先週金曜の日経新聞「私の履歴書」で、某通販大手元社長の髙田明さんの話が掲載されていました。
カメラがまだフィルムが主流の頃、フィルムの現像やプリントサービスの値下げ競争に激化し、更なる大手参入により商売が難しい時期があったそうです。その時に取った対抗策としてスピード仕上げですぐ渡せるサービスに着目し、最新機械を導入して方向転換を図り業績を上げたという話がありました。
この話を読んでふと昔、津島駅構内に当日プリントしてくれる写真屋さんがあったのを思い出しました。店の場所が確か駅の改札を入って正面のトイレ出入り口手前辺りに店を構えて〝当日受け取りで夕方までにお渡し〟とかいう文句が看板に書いてあったのをおぼろげながら憶えています。
まだ当時は当日現像・プリントは珍しい時代で、数日~1週間待つのが普通でした。小学生の夏休みの頃、ちょうど自由研究に使う写真がすぐほしくて、その店に持って行った事があります。通常のプリントよりも割高だった様な気がしましたが、その日に受け取れるというのはとても魅力的でした。
今も津島駅の階段手前を通ると、昔ここにあったんだなあと、見ると結構狭い敷地をみて思い出します。当時はまだ津島駅にお店がいろいろあって賑やかでした。
この文章を書いていたらその頃を思い出してしまいましたね。名鉄パレが懐かしいです。