2020年02月01日の図書館だより

2020年02月01月(土)

先日、母がヌートリアを見たそうです。
日課のウォーキングをしていたら、道の脇にある田んぼの中で草か何かをムシャムシャ食べていたとのこと。
丸々とした体つきのヌートリアで、かなり近くに何人か見物客がいるのにもかかわらず、全く動じずに逃げることもなく、一心不乱にずっと食べ続けていたそうです。
今から30年ぐらい前の頃だったでしょうか、ヌートリアがよく発見されていて、私もたまに近くの川で泳いでいるのを見たことがありました。
でも、ここ数十年は見かけることも話題にのぼることもなかったので、ヌートリアと聞くと懐かしい気分になっていたのですが、私も先日、久しぶりにヌートリアを見かけました!
自宅からほど近い橋の手前の交差点で、信号待ちのために停車したら、交差点の真ん中に何やら焦げ茶色のうごめくものがいる・・・。
最初は猫?と思ったのですが、よくよく見てみると動きや形が明らかに猫とは違う・・・・・・もしやヌートリア?!
交差点のアスファルトの上をペタペタとゆっくり歩いてる!
後頭部から背中を水面に浮かせてスイスイと泳いでいる姿しか見たことがなかったので、陸にいるところを全体像で見たら、なんだかとっても新鮮に感じました。
信号が青に変わったら近くに寄って見れるかな、と思ったのですが、対向車が来たことによって川がある下の方へと逃げてしまい、残念ながら姿が見えなくなりました。
少し遠かったですが、まだ子どもだったのかそれほど大きくもなく、カピバラやビーバーに似ていてかわいい印象でしたよ。
しかし、ヌートリアは、生態系などに被害を及ぼすものとして特別外来生物に指定されているそうなので、ちょっと複雑な気持ちですが・・・。

『外来種は本当に悪者か?』フレッド・ピアス∥著 草思社 468ヒ
『アニマルライフ 第98号』日本メール・オーダー社 480ア
『農家が教える鳥獣害対策あの手この手』農山漁村文化協会 615.8ノ

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