徳川美術館さんへ「太刀 獅子王」を見に行ってきました。展示期間ぎりぎり!間に合った!
まあまあの込み具合ではありましたがじっくり見られたのでよかったです。
「獅子王」は平安時代に造られた刀で、お年寄りが持っても大丈夫なようにと太刀にしては細く軽いのが特徴で、その名の由来ははっきりとはわかっていない所が残念ではありますが、その鞘や拵えは黒漆で塗られていてとてもかっこいい刀なんですよ!
当時の天皇から妖怪の鵺を退治した褒美として源頼政へ贈られ、明治15年に頼政の子孫から明治天皇へ返還されて皇室へ戻り、現在は東京国立博物館(トーハク)所蔵となっています。
いやあ、獅子王がトーハクから出ることは滅多に無いので、流石徳川美術館さんの力だなあともう感謝感謝です。
今回の展示は皇室の品々も展示されていたので大変華やかでした。
晩餐会のドレスとボンボニエールがとっても可愛かったなあ…
特にドレスは見る人全員が「小さっ!」「細っ!!」とびっくりしてしまうほど小さくて、私の後ろで展示を見ていたおじさん情報では、肩幅32cmだそうで。え!?30cmの定規と変わらないの!?!とお口がぽかーん( ゚д゚)
燕尾服も展示されていたのですが「これ、中学生の男の子が着る服じゃないの?」と周りがざわざわ。
昔の人は小さかったとは言いますが、これほどとは。
でも、最近の小学生の子なんて私よりも大きい…あれ、日本人ちょっとずつ大きくなってきている??
外国人と肩を並べる日も近いかもしれませんね!
PS.この展示を観に皇太子様が愛知県へいらっしゃったそうですね!愛西市にも立ち寄ったとかで、お優しい皇太子様のお姿が愛西市立図書館のお知らせに載っていますので是非ご覧になって下さい!(ここぞとばかりに宣伝)
『皇室ゆかりの逸品《厳選47》』(鮫島 敦∥監修) (675.1/コ)
『皇室の饗宴とボンボニエール』(扇子/忠∥著) (756.3/セ)
『皇室ご愛用この店・この品』(毎日新聞社) (675/コ)