本日、図書館にて郷土史講座「目で見る海部地域の自然災害」を行いました。
内容は、近代海部地域において社会的にも大きな影響を及ぼした6つの災害を取り上げ、古写真や資料を紹介しながら概観したものです。
①濃尾大震災(1891) 活断層型地震
②鵜多須切れ(1897) 佐屋川(木曽川支流)決壊
③大正の大水害(1912) 日光川決壊
④東南海地震(1944) 南海トラフ地震
⑤伊勢湾台風(1959) 海岸堤防決壊
⑥36年6月豪雨(1961) 中小河川の氾濫
とりわけ⑤⑥については、ここ数年来、経験された方々から多数の写真や資料をお借りし、当時の状況が詳細に判るようになりました。
今後も地域の方々と協力して資料を収集し、当館からさまざまな情報を発信できるよう努力したいと思います。
ところで、当館では『津島市立図書館120年史』を今秋発行する予定です。
現在は図書館に関連する事項を収集整理していますが、年代によって資料のバラツキが大きく、極めて大変な仕事であることを痛感しております…。
もし過去の津島図書館に関連する資料や思い出などがありましたら、ぜひご教示ください。(園)