2018年04月15日の図書館だより

2018年04月15日(日)

 4月が早くも折り返し地点を迎えようとしています。3月末頃に非常に慌ただしかったので、とりあえず10日間はのんびりしよう、と心に決めてから15日経っていた、というのが実感です。そろそろ、ギアを変えてスピードを上げなくてはいけませんね。。

 少し遅れてしまいましたが、図書館から大切なお知らせがあります。4月から相互貸借本(津島市立図書館以外の図書館からお借りした本)の運用ルールを変更させて頂きました。

大きな変更点は2点。
①相互貸借本のブックポストへの返却はお断りさせて頂くこととなりました。窓口での返却をお願いします。
②相互貸借本は、1冊ずつ津島市立図書館で用意した袋に入れて貸出をします。返却の際も、この袋に入れてお返し下さい。

 相互貸借本は、他の図書館の大切な資料です。もちろん、津島市立図書館の本も大切に扱って頂きたいのですが、相互貸借本はより大切に扱って頂くようお願いしたく、4月から運用ルール変更の運びとなりました。ブックポストでの返却が出来なくなることなど不便をお掛けしますが、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

 さて、4月のミニコーナー「radio star」について書きます。ポップに書いてあるのは、The Bugglesが1979年に発表した「Video Killed The Radio Star(邦題:ラジオスターの悲劇)」の歌詞の一部です。この曲は、MTVで最初に放送されたビデオクリップとしても知られており、曲を耳にすると「あぁ、あの曲」と気づく方も多いかと思います。歌詞を簡単に紹介すると以下のようなものです。

 1952年、僕は電波に乗ったあなたを聴いた。
 寝転んであなたの放送に一心にダイアルを合わせていた。
 僕が若かった時は、あなたは止むことなく伝わってきた。
 (中略)
 ビデオがラジオスターを殺してしまった。
 映像の群れが来て、あなたを殺してしまった。
 僕らは巻き戻せない。
 余りにも遠くへ来てしまった。

 この曲が発表された頃は、もうラジオの時代は終わりで、これからは映像の時代がやって来る・・・と言われていました。しかし、今でもラジオはありますよね!終わってないですよね。さらに言ってしまえば、ラジオを聴く人の数は昔に比べると減ったとしても、人とラジオの距離はより密接になったように思います(2016年に発表された佐藤多佳子さんの『明るい夜に出かけて』を読んだ時に思いました)。

この曲の歌詞を、あえて「図書館」という場で紹介したのは、「読書離れ」と言われている現在ですが、逆にこれから人にとって本がより身近な存在となる時代が来るのではないか、と思ったからです。もちろん私も含めて本に携わる者が、これまで以上に努力を重ねることが必要となることは言うまでもないことですが。

 本もサッカーもアートも大好きですが、洋楽もかなり好きで良く聴いています。私は、自分のことを「好きなものが沢山あって幸せな人間だなぁ」と、いつも思っています。さて、来週はその中の一つ、サッカーについて熱く語りたいと思います。そう、「電撃解任」についてです。

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