昨年12月に行われたノーベル賞授賞式典に「先約があるため」欠席したボブ・ディランが、ようやく文学賞を受け取ったとのニュースを耳にしました。
ボブ・ディランと聞くと思い出すのが、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(778ア)のエンディングソングに使われていた「風に吹かれて」。
ボブ・ディランの渋い歌声と曲調が映画の雰囲気によく合っていて、「いい曲だなあ」と思ったことを覚えています。
ボブ・ディランの名前を知ったのはいつだったかな?と考えてみたら、ガロの「学生街の喫茶店」が初めてかもしれません。
よくテレビの歌番組で懐メロ特集があると流れてくる、アレです。
歌詞の中に「君とよくこの店に来たものさ~(中略)~片隅できいていたボブ・ディラン」と名前が出てきて、とても印象的ですよね。
当時の若者の文化や郷愁を感じられる好きな曲です。
そうそう、今は解散していますが、私の好きなバンドのギターボーカルの方(日本人)がボブ・ディランに似ているとよく言われる、と雑誌か何かの記事で見たことがあります。
当時、ボブ・ディランの顔を知らなかったのでネットで調べてみたら、確かによく似ていました。
顔が似ていると声も似ているのでは?と思いきや、ボブ・ディランの歌声とは全く似ていないのですがね・・・。
と、このようにボブ・ディランご本人については全然詳しくありませんが、当館にもCDアルバムを所蔵しているので、まずはじっくり聞いてみたいと思います。
『グレイテスト・ヒッツ(CD)』vol.1、2 ボブ・ディラン/演奏 211テ
『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂 幸太郎/著 東京創元社 913.6イ
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(←章の扉絵にボブ・ディランの名前と姿のようなものが描かれています) 村上 春樹/著 新潮社 913.6ム