2016年09月05日の図書館だより

2016年09月05(月)

 今朝のテレビで、東京の孤島をドローンで撮影している様子を見ました。昨年、『ドローンのすべて』(538.6/ト)や『ドローンの衝撃』(538.6/ハ)の本が出るほど話題になった〝ドローン〟。お店で実演品を見たことがありますが、どうも身近に感じないので自然と興味は遠ざかります。
それと反対に、最近になって興味が出てきたのが電子書籍です。先週、あらためて電子書籍を体験してイメージが変わりました。

今まで店頭で2、3ページの触り程度の体験はしましたが、今回はー冊の本を初めて最初から最後まで読みました。感覚として一冊の本を読むと言うよりは、バラバラに分解した冊子を一枚一枚読んでいる様な感じです。

今では当たり前ですが、指先で拡大縮小が出来るのが一番便利で特徴的です。ただ2ページに渡る見開きを見ようとすると、紙媒体に比べ、やり方が分かりにくかったりするのが欠点かもしれません。デジタルは基本的にいちいち指示が必要となるので、フィーリングが通用しないもどかしさがありますね。

近年は、本も雑誌も電子書籍との同時発売が多く、最新号の雑誌が売り切れの心配なく買えるようになりました。また、たくさん買ってもかさばらないのも特徴で、利点は今後も増えそうです。
そのかわり、最近、紙媒体から電子書籍一本にしぼる傾向が増えてきており、書店で陽の目を見ない書籍が出つつあるのも確かです。書店で本を発見する楽しみが減るのでそれだけはやめてほしいですね。 (伊)

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