2018年11月18日の図書館だより

2018年11月18日(日)

 蔵書点検も無事に終了し、昨日から通常通り開館となりました。昨日17日(土)は、「本のリサイクル」初日と重なったこともあり、多くの方にご来館頂き有難うございました。

 さて、この特別整理休館明けから図書館入口ガラスケースの一部を使って、新たな企画展示をスタートしました。津島市出身の絵本作家・画家の伊藤秀男さんの作品『町のけんきゅう』を題材に、懐かしい津島を紹介する展示です。題して、「『町のけんきゅう』を研究する。」

『町のけんきゅう』の作中で描かれている喫茶店や酒蔵、商店などを、地図や写真、商標などと併せて紹介する展示となっています。私は写真がとても下手なのですが、今回は幾つか私がスマホで撮影した写真も使っています。年齢を重ねた方には「懐かしい津島」を、若い方には「賑やかだった在りし日の津島」を旅して頂ければ、と願っております。

展示原稿はスイスイと作れたら格好良いのですが、相変わらず、悩みに悩んで、考えに考えて・・・で作成しました。1ミリでも良いものを作りたい―、それだけを考えて取り組んでいますが、難しいものだなぁ、といつも思います。今はまた別の原稿を書いているのですが、こちらもゴールが見えなくて四苦八苦しているところです。とはいえ、仕事としてやっている以上、当然ながら〆切もあるので頑張ります。

 今回の展示をご快諾下さった伊藤秀男さんに、この場を借りて改めて深く感謝申し上げます。原稿を書いている時、伊藤秀男さんの力強い絵に背中をグイグイ押して頂いたように思います。有難うございました!私にとっても、今回の展示原稿作成は学ぶことが多く、たくさんの「気づき」をもたらしてくれました。この「気づき」を今後の仕事にも役立てていかなくては、と改めて身の引き締まる思いでおります。

 来週の「図書館だより」では、徳川美術館で開催された「徳川慶勝が見た幕末と尾張inやっとかめ文化祭」に参加したことと、講演会の途中でスマホが壊れた怪奇現象について書きたいと思います。最後に、奥山景布子先生、「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞決定、おめでとうございます!!

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