたので、仕事も頑張らなくては、と思っています。そろそろ、コーナー9「維新八景」の次のコーナーの準備を始めなくてはいけない時期ですしね。
さて、最初にも書きましたが5月です。というわけで、コーナー7は「5月の本」になりました。「♪夏も近づく八十八夜~」にちなんだ「お茶」の本、母の日にちなんだ「母」の本、5月12日がナイチンゲールの誕生日にあたることから「看護」の本、愛鳥週間にちなんだ「鳥」の本など、硬軟織り交ぜて並べていますので、気軽に覗いて頂ければ嬉しいです。
もう一つお知らせを。現在、図書館入口通路では「天王祭能人形展」を行っています。展示にともない、コーナー7では、能・人形・天王祭についての本を紹介しています。すべて貸出できる本を並べていますので、こちらも手に取って頂ければと思います。天王祭は「宵祭・巻藁船」だけではありません。今年は、「朝祭・車楽船(だんじりぶね)」も楽しんでみてはいかがでしょう。「布鉾」のご利益にあやかることができるかもしれませんよ、ふふふ。
と、先週の金曜日までにここまでを書いていたのですが、昨日5月5日にあわら温泉の老舗旅館「べにや」で火災が発生し、国登録有形文化財の建物を含む本館などが全焼しました。私には「べにや」のような高級旅館は高嶺の花ですが、ゴールデンウィーク中の災厄に言葉もありません。旅館「べにや」従業員の皆様、そしてあわら温泉関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。