2016年08月07日の図書館だより

2016年08月07日(日)

 毎日暑いですね。子どもたちは夏休みのちょうど真ん中くらいでしょうか?大人はひたすら弱っていますが、子どもたちは毎日自転車で図書館に来てくれているようで、その元気さは眩しいかぎりです。

 さて、先週の一週間は夏休みの恒例行事「一日図書館員」が児童カウンターで頑張ってくれていました。日頃は体験しない接客と立ち仕事、さらに1年で一番暑い季節ということもあり、子どもたちにとってはなかなか大変だったと思いますが、夏休みの良い思い出となってくれていれば幸いです。さらに、児童カウンターで子ども達の貸出・返却を温かく見守って下さった利用者の皆さんにもお礼申し上げます。

 ところで、一日図書館員が体験しているのは、実は児童カウンターでの仕事だけではありません。一日図書館員は2グループに分かれて、片方のグループが児童カウンターで頑張っている頃、もう片方のグループは、とある場所にて持参した本にブックカバーをかける作業を体験しているのです。ブックカバーといっても、書店などにある紙のカバーではなく、図書館で本を装備するのに使われる透明なシール状になっているカバー。この図書館では“ブッカーをかける”と呼ばれる作業を、一日図書館員も体験しているのですが、この作業が実は結構難しい!持ってきてくれた本によって難易度が異なるため、担当する職員は子ども達がどんな本を持ってきてくれるのか、実はドキドキしているのです。ハードカバーで単行本サイズの本だと初心者にはオススメなのですが・・・。ともあれ、図書館で働かないかぎりは、おそらく一生出会えない体験だと思います。こちらも良い思い出になってくれていれば、と思います。

さて、この一日図書館員。小学3年生~6年生のお子さんであれば、どなたでも申し込みできます。興味を持たれた方は、是非来年の7月にご応募下さい。お待ちしております。(き)

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