2018年02月27日の図書館だより

2018年02月27日(火)

またもフィギュアスケートの話ですがご容赦ください。

フィギュアスケート女子日本勢は4位と6位。お疲れさまでした。
メダルこそ逃しましたが、両選手ともとても良い演技でした!
坂本花織選手はSP73.18点、宮原知子選手はSP75.94点・FP146.44点でともに自己ベストを更新。
強豪ひしめく世界の大舞台、国を背負って立つプレッシャーの中でのこの結果は大健闘です!

ただロシア勢があまりにも強かった……
なんといってもメドベージェワ選手自身が保持しているSPの世界記録を超え、ザキトワ選手がそれを更に塗り替えての金メダル。
ロシア勢のFPは観られませんでしたが、この点数は驚異的です。カナダ代表のオズモンド選手も凄かったですね。
やはり世界の壁は厚い、ということでしょうか。
しかしまだまだ宮原選手も坂本選手も若い選手です。これから更に伸びてくれることを期待しています!

そして日曜のエキシビジョン、ザキトワ選手と羽生選手はギリギリ生放送で見られました。
ザキトワ選手の衣装凄かった……羽生選手はひたすらに美しかった……
それと、ハビエル・フェルナンデス選手のエキシビジョンをぜひ見てください……面白いですから……!
こういうプログラムがあるからエキシビジョンは面白い!

フィナーレでは羽生選手が(恐らくアイスダンスの選手に)リフトされてましたね。
いつぞやも体格のいい選手の後ろで何とか写真に写ろうとぴょこぴょこしてたら、どこかの選手にリフトされていたような……?
男性が男性をリフトする画、なかなか貴重です。笑

今大会は、開催国が近くオンタイムで見られたので応援にも力が入りました。
Twitterでは同じ競技を見ている人たちの実況が流れてきて、皆で一緒に応援しているような気分になりましたし、その競技の後あたりに「この時のこの演技、良かったから見て!」や「前にこんなこと言ってたよ」、「こういうことがあったよ」などのオススメポイントが列挙されるのも面白い。こうした「共有」がすぐにできるのがSNSの良いところですね。
個人的には「良い演技が出来たらガッツポーズしてもいいんだよ」とコーチに言われた宮原選手がガッツポーズの練習をしていた、というエピソードが可愛すぎました……何この子可愛い……( *ノωノ)

さて、3月9日からはパラリンピック。
パラリンピックはハンデのある人と、それを補う技術の最高峰を決める大会だと思っています。
磨き上げた技術と、それを上手く使う選手の努力の成果が一堂に会する機会。しっかりと見届けたいと思います。

『村主章枝のフィギュアスケート ここがわかればもっとオモシロイ!』 村主 章枝/著 784.6ス
『SNSって面白いの? 何が便利で、何が怖いのか』 草野 真一/著 547.4ク
『ようこそ、障害者スポーツへ パラリンピックを目指すアスリートたち』 伊藤 数子/著 780イ

2018年02月27日(月)


近くで梅の花が咲いていました。

 2月26日と言えば2.26事件が有名ですが、今回もミニコーナー「愛知県出身の戦国武将」つながりの話を。

今回は『信長公記(全)』(B289.1オ)を参考にして、長島一向一揆を津島から桑名までを自動車で地名だけをたどるツアーを考えてみました。このツアーの良いところは、車から降りなくて良い、信号機にある地名を見て歴史を知るという点です。

スタートは信長が陣を構えた場所といわれている市内本町の弘浄寺で始まり、そこから西の155号線に出て愛西市の西保という交差点まで行きます。交差点から458号線の弥富方面に曲がり、国道1号線の尾張大橋を目指します。途中、高速道路高架下の交差点が「海老江」で信長勢に焼き払われた島の地名に登場します。その先のイオンタウンは「五明」、隣のニッケゴルフ場辺りに信長が陣を張ったといわれています。
更にその先の海南病院のある「前ケ須」、橋手前の鍋田川温泉付近の「加路戸」といった地名の場所もかつては島で、海老江と同じく焼き払われています。橋を渡ると長島に入ります。

最初の「殿名(とのめ)」は信長が最終的な陣を張って一揆勢と一番近くまで対峙した場所です。ここから長島城のあった小学校は少し一号線から離れているので割愛し、伊勢大橋を渡って最初の交差点を右折してイオン桑名辺りが折り返し地点となります。

復路は同じ道を使わず多度方面から帰るのがおすすめです。信長軍は大垣へ退却した際、道中で柴田勝家が一揆勢に襲われ負傷しました。私たちはその途中で右折して長良川大橋、立田大橋を経由してスタート地点に戻ります。途中の立田の道の駅近くの小木江城跡の森に気付くと更にポイント高いです。

ページの最初に戻る