2019年04月05日の図書館だより

2019年04月05日(金)

先週、中学時代からずっと(す)の足の甲に出来ていたガングリオンを抜いてもらいました。
なんかガングリオンって名前だけ聞くといかつくて怖いイメージですが、簡単に説明しますと、体の関節と関節の間にできるゼリー状の塊のようなもので、これが大きくなると神経を圧迫して痛みが出る、といったものです。
手首や指にできることが多いのですが、まれに足の甲などにもできるようで、(す)は足の甲にできました…。

当時はいきなりビー玉ほどの大きさのものが足に出現したのでびっくりしたのですが、結構できる人は多いらしいです。
治療法は至って簡単。注射器で中身を吸い出すか、手術で切って取り出すかの2択。

両方大嫌いな(す)にそんな勇気はなく、先生も「痛みがないならそのままでもいいと思うよ。抜いても9割再発するからね~」と仰っていたので、ずーっと放置してきました。
正座が出来ないことと、履ける靴が限られてくること以外は支障なかったのですが、ここ最近痛みが酷く、しばらく耐えていたのですが、「この痛みにずっと耐えるぐらいなら数秒痛い注射の方がマシなんじゃ?」と注射器で抜いてもらうことを決意。

しかし(す)の考えは甘かったです。
針が、針が、採血のものより、太い…。逃げたくなりましたが先生が足をがっしり掴んでいたため逃げられませんでした…。
「数秒の我慢だ!!」と自分を奮い立たせ、なんとか注射器で吸い取ることに成功。
が、本当の地獄はここからでした。

なんと先生。注射器で抜いたあとのガングリオンを力いっぱいグリグリ押しつぶしてくるではありませんか。こんなの聞いてない。(゜-゜)
あまりの痛みに耐えていると看護師さん。「息してくださいねー」
今の(す)に酸素を吸って二酸化炭素を吐くという高等な技術ができるわけなかろう。
多分残った液体を押しつぶして散らしていたのでしょう。

処置が終わった後、「こんなのが入ってたんだよー」と先生が注射器のプランジャー(ポンプのような所)を押すと透明な寒天のようなものがぶちゅぶちゅ出てきました。
「ひえ!?」と悲鳴をあげつつ、(す)は痛みで放心状態。
「2週間は湿布貼って様子見てね」という先生の声を聞きながらなんとか帰宅しましたが、おかしい。
病院に行く前よりも足が痛い。痛みから解放されると思いきや別の痛みをお持ち帰りしてしまったようです。
当時の(す)だったら絶対耐えられなかっただろうなあ…。再発しないことを祈るばかりです。

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