物置を整理したらちょっと面白い雑誌が出てきました。昭和の『小学三年生』お正月号。
お正月号はいつもより付録がいっぱい入っているので、当時はわくわくして買ってその後大事に奥にしまい込んだのだろうと思います。
載っている特集は、“百恵ちゃんの・・・”とか“アグネス・チャンの・・・”など。
「懐かしい」と言うより「古い」という印象です。中身を見るとドラえもんの漫画、ゴレンジャー、プロ野球と男の向けの内容が多く、それに対し女の子向けは、占い、少女漫画風の怖いお話と男の子に対し割合が少ないです。
読んでいて気付いた事は、野球や相撲の記事はあるのに、サッカーに関する記事は一切無い事です。当時はまだまだ関心が薄かったんですね。また、芸能人は女性だと歌手、男性は萩本欽一やドリフターズといったお笑い系とはっきり分かれているのも特徴的です。
図書館の本ですと、『70年代小学生歳時記』(384.5/ハ)が、ちょうどこの時代の小学生の時代背景について書いてあるので参考になると思います。 (伊)