先週の土曜日に雨の中、「秋季特別展・天璋院篤姫と皇女和宮」を観るために徳川美術館へ行ってきました。
美術館へ出掛けた時には手荷物は少なくしたいので、いつも無料のコインロッカーを利用するようにしています。コインロッカー用のコインを貸してくれる美術館も多いのですが、徳川美術館は100円入れてから返金されるタイプ。
というわけで、いつものように空いているロッカーを探していると、地面に小さなビニール袋に入った紙片が落ちていました。ん、何だろ?と思って拾ってみると・・・、何と、明日の日付の名古屋~東京の新幹線指定席切符!わ、大変だ、と受付の方に届けたものの、落とし主の方がロッカーの前で落としたことに気付くかなぁ、とか、新幹線に乗ろうとしてから切符がないことに気付いてと焦るのではないか、とか色々心配になってしまいました。そして今も、無事に落とし主に届いたのか気になっています。
肝心の展示は、刺繍の繊細さといい、お道具の塗りの美しさといい、本当に豪華で素敵でしたが、豪華で煌びやかなものゆえの淋しさを感じました。ちなみに、私が最終回まで観た数少ない大河ドラマの一つが「篤姫」です。それほど歴史に興味がない私でもしっかり楽しめる展示でしたので、興味のある方は是非足を運んでみてくださいね。
そういえば、「篤姫」で最年少主演を務めた宮崎あおいさんと、実父・島津忠剛を演じた長塚京三さんが、またも親子役で共演した「眩(くらら)」が先週放送されましたね。今度は、葛飾北斎・応為親子です。朝井まかてさんの小説は大好きで、なかでも『眩』は本当に素晴らしかった!というわけで、録画したドラマをじっくり観るのが、今から楽しみです。