2021年12月19日の図書館だより

2021年12月19日(日)

先週の「図書館だより」には、暖かい日が続いていると書いたのですが、世界はくるりとひっくり返ってしまったようです。一昨日の夜、そして昨日の朝は雪となりました。(い)さんと同じく私も昨日は出勤日でした。早番なので内心とてもビビッていましたが、雪はちらついていたものの道路は凍結することなく、いつも通りに車を運転して出勤できたのでホッとしました。

さて、今回の「図書館だより」も告知オンリーとなります。今回は、先週の「追悼2021」に続いて、もうひとつのコーナー8「賞タイムへようこそ。」の裏話を。

「賞タイムへようこそ。」は簡単に説明すると、過去数年の文学賞受賞作品を集めたコーナーです。タイトルはこちらにも書きましたが、今年大活躍したメジャーリーガー・大谷翔平選手にあやかって命名をさせて頂きました。私は長年のサッカーファンですが、人に驚かれるレベルで野球については疎い人です。そんな私でも、名前も、活躍ぶりも知っている数少ない野球選手・・・ということは、大谷選手は真のスーパースターってことですね。ともあれ、気軽に本を手に取って頂ければ嬉しいかぎりです。

実は、私個人としては「〇〇賞を取った作品だから読む」という感覚は殆どないため、これまで自分が読むにあたっては文学賞というものを注目したことがありませんでした。しかし、今年の秋にNHK・BSプレミアムで放送されていた「決戦!タイムリミット 芥川賞・直木賞の舞台裏」を観てみたら、とても面白かったのです。ノミネート作が発表されてから受賞作発表までの1か月間の出版社、作家、印刷会社、製本会社、書店の皆さんが本にかける熱い思いが伝わり、グッときてしまったのです。そこで、「んー、そういや文学賞ってコーナーでは特集したことがないかも?」と思い立ち、(さらに他の文学賞作品も追加して)今回のコーナー完成と相成りました(パチパチパチパチ)。

そういえば、数日前に第166回芥川賞・直木賞候補作の発表がありましたね。1月19日の発表前に過去受賞作を読んでみるのも面白いかもしれません。ただ、ひとつお断りがありまして・・・過去の受賞作のうち予約件数が多いものについては(おそらくコーナーが終了する2月末まで、貸出可能となることはないかと思いましたので)、コーナーには入れていません。予めご了承ください。「予約本の順番がまわってくるまではまだまだ時間がかかるなぁ~」とお嘆きの方も、コーナーを覗いて頂ければ、思いがけない傑作との出会いがあるかもしれません・・・と、なぜ今回こんなにも私が珍しく宣伝に熱心なのかというと・・・(ここからが本当の裏話となりますが)実はボーっとしていたら、うっかり本を集め過ぎてしまい(過去5年分を集めたつもりだったのに、6年分集めてしまったのです)、コーナーに並びきらないほどストック本がたっぷりとあるのです。というわけで、どんどん借りて頂けると助かります!!ちなみに今なら年末年始のお休みを挟むので、3週間借りられますよ~。

来週の「図書館だより」は年内ラストとなりますね。まだ年賀状一枚も書いていないのに・・・。

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