先の日曜日、大人のための上映会『父の詫び状』へたくさんの方々にお集まりいただき、ありがとうございました。
当日は予想を大きく超える80人超の方々にお越しいただき、一部の方に席をお待たせする事態となり申し訳ありませんでした。
(上映会で80人超えというと、あの『おくりびと』を上映したときと同じか迫る勢いです)
上映権つきのものには限りがあるため毎回選定には悩みますが、映像作品を通して少しでも本の世界へ親しんでいただければと思います。
さて、いよいよ夏休みも終わりですね。
今年の夏はネズミ―シーに行っていないこともあり、特に遠出もなく終わりました。
今月初めにちょろっと岐阜まで行ってきたのが、遠出と言えば遠出でしょうか。
(お目当てのイベントに参加して後はササっと帰るだけ…という、観光もへったくれもないものですが)
帰りがけに遅めのランチで入った、豚肉料理専門店で食べたカツ丼が美味しかったです(´ω`)
『父の詫び状』(914・ドラマの原作になった向田邦子氏のエッセイ)
『納棺夫日記』(B913.6・『おくりびと』原案)
『るるぶ岐阜』『岐阜信長歴史読本(改訂版)』
今日は早朝に雨が降りましたが、日中はいいお天気になりましたね。
ここのところ崩れがちだった天気も、これから持ち直してくるようです。
やったー!これで雨の心配をしないでお洗濯ができるぞー!
雨といえば、今年の夏は雨で気温が低い日が多かったようで、冷夏だと言われていますね。
具体的には何度から冷夏なんでしょう?
調べてみると、30年程度の「6~8月の平均気温」より0.2~4度低くなると冷夏だそうです。
確かに台風5号が長く居座ったこともあって、全国的に気温が低い日が多かったような気がしますが……そんなに低かったのかなぁ。気温が低くても湿気が酷く、べたついた暑さがありましたからそう思うんでしょうか。
それでも今年は比較的過ごしやすかったような気がします。
しかし過ごしやすいからといって歓迎されないのが冷夏。
冷夏だと日照不足でお野菜の育成にも影響が出るし、経済活動が鈍るんだそうです。
確かに涼しいとアイスとかかき氷とかエアコンとか、暑い時の必須アイテムから足が遠のきますね。
関東では21日連続で雨が降ったそうですよ。長雨が続くと外に出るのも億劫ですよね……
はっ、そういえば今年は梅雨が微妙な雨の降り具合だった記憶が。
もしかして6月じゃなくて今が梅雨なのでは…?
『夏を涼しく暮らす188のルール』 590ナ
『都市型集中豪雨はなぜ起こる?』三上岳彦/著 451.6ミ
『コンビニでは、なぜ8月におでんを売り始めたのか』石川勝敏/著 673.2イ(神守分室)
今月の中旬、新しいDVDが30点以上入りました。
邦画、洋画、アニメだけでなく落語や『ヒレをもらったイルカ』といったドキュメントもあります。他にも『動物の赤ちゃん』の様な親子で楽しめる作品もありますので是非ご覧ください。
全体としては『ミッフィーとおともだち』や『かいけつゾロリまもるぜ!きょうりゅうのたまご』といった児童が楽しめる作品が多いです。児童の作品はどれも人気が高いので予約がおススメです。
一般向けですとおすすめしたいのは洋画『アマデウス』です。
モーツァルトの生涯を宮廷音楽家サリエリの視点で回想するお話ですが、モーツァルトの今までになかった発想の音楽に対する衝撃、その天才の壁を越えることができず苦しむサリエリの様子が嫉妬心あらわに描かれています。また、劇中で披露されるモーツァルトの豪華な演劇が堪能できるのもこの映画の見所です。
2時間以上の大作ですが、見ごたえのある満足度の高い作品だと思いますので是非ご覧いただければと思います。
先日新聞を読んでいた時に、書店が地域に一つもない「書店ゼロ自治体」が増えているという記事が目に留まりました。今や全国の自治体・行政区の2割強が「書店ゼロ」になっているそうです。
考えてみると、私が子どもの頃には自転車で行ける範囲に小さな書店がいくつかありました。津島神社の横にあった図書館旧館もよく利用しましたが、いつも図書館の帰りには途中にあった書店にも寄っていた記憶があります。
子ども一人が自転車で移動ができる範囲に、図書館と書店があったなんて「幸せな子ども」だったんだなぁ、と大人になった今改めて実感しています。「これ」という目的を決めずに、一人でぼんやりと背表紙を眺めていた時間・・・。あの時間は戻ってこないけれど、宝物だったと思います。本を読めば、どこへでも、どの時代へも行くことが出来たし、たくさんの人と出会うことも出来ました。知らない世界への入口は、やはり本だったように思います。その「入口」が減っているかと思うと、とても寂しく思います。
さて、「本で旅する。」のコーナーがスタートして早くも2週間が経ちました。沢山の方にご利用頂いて、非常に嬉しく思っています。後からコツコツと補充した本も含めて、現在430冊ほどが並んでいます。皆さんと本の出会いがありますよう、心から願っております。
ところで、先週の図書館だよりで書いた本田圭佑選手!見事にメキシコリーグ・デビュー戦でゴールを決めました。「図書館だより」で書いた選手が活躍するなら、これから毎回書いてみようかな、と思ってしまいました。8月31日の代表戦が楽しみです。
以前も図書館だよりに書いたことがありますが、また車を運転中に大きな道路をカメが横断しているところを目撃しました。
幸い、私が遭遇した時は道路の真ん中あたりを歩いていたので、少し左に寄って避けることができましたが・・・。
車がビュンビュン通る道路なので、その後がとっても気になりつつ職場に向かいました。
無事に横断できていることを祈ります。
しかし、カメというとゆっくり歩くイメージがありますが、迫りくる車に危機感を察知しているのか、予想外に早かったです!
必死に早歩きする姿を見て、なんだかいとおしさを感じました。
『カメの文化誌』ピーター・ヤング/著 柏書房 487.9ヤ
『カメ 選び方・育て方』安斉 裕司/著 立風書房 666.7ア
『リクガメ』海老沼 剛/著 誠文堂新光社 666.7エ
『カメを飼ってみよう』内田 至/著 さ・え・ら書房 K666ウ
8月を振り返ってみて一番の衝撃は、テニプリの跡部様がバレンタインチョコ獲得ランキングで3位だったことです。王国への納税が足りなかった…っ!(一部にしか伝わらない)
と、前置きはここまでにしておいて!
なんだか最近昔のアニメの再リメイクや続編が多いですね。
セーラームーンにCCさくらに最遊記に魔法陣グルグルに封神演義…
ここは90年代かな??と錯覚してしまいそうになります。
と、書いていて一つ思い出しました、数ヶ月前、(す)に年齢詐称疑惑が浮上したのですよ!
原因は、知っているアニメや漫画が古すぎるっ!ということ。
そ、そんなことないと思うけどなあ…と知っているものをピックアップしていくと、確かに90年代がちらほら…
タッチとかうる星やつらとか、ナディアにアラレちゃん…etc.
で、でもこの辺りは大人気ですからよくアニメの再放送とかやっていたじゃないですか!
あとレンタルビデオ屋さんがあっちこっちに出始めたころだと思うので、レンタルで借りて知っているのではないかなと…。
な、なので年齢詐称ではないですよ!!
あと一人っ子で鍵っ子だったので家ですることと言えば、本を読むかテレビを見るか絵を描くかぐらいだったのも影響しているのかな?と一人で分析してみたり。
なんだかファッションといいアニメといい、時代は繰り返すというか、要するに新しいことしても、廃れるのが早いから昔のものをまた流行らせるなり、リメイクするなりでお金と話題性を頂こうという魂胆?……とか考えてしまう(す)は心が汚れている…
ちょっと洗ってきます。
『ひとりっ子の取扱説明書』(神守)
『日経TRENDY』(雑誌)
中央のコーナーが「サラホン」から「本で旅する。」に変わりました。
「サラホン」開始当初から、お仕事小説を話題に何か書くつもりでいたのですが。
「あれも書きたい」「このことも書こうか」などとどう書こうか迷い、イベントの話題などでお茶を濁しているうちに、延長された期間も終わってしまいました……
なのでとっても今更ではありますが、やっぱり少しだけ紹介しておこうかなと思います。
一番は決めきれませんが、とても印象に残っていて好きなのが大崎さんの『クローバー・レイン』。
印象に残っているといっても主人公の名前もうろ覚えになっていますが(汗)、とにかくストーリーがよかったのと、営業の王子くんが気に入って「彼が主人公の作品が読みたい!」とずっと言っておりますw
(読了後に書いた図書館だよりでのおすすめ文にも書いていたw)
それから、2カ月ほど前の図書館だよりでご紹介した辻村深月さんの『東京會舘とわたし』(上・下)もそうですね。
プロフェッショナルな人々の仕事の様子もたくさん描かれていて、ぜひ訪れてみたいと思いました。
東京會舘と言えば、旧館にあったシャンデリアが明治村に移設されているというエピソードが出てきます。
読み終わったあと、「どこに展示されているんだろう?」と謎解きをしながら村内ガイドなどを参考に探してみましたが、それらしいのは見つけられず。
通りかかったガイドの方(学芸員さんだったかな?)に訊ねてみたところ、「確かに明治村で保管はしていますが、現時点で展示はされておらず予定もない」とのことだそうで…残念です…(´・ω・`)
…と書いていたら、お仕事小説の話から旅っぽい(?)話に変わりましたね。
次こそコーナーが変わらないうちに、今度は旅の話も書こうと思います。
『博物館明治村ガイドブック』『明治村への招待』
先週の土曜日、ブラタモリの夏休みSPが放送されましたね。タモリさんが全国各地をお散歩して回る、この番組の原点が埼玉県の長瀞にあったとは……!
タモリさんといえば、長きにわたり生放送で司会を務めてきた「笑っていいとも!」ですが、Goは「ブラタモリ」と、深夜に放送されている「タモリ倶楽部」が好きです。
タモリさんの番組なのに進行をゲストが行なったり、深夜帯ならではのマニアックなテーマを取り上げたりと、良い意味で適当に、自由に楽しんでいるのが伝わってきて、観ている方も楽しくなってくるんですよね。
「タモリ倶楽部」も実は34年も続いている長寿番組です。そしてつい先日知ったのですが、「タモリ倶楽部」の放送開始日は「笑っていいとも!」が始まった4日後だったそうです。
長寿番組をいくつも抱えているのに飄々としているタモリさん、いつどこでリフレッシュしているのでしょうか……
本日22日は、そんなタモリさんのお誕生日です。今年で御年72歳。
いくつになっても好奇心旺盛なのは素敵だなぁ。私もこんな歳の取り方をしていきたいと思います。
『ブラタモリ 1』NHK「ブラタモリ」制作班 291.0フ1
『タモリ・ウッチャンナンチャンの世紀末クイズ』「笑っていいとも!」/編 798タ
『タモリ : 芸能史上、永遠に謎の人物』 779.9タ(神島田分室)
『よい子への道』は閉架書庫にあります。
天候不順な日が続きました。海などの行楽地は人が少なかった様で、夏休みが消化不良気味の子が多いのではないでしょうか。
先週、神守分室を担当しました。
書棚の整理をしていると、おかべりかさんの『おばけやさん』(913.6/オ)という本が立て掛けてありました。おかべりかさんと言えば、児童書や絵本等で漫画や挿絵を描かれていた方で、先月亡くなった事を新聞で知りました。
何年か前、児童室で絵本を整理していた時、絵本の終わりに近い棚に『よい子への道』(E/ヨオ)という少し厚めの絵本を見掛けました。
数ページほどパラパラと読んで、絵本より漫画に近い絵柄に親しみを感じ、著者の作品にまたどこかで会えればと思い名前をメモしておいた記憶があります。
話の本筋を読まなくて挿絵だけでも十分楽しめるのが良いですね。
立て掛けてある本は第6巻でしたが、去年の6月出版の本ですので新品みたいにきれいです。私自身あまり詳しくは知らない作家さんですが、大人でも楽しめる図書だと思うので是非読んでみてください。
では、前回と前々回の図書館だよりで予告したように、サッカー界の移籍ラッシュについてお話します。2週間も書き逃していたら、何と新シーズンが開幕してしまいました!時すでに遅し、という気もしますが、今シーズンの最大のサプライズはやはりネイマール選手のパリSG移籍。その移籍金は、過去最高額の2倍以上に相当する2億2200万ユーロ、日本円で約290億円!モノすごい金額となっています。開幕戦で見事にゴールを決めたネイマールは、これから自分の価値を証明し続けることができるのか、楽しみにしたいと思います。
ところで、この移籍金。サッカーに詳しくない人は、ネイマール選手が凄い大金を手にした、と思うようですが、実は選手の取り分はゼロ。選手に支払われるのではなく、移籍元のクラブ及び、その選手を育成したクラブに支払われるお金なので、移籍金というより、違約金に近いものです。また欧州サッカー界では、移籍期間が年に2回設けられていて、原則として夏の3ヶ月、冬の1ヶ月の決められた期間に選手は移籍します。移籍市場はクローズする寸前まで激しく動くので、今年も8月31日の期限までサッカーファンはやきもきする毎日を過ごします。
さて話を戻して、バルセロナのファンではない私ですが、ネイマール選手が移籍するとは思っていませんでした。しかし、よく考えてみるとメッシがいる限り、ネイマールはずっと「10番」付けられないのですね。とはいえ、バルササポでもない私から見ても、メッシ・スアレス・ネイマールのどこからでも点が取れて凄いチームだなぁ、と思っていたので、もう観られないかと思うと少し寂しいです。先日バルセロナでテロがあり、心配なことも多々ありますが、見ごたえのある良いシーズンとなりますように。重ねて、テロで亡くなった方の冥福をお祈り申し上げます。
ところで、新シーズンはW杯イヤーに当たるため、日本代表の選手はあまり動かない中で本田圭佑選手がメキシコリーグ・パチューカに移籍しました。メキシコリーグといえば、気になるのが標高の高さ。ほとんどのチームが1500m以上の高地を拠点としており、外国から移籍してきた選手にとって高地への順応が大きな課題となっています。名古屋グランパスに18歳で入団した会見をリアルタイムで観た私としては、今は肉離れで離脱しているものの、立派に活躍する姿を期待しています。8月31日は日本代表の大切な試合もありますし、これからの季節はサッカー観戦をしっかり楽しみたいと思っています。そのためには、仕事を頑張って進めて時間を作らなくては!
お盆も明け、8月も残り2週間弱となりました。
過ぎてみるとあっという間ですね。
今年は雨が多く、なんだかすっきりしない天気が続いていますが、夜、家で過ごしているとどこからか花火の音が聞こえてくることがあって、夏だなあと感じます。
先日、出掛ける途中で花火に遭遇し、車の中から数分観ることができて晴れやかな気分になりました。
やっぱり、花火はいいですね~!
混雑を考えるとなかなか重い腰が上がりませんが、いつか大きな花火大会に行くのが夢です。
・・・と、何年か前の図書館だよりにも書いた気がします・・・。
間近で見る花火は迫力があってきれいだろうなあ。
今年は諦めるとして、また来年以降の楽しみにとっておこうと思います。
『花火の事典』新井充/監修 東京堂出版 575.9ハ
『日本の花火はなぜ世界一なのか?』泉谷 玄作/[著] 講談社 575.9イ
『少年たちは花火を横から見たかった』岩井 俊二/著 KADOKAWA B913.6イ
この前初めてミュージカルの先行チケット抽選に参加しました。
参加といってもネットで行きたい日付と午前の部、午後の部を選ぶだけなのですけれど(^-^;
先週結果が出ましてね、ふふ…4公演分応募して全て「チケットを御用意することができませんでした」でしたよ……
でもまあ、正直無理だろうなとは思っていました。
何せ私が行きたい公演は、凄い人気の俳優さんが出るのです。その方が出るだけでチケットは数秒で完売するレベルです。
今回のチケットの倍率もおぞましい数値なので、ダメでもともと!という気持ちで応募したので別にそんな悲しんでなんて…、なんて、な゛ん゛て゛な゛い゛!!(号泣)
すみません、取り乱しました。
おかしいな、会員限定の先行抽選で公演日数も比較的多いのに、Twitterでの当落結果を眺めていると全て落ちた人か全て当たった人の二通りが圧倒的らしく、「厳選なる抽選の結果」とは一体…?
しかも結果発表から数分でもう既にチケットの転売が…!!
おのれ転売屋、許すまじ!!
全てに置いてですけど、どうして転売屋はいなくならないのでしょうか…(買う人がいるから)
そしてどうして転売屋はチケットを当てることができるのでしょうか…(これはわからない)
ああ、一度でいいから行きたいな……。図書館だよりのネタにもなるs…ごほんごほん!
『魅惑のミュージカル鑑賞入門』(中島 薫∥監修) (775.4/ミ)
『知識ゼロからのミュージカル入門』(塩田/明弘∥監修) (775.4/チ)
『ダ・ヴィンチ 2016年3月号』(雑誌)
世間ではお盆休みですが、本日も図書館は開館しております。
お盆をテーマにした本も入口側のコーナー7で特集していますので、どうぞご利用くださいね。
ところで、お盆を7月に行う地域もあるようですね。
調べてみましたら、新盆が7月で旧盆が8月なんだそうです。
私の知る限りお盆は8月だよ、という知人ばかりなのですが、7月にお盆を行うのはどのあたりなんでしょう。
お盆休みも7月だったりするのかな……
また、仏教と神道ではお盆に行うことも違うようです。
亡くなった人が帰ってくる、というところは共通でも、行う事は宗教的にも地域的にも様々なんだとか。
提灯を飾ったり、精霊流しを行うのは仏教流なんですって。
子供の頃、8月になるときらきら光るきれいな提灯を組み立てていたのを思い出します。
お盆もそうですが、8月になると原爆忌や終戦記念日(今日ですね)があって、亡くなった人のことを考える機会が増えますね。
夏はGoの好きなアーティストの命日があるので、友人と存命当時の話をしたり曲を聴いたりして思いを馳せることが多いです。
お墓参りに行ったりはできないけれど、青空を見るとふと思い出して感傷に浸ったりしてしまいますね……
暑い夏の似合う人でした。
今年も晴れて良かったなぁ。
『彼女の命日』新津 きよみ/著 913.6ニ(神守分室)
『ナガサキのおばあちゃん』高橋 克雄/作 K913タ
『終戦のエンペラー』(DVD)
エアコンの効いた車から外に出ると一瞬で眼鏡が曇ってしまいました。その反対に、暑い外から急に涼しい図書館に入ると体中から汗がだらだら出てきます。それだけ外との寒暖差が激しいという事でしょうね。
15日は終戦記念日ですね。戦争を体験した人も毎年少なくなってきています。そういう意味で後世に伝える本は大事です。子ども向けですと絵本や漫画がありますが、これもまた時代と共に移り変わります。少し前『あとかたの街』という漫画本を読みました。名古屋が舞台の主人公が中学生くらい女の子で、戦争中ので配給、軍事訓練、妹の疎開など翻弄されていく様子がリアルに描かれています。
少し前に新聞で紹介されていたので一度読んで見たかった本ですが、『はだしのゲン』とはまた違った戦争の伝え方や表現方法による戦争漫画だなあと思いました。
皆さん、見ていたただいたでしょうか?本日、図書館ホームページ内で更新された「サラメシ舞台裏日誌特別編・その後の物語」!!7月23日(日)に最終回となった「舞台裏日誌」ですが、その後について報告するため、久しぶりに日誌を書いてみました。「図書館だより」と合わせて楽しんで頂ければ幸いです。
さて、先週の11日(金)に、新コーナー「本で旅する。」がスタートしました。旅にまつわる本を、ガイドブック、エッセイや紀行文、小説、写真集、ノンフィクションなど、あらゆるジャンルから集めて並べています。今回の展示は、先月放送された「サラメシ」でも紹介して頂きましたが、旅についての本を探している17人の質問に答える形で展示しています。新たな試みですが、楽しんで頂けると幸いです。また、展示を見た方のご意見・ご感想、ご質問などもお待ちしております。
「本で旅する。」の原稿を書いている時に、「旅」と「本」には、日常から離れて「ここではないどこか」へ連れていってくれるという共通点があることに、ふと気づきました。「日常」ももちろん大切ですし、かけがえのないものだと思っていますが、「旅」も「本」も、まだ見たことのない世界を見せてくれる存在であり、だから私にとって必要であり大切なのかな、と思います。実際には、なかなか思うようには旅に出られませんが、せめて本の世界では自由を満喫したいと思う毎日です。
おっと、コーナーについて書いていたら、前回の図書館だよりで予告したサッカー界の移籍ラッシュについて書くスペースがなくなってしまいました。というわけで、来週こそ必ず書きますので、少しだけお待ち下さい。