急に寒くなりましたね。ついこの前まで半袖を着ていたのに、一気に厚手のセーターまで季節が進んでしまいました。風邪ひかないように気を付けなくては・・・。
さて、このところの「図書館だより」でよく話題となっている健康診断ですが、私は先日受診してきました。
毎年のこととはいえ、前日の夜9時以降の絶飲絶食や問診票の記入など、諸々の面倒をクリアして、ようやく最後の関門「バリウム検査」の待合室にたどり着いた時のことです。
「(き)さ~ん、お久しぶりですっ!!」と私を呼ぶ懐かしい声・・・。
臨床検査技師の制服を着たその女性は、よく見ると数年前まで図書館でアルバイトしてくれていた学生さん。「うわぁー、久しぶり!元気そうで・・・」と話しかけようとしたその瞬間、「飛沫防止のためお喋りはお控え下さい」の貼り紙が目に入りました。
そうでした、そうでした、危ないところでした・・・!!コロナ禍でなければ、少しは近況もお話できたかと思うと残念でしたが、図書館でアルバイトしてくれていた頃と同じく、いやそれ以上にキビキビと働いている姿がとても眩しかったです。立派な社会人として医療機関で頑張っている姿に、こちらも背筋が伸びる思いがしました。とりあえず、学生さんだった頃からオシャレだった彼女を見習い、今日は赤い目立つ靴下を履いてみました(笑)。
最後になりますが、先週の火曜日19日に作家の山本文緒さんが亡くなられたという報道がありました。津島市立図書館では、急遽コーナー6に「追悼 山本文緒さん」を設置しました。詳しい内容はこちらを見て頂ければと思いますが、58歳という早すぎる別れに大変驚きました。「王子(山本さんのエッセイにも登場する旦那さまのあだ名です)」のお気持ちを思うと、言葉もありません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
・『最新健康診断と検査がすべてわかる本』・・・私、あまりこの手の本は読まないのですが、一度チェックしておいた方が良いのかもしれませんね。
・『臨床検査技士の一日』・・・臨床検査技師さんの仕事ってどんなお仕事なの?・・・という疑問に答える一冊。児童書なので、とても分かりやすく丁寧に説明されています。
・『再婚生活』山本文緒/著・・・「うつ病闘病記」とよく紹介されていますが、お仕事や「王子」との暮らしについてなども書かれた日記です。そういえば、作品の中で山本さんも健康診断を受けていましたね。