昨日3月19日(土)、神守公民館にあった図書館分室は、移転準備のため閉室しました。
この分室は昭和53年(1978)4月22日に開室式を行っており、すでに38年間の歴史があります。
神守分室は、この地域の主婦の方々が昭和45年(1970)頃から熱心な活動を続け、
翌46年から神守中学校の一室を間借りし、運営を始めたのが始まりです。
当初、主婦の方々は本の運搬から貸出返却手続きまで、全ての手続きを行っていました。
こうした献身的な活動は広く知られるようになり、ついに昭和53年、市は公民館新築と共に分室を設置しました。
分室には図書館職員が派遣されましたが、その後も長く主婦の方々が運営に携わっていたとのこと。
地域に根ざした図書館運動の典型例だったようです。
この度、こうした歴史に区切りが付けられることになりましたが、
4月1日からは市東部の「津島市生涯学習センター」内へ神守分室を移転します。
新たな歴史の始まりになるよう努力いたしますので、今後ともどうぞご利用ください。(園)