2020年10月11日の図書館だより

2020年10月11日(日)

どうやら「巻き爪」の話がリレーされているようなので、私も参加してみましょう。といっても、私の話は人ではなくてネコの巻き爪の話です。わが家で飼っていたネコは、およそ20年生きたご長寿猫でした。うちのネコだけがそうだったのか、あるいはご長寿猫すべてに当てはまるのかはわかりませんが、年を重ねるにつれて不精者となったうちのネコは「爪とぎ」をサボるようになってしまいました。そのまま放っておくと巻き爪となってしまい爪が肉球に食い込むため、母がネコを抱っこして100均で購入した猫用爪切りで爪を切っていました。しかし、母がうっかり爪切りのタイミングを逃すと(わりとよくあった)肉球から血が・・・。その場合は母が泣き叫ぶネコを抱え、爪をカットした後「〇キロン(もちろん人間用)」を肉球に吹き付けて消毒していました。そんな治療でちゃんと全快していたのですから、うちのネコもつくづく頑丈なものです。というわけで、(や)さんも消毒をお忘れなく!

では、先週出したクイズの答え合わせを。どんなクイズだったっけ?・・・と思われた方のために、先週の「図書館だより」を確認しましょう。

コーナー8「秋の図書館ツアーズ」では、『どくろ杯』『地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47都道府県!』の2冊を津島ゆかりの本として紹介していますが、この本以外にも津島ゆかりの本を、あと3冊紹介しています。さて、3冊の本のタイトルはなあんだ??

さて、みなさんは3冊を見つけることができましたか?正解と解説です。
『全国もなかぼん』オガワカオリ/著
藤川町にある河村屋菓子舗さんの「天王祭まつり最中」が掲載されています。巻藁船の提灯部分が「もなか」の皮で見事に完コピ!・・・余談ですが、河村屋菓子舗さんは私の小学校の同級生のご両親が営んでおり、私が子どもの頃によく自転車で通ったお店です。昔から変わらない店構えと、店主ご夫妻の温かな対応に心が和みます。しばらく伺えていませんが、看板犬もご夫妻もお元気でしょうか?
『東海仏像めぐり』田中ひろみ/著
東柳原町にある浄蓮寺の「四天王像」と、米之座町にある西光寺の「地蔵菩薩立像」が掲載されています。著者の田中ひろみさんは、よくこの地域の情報番組にも出られている方なので、ご存知の方も多いかと思います。解説もとてもわかりやすい本です。
『神社とお寺おいしいお詣りスイーツ』大浦春堂/著
あかだ屋清七さんの「あかだくつわ」と津島神社が掲載されています。あかだ屋清七さんHPの「メディアでご紹介いただいた一覧」には、懐かしの「テレビチャンピオン・小学生頭やわらかIQ王2連覇!!」も掲載されています。この話は「わかる人にだけはわかる」懐かしい話かもしれませんが・・・。

ちなみに、POPの中で紹介している本の中では3冊ですが、コーナーに並べている本には、まだまだ津島ゆかりの本があります。興味を持たれた方は探してみてはいかがでしょう。また、コーナーの本についてはボチボチ補充もしていますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします

さて、「旅」がテーマなのに、なぜ津島ゆかりの本を紹介しているのか・・・それは、探しているもの、そして大切なものは意外と近くにあるのかも?・・・というのが、今回のコーナーの裏テーマとなっているからです。コロナ禍の中で、遠くへ出掛けることができなくても、近場で面白いものに出会うことや意外な発見を楽しむことも、またひとつの「旅」と考えることができないかなぁ・・・と思い、津島ゆかりの本もあわせて紹介させて頂きました。と、書いたものの、安全に自由な旅を楽しむことができる日が、一日も早くやって来ることを私も心から願っています。

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