2018年08月05日の図書館だより

2018年08月05日(日)

 8月1日(水)、久しぶりにグランパスが勝ちました!何と、16試合ぶりです。そんなに勝っていなかったのか!・・・と今さらビックリしましたが、ともあれ勝利はめでたいこと。何とかJ1に踏みとどまってほしい、と心から願っています。涼しくなったら必ずスタジアムへ応援に行くから、それまで何とか頑張ってくれー。

 さて、8月に入りましたね。というわけで、コーナー7では「8月の本」がスタートしました。8月ならではの「冷たいおやつ」の本や、「お盆」の本、山の日にちなんだ「山」の本などを並べています。また、8月4日が「箸の日」でもあり、「橋の日」でもあることから、思い切って二つ並べてみました。「箸」も「橋」も、どちらも気軽に楽しんで頂ければ、と思います。さて「8月の本」で、毎年力を入れているのが「平和について」の本。

 先週も書いたのですが、祖父が書いた自伝は「兵士だった頃」について、かなり詳細に書かれています。徴兵検査を受けた際に「合格」という判を背中に押されて、自分は牛や馬みたいだな、と思った話や、入営したばかりで何も分からない頃に「整理整頓がなっていない」と上官からビンタされた話は、孫である私が読むにはつらい内容です。身近に戦争について語り、書き残してくれた祖父の存在もあり、「8月」は私にとっては特別な月です。「平和について」の本、ぜひ手に取って頂ければと思っています。

 今年の夏はとても暑いですが、先日帰宅するとキッチンの花入れに栗の枝が生けてありました。枝には栗の毬が二つ付いています。「おぉ、栗。こんなに暑いけど、秋みたいだねぇ」と言うと、「うん。暑いけど、秋みたいで良いでしょ?」と返ってきました。うん、すごく良い、と思いました。毎日とても忙しく、季節の変化に鈍感になっていますが、こうして毎日を積み重ねて夏も過ぎていくのでしょう。8月の本が終われば、次は9月の本です。まだ暑い9月となるでしょうが、図書館を訪れた方に少しでも「秋」を感じて頂けるような本を紹介できれば、と思っています。

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