特にバッタが好きというわけでもないのですが、先日ついに『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎/著)を買いました。
タイトルがすでに気になりますが、表紙も一度見たらしばらく忘れられないようなインパクトがあるこの本。前からとても気になっていたのです。
残念ながら津島市立図書館には所蔵していないので、いつか買おうと思っていたのですが、ついにこの間、この本と出会ってしまいました……。嬉しい。
タイトルから察することができるように、アフリカで大量発生するサバクトビバッタの生態を探るために著者がアフリカのモーリタニアに滞在した時のことが書かれています。
カラーだったりモノクロだったりしますが、写真も載っていて、しかもその写真一つ一つにコメントまでついているので、読んでも楽しい、見ても楽しい本となっております。
何なら表紙を見ているだけで楽しいです。
当然、虫の写真も載っているので虫が嫌いな人は楽しめないかもしれませんが、「タイトルを聞いて前から気になっていたけどまだ読んでいない」という人には、ぜひ読んでいただきたい本です。
実はこれでも子どものころは、バッタ(とカマキリ)を見つけたら執拗に追いかけまわし、そして捕まえるほど、バッタと(カマキリに)触れ合っていたのです。
しかしいつしか触れなくなりました……。
手のひらに乗せるなんてもってのほかです。
結構「昔は虫平気だったけど、大人になってからてんでダメになった」という方、多いのではないでしょうか。
『うまれたよ!バッタ』 E/ウシ
『バッタさんのきせつ』 E/ハク
『ファーブル昆虫記』 486/フ