「今日から5月」という書き出しで図書館だよりを書いたのは、最近のように思いますが、あっという間に5月も半ば。ゴールデンウィークの頃は、藤まつりで賑わっていた津島市も、穏やかな日常に戻りました。
藤まつりの頃は、カウンターで道を訊かれることが多かったのですが、方向音痴のため、上手に教えられず冷や汗をかきました。そう、私は方向音痴なのです。まず東西南北が分かりません。「右に行く、左に行く」が精いっぱい。「東をずーっと」とか「北を背に」なんて、チンプンカンプン。
自分で出掛ける時には、沢山の地図を印刷し、図書館で『るるぶ』も借りて出掛けます。それでも勿論迷います。慎重な性格なので、最悪の想定をし、広い範囲の地図を持ち歩いているにも関わらず、迷います。こんなに沢山の地図を持ち歩いてるのに、自分が現在いる場所の地図は、何故か手元にありません。
つい最近も、やらかしてしまいました。普段、よく行く温泉に入る前に、八重桜を見てこよう、という話になり、歩き出しました。八重桜はとっても綺麗でした。穴場だったので人も少なめ。「キレイ」を連呼し、さて温泉に行こう、と歩き出したのですが、何故か、行けども行けども山。「熊出没」の看板に恐怖を感じながら、歩くこと2時間。何とか駐車場に戻れたものの、残念ながら、本来の目的だった温泉に入る時間はなくなってしまいました。慣れた場所であっても油断は出来ませんね。森でくまさんに遭わなかったので、まぁ良かったけれど。 (き)