先日のお休みの日、前から気になっていた映画『木屋町DARUMA』を観てきました。
ちょっと足を伸ばし豊橋まで・・・。
というのも、なかなか上映OKを出してくれる映画館がなく、愛知では豊橋の1館のみ上映していることを知り、プチ旅行気分で電車に揺られ行ってきました。
懐かしいたたずまいの小さな無人駅を降り、スマホの地図片手に住宅街を数分歩くと、ありました!
どうやら普段はオーディオ機器のショールームだそうで、今回、監督からの熱いオファーにより、初の試みとして映画上映に踏み切ったとのことでした。
玄関で靴を脱いで上がり、ゆったりとしたリクライニングチェアーに身を沈めて映画鑑賞。
とっても居心地がよく、眠ってしまうかも・・・という心配は無用でした。
ぐいぐい作品に引き込まれ、あっという間の2時間でした!
抗争により四肢を奪われたヤクザが主人公なので、痛々しいシーンやエグいシーンも多々出てくるのですが、義理や人情、悲哀、人間の熱い心情が描かれていて、ぐっとこみ上げるものがありました。
泣ける映画だと思ってなかったので不意打ちをくらいましたが、いやあ、いい映画でした!
この日はちょうど監督の舞台挨拶があり、上映後に作品の裏話を聴かせてもらったり、質疑応答や、監督と直接お話させて頂く時間もあり、より作品を深く知る事ができました。
貴重な経験ができ、豊橋まで行ってよかったです。 (い)
『映画検定公式テキストブック』キネマ旬報社 778エ
『日本映画史』1~4 佐藤忠男/著 岩波書店 778.2サ
『やくざ映画とその時代』斯波司・青山栄/著 筑摩書房 778.2シ
『ヤクザ伝 裏社会の男たち』山平重樹/著 幻冬舎 B368.5ヤ