短編映画『グレーの子パンダ 小さなグレートの成長日記』を観てきました。
2016年に中国・成都のパンダ基地で生まれた23匹の子パンダの成長を追うドキュメンタリー映画で、26分の短い映画でしたが、子パンダたちがとってもかわいかったです。
タイトルになっている主人公の“グレーの子パンダ”こと、オスの成実(チェンスー)は、珍しいグレーと白のパンダ。
成都では、ある期間を過ぎると母パンダと離れて、幼稚園とよばれる場所で同級生の子パンダたちと一緒に暮らすのですが、成実と同級生のうちの一匹・梅蘭(メイラン)は、日本生まれの母親を持つ子パンダ。
梅蘭の母親は、和歌山県のアドベンチャーワールドで生まれ、のちに中国に渡った梅浜(メイヒン)なのです。
ああ、あの子が梅浜の子どもなのね・・・!
そう思うと感慨深く、親戚の子を見守るような温かい気持ちになりました。
これからもすくすく元気に育ってほしいです。
パンダ映画といえば、1970年代に公開されたアニメ映画『パンダコパンダ』が、45周年を記念してデジタルリマスター版で特別上映されていました。
残念ながら、今週半ばで上映は終了してしまったようですが、ちょうど新しく図書館にDVD『パンダコパンダ』(高畑勲/演出、宮崎駿/脚本 778ハ)が入ってきました!
興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
『パンダコパンダ』(←絵本も所蔵しています)徳間書店 Eハ
『映画を作りながら考えたこと』1、2 高畑勲/著 徳間書店 778.7タ
『出発点 1979~1996』宮崎駿/著 徳間書店 778ミ