物置を整理したらちょっと面白い雑誌が出てきました。昭和の『小学三年生』お正月号。
お正月号はいつもより付録がいっぱい入っているので、当時はわくわくして買ってその後大事に奥にしまい込んだのだろうと思います。
載っている特集は、“百恵ちゃんの・・・”とか“アグネス・チャンの・・・”など。
「懐かしい」と言うより「古い」という印象です。中身を見るとドラえもんの漫画、ゴレンジャー、プロ野球と男の向けの内容が多く、それに対し女の子向けは、占い、少女漫画風の怖いお話と男の子に対し割合が少ないです。
読んでいて気付いた事は、野球や相撲の記事はあるのに、サッカーに関する記事は一切無い事です。当時はまだまだ関心が薄かったんですね。また、芸能人は女性だと歌手、男性は萩本欽一やドリフターズといったお笑い系とはっきり分かれているのも特徴的です。
図書館の本ですと、『70年代小学生歳時記』(384.5/ハ)が、ちょうどこの時代の小学生の時代背景について書いてあるので参考になると思います。 (伊)
一昨日11/27日(金)の中日新聞尾張版に津島市立図書館の話題が掲載されました。
地域の歴史文化に関する取り組みをメインに紹介いただきましたが、
これは地元の方々から多大な協力をいただいたからこそ、進めることができた事業でした。
改めて、皆様のお力添えに深く感謝する次第です。
また先日、図書館の学術雑誌「資料組織研究-e」の最新号(No.67)に、
連名でNDC10版(図書分類法)に関する論文が掲載されました。
今年になって図書の分類法に少々改良が加えられたため、その変更点を示した内容になっています。
図書館員として本の分類を把握することは重要なことです。
こうした分類法を踏まえた上で、本を分かりやすく並べ、皆様にもっと利用していただけるよう努めてまいります。
このほか、分担していた図書館教本の改訂作業もほぼ終了しました。ようやく肩の荷が下りた気がします。
また、これまで執筆していた津島市立図書館120年史資料集の作業も目処が付きました。こちらはもう少しです。
無事刊行されましたら、改めてご報告したいと思います。
ところで、12~1月にかけて、地元の歴史に関する講演が3つ、執筆が1つ、図書館学に関する講演が1つあります。
追い詰められるような日々はまだまだ続きますが、使命を果たすべく努力して参ります。 (園)
蔵書点検に伴う休館中はご不便をおかけしました。
今年もなんとか無事、作業を終えることができてほっとしております。
蔵書点検が終わったということは・・・そう、もう11月も終わりなんですよね。
年末年始の準備をはじめなくては!
ついつい手をつけるのが遅くなり、毎年ヒーヒー言いながら年末年始を迎えているので、今年こそは早めに重い腰を上げたいものです。(←毎年同じことを言ってますね・・・苦笑)
年末にお出掛けの予定がある方も多いと思いますが、『るるぶ』や『ことりっぷ』などのガイドブックも所蔵しておりますので、ぜひご活用下さいね。 (い)
お久しぶりです(す)です!蔵書点検終わりましたね!皆さまにはご迷惑をおかけしました…
おや、今日はノーベル賞制定の日ですか。そういえば今年盛り上がりましたね~と昔のことのように言ってしまいます。
物理学賞と医学・生理学賞でしたっけ…?そこのところで話を膨らませられたらなあと思いますが!ここは!図書館だよりなので!文学賞について書きたいな、なんて…いえ、あの、決して理系が苦手だからというわけではありません。ありませんよ断じて。
ノーベル文学賞といえば、やっぱり日本人初受賞の「川端康成」さんは外せません!あの眼力には最初びっくりしました!おめめに関するエピソードも満載です。
たとえば、ある日川端さん宅へ泥棒に入ったAさん(仮)がふと視線を感じ目線を下げると、寝ているはずの川端さんがじーっと自分を見つめているではないか!泥棒は暗い部屋でギラギラ輝く川端さんの眼力に負け「だめですか」とつぶやき去って行ってしまったとか。…いや、だめですかってアナタ
もう一つ有名なのが、とある若い女性編集者の方が川端さん宅を訪問した時、30分何も話してもらえずただじーっと見つめられ、ついに耐え切れず泣いてしまい、それに気づいた川端さんが一言「どうされたんですか」…どうされたんですかってアナタ
他にもお金に困っている時家賃回収に来た大家さんを見つめて追い返したり、なかなかに面白いエピソードを持っていらっしゃる方です。
そんな川端さんがノーベル文学賞を受賞されてからもう47年。三人目が決まるのはあと何年後でしょうか (す)
『文豪ナビ川端康成』 (新潮社) (B/910.2/フ)
『川端康成 蒐められた日本の美』 (羽鳥 徹哉∥監修) (910.2/カ)
蔵書点検が終わり、久々(?)の図書館だよりです。こんにちは。
最近は紅葉をみにいきたい気分です。
11月もあと少しですからね。
そろそろ見頃をむかえているのではないかと思います。
それにしてもどこかにでかけたいなぁ。
あ、そういえば源氏物語絵巻が公開されているので
徳川美術館にもいきたいです。
タイミングあうかなー?
あとは、羽島の方にコストコ?ココスコ?なんかそんな感じの
大きなスーパーができたのでちょっと気になります。
でも会員証的なものがいるらしいので私にはハードルが高い…(し)
『日本全国ご当地スーパー隠れた絶品、見~つけた!』 (/596/ス/)
『スーパーマーケットでかわいい買い物』 (/675.1/ニ/)
『安心の買い物術!』 (/675.1/サ/)
先週の伊さんの図書館だよりにちょっと突っ込むと、ピッコロは商品名(?)であって、あの2つをその新型と旧型と言うのは厳密には間違っているであります。
ピッコロを指すのは旧型と言っていたもののみで、新型と言っていたものには正しい商品名がありますし、もし新型・旧型という言い方をするのであれば“ハンディターミナル”の新型・旧型、ですね。
でもこのピッコロ。旧式で大きめとは言え、ここへ来る前に使ったことのあるものと比べると断然コンパクトです。
というのも、それはリーダーと本体が別だったので、肩から本体を下げ、そこからコードで伸びるリーダーで読み取り…というコードも作業の邪魔…! に感じるものでした。
一体型って素晴らしい! 進化バンザイ!w
蔵書点検が終われば、あっという間に12月。
クリスマス会まで1ヶ月を切りましたが、まだなんにも練習が進んでいません! 間に合うのでしょうか!? (★)
リサイクルの本と雑誌。
1人5点までお早目に。
蔵書点検は終わりましたが、明日は毎月の整理休館日です。ご迷惑をお掛けします。
前回写真で紹介した“ピッコロ”は蔵書のバーコードからデータを収集する道具です。私が今回担当した
蔵書は、大型図書のコーナーでした。一冊一冊がかなりの重量で、棚から出したり戻りしたりする作業は大変です。
特に『Le Louvre(ルーヴルとパリの美術)』(708/ル/3)は、大型図書の中でも半端ない重さと厚みで、まるで
石板を動かしているみたいでした。もう一つは『国宝』(709.1/コ)①~⑥。ハードカバーでしかも化粧箱入りと
いう中々堅固な図書です。両方とも、うっかり手をすべらかして足にでも当たったらかなりのダメージを受けそう
なくらい重くてでかいです。
バーコード部分を読み取るためにその化粧箱を開けて読み取るのがなかなかの手間で、更にひも付きの物
なら結び直さないといけないので、めんどくささこの上ない図書でもありました。
思い起せば、私が最初に担当した場所は閉架の大型図書でした。当時もその重くて分厚い本の数々に悪戦苦闘
していた思い出があります。 (伊)
整理休館が終わり、昨日から図書館が再開館しました。
この休館中、屋根の修理工事や館内の大清掃、蔵書28万点の整理と総点検、分室への図書移動、本や雑誌のリサイクル準備など、図書館機能の維持を図るためさまざまな作業を行っていました。
皆様にはご迷惑をお掛けいたしましたが、どうぞご了承ください。
ところで、休館中の11月15日、館内で図書館コンサートを行いました。
声楽、バイオリン2名、ビオラ、チェロの豪華な演奏で、館内には素晴らしいメロディーが紡がれました。
とりわけ、「オンブラ・マイ・フ」の演奏では、小生思わず涙があふれるほど感動しました。
参加者の方々も「すばらしい!」と連呼されており、最高の時間を過ごすことができたと思います。
図書館では、このような文化イベントや講座を内外に誇れるレベルで実施し、
地域の文化拠点として信頼されるよう努力しております。
もちろん、本や雑誌、新聞も揃えておりますので、どうぞお気軽に図書館へお立ち寄りください。(園)
蔵書点検も後半です。
不明本のチェックやリサイクルの準備、休館中に届いた雑誌の登録等、開館に向けた準備に奔走中です!
21日(土)より開館、リサイクルスタートですので、どうぞご利用ください。
と皆お知らせばかりだと思うので、書き溜めておいたちょっと前に読んだ本のことなど……
最近話題の恋愛小説『君の膵臓をたべたい』を読みました。
感想というか印象を一言で言うなら「現代版セカチュー」。
そう言い切ってしまうと身も蓋もないんですが……
でも読みながら「あぁ、きっとコミカライズや映像化の話があるんだろうなぁ」とも思ってしまって、むにゃむにゃ……
違うところは、学生時代がセカチューは過去のことで、キミスイ(と略すのだそうだ)は現在進行形(ついでにちょっと未来の話)のためか、より青春小説感が強いところでしょうか。
とにもかくにも、こちらも一気読みでした。泣きながらではありませんが(^^;)
既に予約が何人か入っておりますので、気になる方はお早めにどうぞ★ (★)
月曜日から、蔵書点検のためお休みに入っております。
返却本のある方はポストをご利用ください。
ただし、CDやDVDは中身の破損のおそれがありますので、21日の開館まで待って直接カウンターまでお願いいたします。
なお、返却手続きは期間後半に行ないますので、それまでは貸出中のままとなっております。ご承知おきくださいませ。
毎年の如く、図書館はお休みでも中の人はみんなお仕事です。遊んではいません…!
無事に開館できるよう頑張ります~ノシ (★)
蔵書点検の必需品 “ピッコロ”。
旧型と新型です。
今日から蔵書点検に入りました。20日まで休館となりますので少しの間、迷惑をお掛けします。
蔵書の点検と整理が主になってきますが、私の周りも資料として使っていたものの片づけや、図書の返却を昨日していました。
そして普段使っているエプロンも。
ポッケの部分が、メモ用紙の裏紙でパンパンだったので幾つか処分していました。すると、中に「1/16朝日 夕刊
“ゲームセンター10年前から半減”」と殴り書きしたメモを発見しました。
それは当時たまたま読んだ記事が目に入って、図書館便りのネタにしようと思ってメモしていたやつでした。
確かにゲームセンターは最近見なくなりした。津島にも知っている限り2軒あったのは憶えています。一つは
駅構内の当時の名鉄パレ内の津島歯科隣の階段を上がった所、もう一つは駅前東側の細いビルの1階に「UF
O」という店がありました。
どちらも10年以上前に閉店しており、面影は全く残っていないです。50円あればゲームが遊べたので、電車の
待ち時間によく寄った記憶はあります。中学、高校生のたまり場の様な所でもあったので、トラブルに巻き込まれ
ない様に注意を払っていました。
だったら行かなきゃいいのにと思いますが、当時はゲームが楽しくてしょうがない年頃だったので仕方ありません。
今も駅のホームからその場所を見ると、当時の頃を懐かしく思ったりしています。 (伊)
明日から11月20日まで、蔵書の一斉点検・館内大清掃・建物修理のため、しばらく休館となります(特別整理休館)。
大変ご迷惑をお掛けいたします。
職員は作業のため出勤していますので、何かありましたら電話でお問い合わせください。
ところで、小生の喫緊の課題であった「NDC10版に伴う図書館教科本の改訂作業」、ようやく終わりに近づきました!
いやはや、この作業、数人で分担したものだったのですが、それでも非常に大変でした。
何日も部屋でカンヅメになりましたし、睡眠と家族を犠牲にしましたし…。
ただ、図書館に携わる者として、こういった改訂作業を行うことはとても意義深いものでした。
この作業が終われば、あとは「津島図書館の歴史資料集」の仕上げを残すのみ。
もう少し頑張らなければいけません。
なお、本日、これまで市内外の方からお預かりしていた郷土史料を少し再調査しました。
こうした貴重な史料を当館へ預けてくれることに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
図書館がたくさんの方々に支えられていることを改めて実感します。
整理休館が明ける21日(土)には、本・雑誌のリサイクルを行います。
9時開館ですので、早いうちにどうぞご来館ください。(園)
先日のお休みの日、前から気になっていた映画『木屋町DARUMA』を観てきました。
ちょっと足を伸ばし豊橋まで・・・。
というのも、なかなか上映OKを出してくれる映画館がなく、愛知では豊橋の1館のみ上映していることを知り、プチ旅行気分で電車に揺られ行ってきました。
懐かしいたたずまいの小さな無人駅を降り、スマホの地図片手に住宅街を数分歩くと、ありました!
どうやら普段はオーディオ機器のショールームだそうで、今回、監督からの熱いオファーにより、初の試みとして映画上映に踏み切ったとのことでした。
玄関で靴を脱いで上がり、ゆったりとしたリクライニングチェアーに身を沈めて映画鑑賞。
とっても居心地がよく、眠ってしまうかも・・・という心配は無用でした。
ぐいぐい作品に引き込まれ、あっという間の2時間でした!
抗争により四肢を奪われたヤクザが主人公なので、痛々しいシーンやエグいシーンも多々出てくるのですが、義理や人情、悲哀、人間の熱い心情が描かれていて、ぐっとこみ上げるものがありました。
泣ける映画だと思ってなかったので不意打ちをくらいましたが、いやあ、いい映画でした!
この日はちょうど監督の舞台挨拶があり、上映後に作品の裏話を聴かせてもらったり、質疑応答や、監督と直接お話させて頂く時間もあり、より作品を深く知る事ができました。
貴重な経験ができ、豊橋まで行ってよかったです。 (い)
『映画検定公式テキストブック』キネマ旬報社 778エ
『日本映画史』1~4 佐藤忠男/著 岩波書店 778.2サ
『やくざ映画とその時代』斯波司・青山栄/著 筑摩書房 778.2シ
『ヤクザ伝 裏社会の男たち』山平重樹/著 幻冬舎 B368.5ヤ
もう、11月。今年もあとわずかとなりましたので、徐々に今年の思い出や出来事を振り返ってみようかなと思っているのですが、昨日の夕飯からして思い出せない(す)です。どうしましょう、この脳みそ…
そういえば、今は比較的落ち着いてきましたが、今年の初めごろ一部の界隈では日本刀ブームが凄かったのですよ!
原因はとあるオンラインゲームなのですが、各美術館や歴史ある神社などが所有している刀をお披露目したり(愛知県では熱田神宮宝物館と徳川美術館が刀の展示を、徳川美術館に至ってはそのゲームとコラボした商品を販売していたらしいです)
日本刀の関連書籍が数日でどれも品薄、売り切れ。
そして時期を狙ったかのように発売された最新の日本刀に関する本が一ヵ月経たずに23万部売れたり!
このニュースを見てまだ紙媒体廃れてないな!と思ったものです。
元々日本刀には興味があったのでこれを気に何冊か買おうかなと検討していたらいつの間にか11月です…恐ろしや
そして先日、(す)の魔の手がそのゲームに伸びました。プレイしてみると意外や意外結構刀の史実ネタが満載!中々しっかりと作られていました。
毎日ちょっとずつプレイしながら本の方も徐々に購入したいと思っています。
刀について詳しい方、オススメの本を(す)に教えてください。 (す)
『日本刀・刀装事典』 (杉浦 良幸∥著) (756.6/ス)
『日本刀図鑑』 (得能 一男∥著) (756.6/ト)
『図説・日本刀大全』 (稲田 和彦∥監修・文) (756.6/ス)
ちょっと前の話なのですが、お休みを利用して京都にでかけました!
今回は京都国立博物館で開催中の琳派の展示をみました。
琳派といえば豪華絢爛!きんきらきん!みたいなイメージでしたが
金色の屏風がやはり迫力満点に展示されていました。
また、途中に犬の絵の展示があり、それがとてもかわいかったです。
ちょっと素朴な感じでゆるーい絵でした。(私が琳派に対して持っているイメージとは
違う感じでした。)
…なんだかあんまり伝わってない感じがします。「中村芳中 犬」で画像検索するとだいたいどんなのかわかりますよ!
混雑はしていたものの様々な展示品がみれて楽しかったです。
おみやげに図録と自分用のクリアファイル(上でかいた犬のファイル)を
買っておうちに帰りました。
それにしても最近の図録はこってるなぁ。(し)
『すぐわかる琳派の美術』 (/702.1/ス/)
『もっと知りたい尾形光琳』 (/721.5/ナ/)
『もっと知りたい俵屋宗達』 (/721.5/ム/)