『しろくまカフェ』という漫画をご存知ですか?
ヒガアロハさんのデビュー作で、カフェを営むシロクマくん、常連客のパンダくんやペンギンくん、幼なじみのグリズリーくんなどの動物たちと、それを取り巻く人々が繰り広げる日常を描くギャグ漫画?なのですが、動物たちがごく自然に人間社会に溶け込み、種族の隔てなく普通に会話できているところが面白く、憧れでもあります。
こんな世界に一度でいいから暮らしてみたい~!
特に大きな事件やできごとが起こるわけでもないのですが、ほのぼのした日常がクスッと笑える大好きな漫画です。
『しろくまカフェ』は、ストーリーはもちろん好きですが、絵が最大の魅力だと思っています。
デフォルメせず、現実の動物にできるだけ忠実に描かれていて、動物の大きさや食べ物の好みなども準じて描かれています。
ともすると生々しくなり過ぎてしまいそうですが、ちゃんとキャラクターとして成立するかわいらしさも兼ね備えているところが秀逸だなと思います。
動物のマメ知識的な情報も盛り込んでいるので、動物図鑑を眺めているような感覚にもなり、『しろくまカフェ』を読んだ後に動物園に行ったら、楽しさ倍増でした。
知識が増えると見方が変わるものですね。
『しろくまカフェ』のコミック本は当館では所蔵していませんが、アニメ版が4月からBSで再放送されるそうです。
見逃していたので、さっそく録画予約しました。楽しみです♪
『極北の大地から ホッキョクグマを撮る』岩合 光昭/著 日本放送出版協会 482.5イ
『動物園の文化史 ひとと動物の5000年』溝井 裕一/著 勉誠出版 480.7ミ
『謎の絶滅動物たち』北村 雄一/著 大和書房 457.8キ