2018年06月03日の図書館だより

2018年06月03日(日)

 ここのところ雨の日が多いと思っていたら、6月になりましたね。というわけで、コーナー7は「6月の本」になりました。

 日々の暮らしに役立てて頂きたい「梅しごと」の本や「衣替え」の本をはじめ、“ジューンブライド”にちなんだ「結婚式」の本、ハワイのキラウエア火山が噴火する前に原稿を書いていた「火山」の本、6月29日のビートルズ初来日にちなんだ「ビートルズ」の本などを紹介しています。硬軟織り交ぜて並べていますので、気軽に手に取って頂ければ幸いです。

 「6月の本」の原稿を書いていて、個人的にグッときたのが「特殊相対性理論」を発表した日=6月30日にちなんだ「アインシュタイン」の本。物理は全然理解出来なかった私ですが、アインシュタインの数々の名言はとても心に残りました。展示スペースに限りがあるため、2つの名言しか紹介できませんでしたが、他にも『怒りは、愚か者の心の中にだけ存在するものです』や『どうして、自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか』などの言葉はとても心に残りました。ちなみに、私のお気に入りは『6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない』というもの。肝に銘じたいと思います。

 もうひとつ、コーナー7についてのお知らせを。先週、作家の津本陽さんが亡くなられました。コーナー7では「追悼・津本陽さん」を特集しています。代表作『下天は夢か』やお人柄が偲ばれるエッセイなどを紹介しています。こちらも手に取って頂ければ、と思います。改めて、謹んでお悔やみ申し上げます。

 さて、現在「維新八景」の後のコーナーの準備作業中です。次回コーナーは「スポーツ」をテーマにした特集を予定しており、6月のサッカーW杯に間に合わせようと準備しています。毎週のように書いているので恥ずかしい限りなのですが、スケジュールはなかなか厳しい状況です。しかし、私は本が好きで、サッカーも好きな人間なので、自分のことを好きなことを仕事にしている幸せな人間だなぁ、と思っています。目の下の「クマ」の色が少しずつ濃くなってきていますが・・・、しっかり集中してベストを尽くしたいと思います。

 来週は、ついに23人の代表が決定したサッカーW杯について書きたいと思っています。

2018年06月02日(土)

先月、ぶらりと郡上八幡に行ってきました。
まずは腹ごしらえ、ということでお蕎麦屋さんに入ると、客席からきれいな川を眺めることができ、しばし見とれてしまいました。
川底が透き通って見える澄んだ川を眺めながら冷たいざる蕎麦を頂いた後、郡上八幡城に登ってきました。
山の上に天守閣があるのですが、以前訪れた時は車でお城近くの駐車場に停めたことをすっかり忘れていて、この日は夏のような暑い日だったのに下から登るハメになってしまい、息はハアハア、足はガクガク、頂上に着く頃には汗だくの状態でした・・・。
しかし、汗を流した後に眺める天守閣からの絶景はまた格別でしたよ~!
登る途中の山道は木陰で涼しく、新緑もきれいで、束の間の森林浴もできました。
思わぬプチハイキング(というほどの距離ではありませんが)でしたが、普段全く体を動かすことをしないので、いい運動になってよかったです。

そして、郡上八幡城から次の目的地まで少し歩いてまた汗をかいた後に、今年初のかき氷を食べてきました。
郡上八幡の観光名所である宗祇水(そうぎすい)が目の前にある古民家をリノベーションした新しいカフェで、こちらのお店も客席から川が見えるロケーションで風情のある素敵なお店でした。
天空の山城と呼ばれる郡上八幡城をイメージしたかき氷は、その名の通り円錐形でボリュームたっぷり!
ボリューミー過ぎて食べ終わる頃には口の中が麻痺するほどでしたが、火照った体にかき氷の冷たさが染み渡り、汗がすーっと引いていくのを感じました。

郡上八幡城は、木造再建城としては日本最古だといわれ、続日本100名城にも選定されています。
いくつかの条件が揃わなければ見ることができない、朝霧の中にそびえる郡上八幡城をいつか見てみたいです。

『続日本100名城公式ガイドブック』日本城郭協会/監修 学研プラス 521.8ソ
『東海歩きたくなる城と城下町』ぴあ株式会社中部支社 291.5ト 
『今日もかき氷』蒼井 優/著 マガジンハウス 596.6ア
『お家でいただく、ごちそうかき氷』石附 浩太郎/著 メディアファクトリー 596.6イ

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