桑名市博物館の村正展に行ってきました!
普段はいろんな所に所蔵されている村正が一同に集まるこの展示企画!
簡単に言うと村正の同窓会のようなものです。
あ、その前に村正の紹介をしたほうがいいかしら…?
うーんでも有名な刀なので一言でしまおう!
村正とは!「徳川家に災いをもたらすからって家康が嫌った刀で有名だけど家康の遺品から村正の刀が見つかったりしていて、結局どっちなんだ!となっている複雑な刀」です。(長い)
私も今までは「家康が嫌いな刀」という認識でしたが、前に徳川美術館さんに足を運んだ時、村正が展示してあるのをみて「え?家康、村正嫌いなのに遺品として残っているの?」と疑問に思いました。
そんな事実もあってか、徳川家を祟る妖刀云々は後世の創作説の方がちょっと有力みたいですね。
ただ、今回展示してあった刀を見たら、他の武将が持っていた村正の刀は入っている銘(作った人のお名前)が磨り潰されていたり、銘を村正ではなく「村忠」と変えていたりしていたので、「他の武将が持つのを憚られた」という所だけは本当なんじゃないかと(す)は勝手に思っています!
しかし「みんな違ってみんないい」とはまさにこのこと!どの村正もとってもよかったです!約40振りの村正、みんなお疲れ様でした。また機会があったら見たいなあ… (す)
『桑名市博物館紀要』 (桑名市博物館∥編集) (215.6/ク)
『歴史秘話ヒストリア 徳川家康』 (210/レ) (DVD)