2016年12月04日の図書館だより

2016年12月04日(日)

 先週の土曜日、またも多治見に行ってきました。今回の目的は、セラパークMINOで開催された講演会「くらしを装う~変わるもの変わらないもの」に参加するため。ギャルリ百草のオーナー兼陶芸家の安藤雅信さんと、ミナ・ペルホネンのデザイナー皆川明さんの対談です。二人は近年、年に数回共同制作・展示を行う関係で親しい仲と伺ってます。

 多治見駅から1時間に1本しかないバスに乗って無事に到着し、会場の前の方に空いている席はないかなぁ~と探すと、前から5列目のほぼ中央に空いている席を発見。席に着いて、パンフレットを読んでいると、左隣の二人組の話している声が聞こえてきます。どうやら、制作中の作品について話している模様・・・。あれ、この声どこかで聞いたことがあるような・・・、と話している人の顔を見ると、何と!〇年前まで図書館で学生アルバイトをしていたKさんではないですか!!・・・とはいえ、開演前に声を掛けると、きっとビックリするだろうから、周りの注目を浴びそうだし・・・。

 というわけで、講演会が終了し、上着を着てカバンを持ったところで声を掛けました。予想通り「キャァーッッ!」と悲鳴のような声を上げてビックリしてくれました。良かった、開演前に声を掛けなくて。それにしても、まさか多治見で再会するとはね~。学生時代と変わらない元気な顔を見ることが出来て、嬉しい再会となりました。

 肝心の講演会は、司会の方が学芸員ということもあり、なかなか専門的な内容。NHK「プロフェッショナル・仕事の極意」をふんわり見たレベルでは難しい内容も多かったですが、なかなか楽しかったです。安藤さんは熱く語り、皆川さんはとても穏やかに話す人でした。そして、お互い信頼し合っていることがジワリと伝わり、いい話を聴かせてもらったなぁ、としみじみ思いました。 (き)

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