先週の(★)さんの図書館だよりを見て、がんこちゃんといえば、今年の1月に放送20周年を迎え、その記念エピソードが物凄いホラーだと話題になっていたのを思い出しました。
(※内容がっつり書いちゃうのでネタバレしたくない方はUターンでお願いします!)
簡単に説明すると
・学校の掃除をしていたら自分と人間の女の子が写った写真を見つける
・学校の古い時計で、タイムスリップする
・昔の両親に出会い仲良くなる
・そこから更に飛ぶ
・砂漠で砂の化け物を倒し、人間の兄妹を助ける
・仲良くなり、写真を撮ったり、サボテン料理を振る舞う(ここで冒頭の写真が出てくる)
・次の日「お兄ちゃんにサボテン料理を作ってあげたい」という妹と一緒に外へ出る
・帰ると兄のベッドに砂の山が
・「そういえばお母さんが死んだときにも砂が…」と言う妹の前でさっさとお掃除をするロボット。
・「もう帰らなくちゃ」とがんこちゃん(ここで帰れるがんこさんのメンタルの強さ)
・「また遊びに来てね」という妹と別れて現代へ
・戻ったがんこちゃんは「また会おうねー!」と夕日に向かって叫ぶ
・足元の砂がそれに答えるようにさらさら風に吹かれる
といった内容。
…子ども向けとは一体。
これ砂漠って、砂って、確実に……ですよね?
いや~、中々闇が深いですが、(す)個人としてはこういうの大好きです。大好物です!
言ってしまえば、使い古されたベタなどんでん返しものですが、うまく使えばお話のいいスパイスになりますしね。
しかし、新年一発目からこのお話を持ってくるとは、子ども向けと侮っていたらいけませんね…。 (す)
『がんこちゃんシリーズ』(末吉/暁子∥文) (K/913/ス)