2017年05月23日の図書館だより

2017年05月23日(火)

日曜の夜に放送されている『フランケンシュタインの恋』の題材になったというメアリー・シェリー著の『フランケンシュタイン』を読んでみました。
翻訳者が違う2冊の本を読み比べてみたのですが、訳の仕方や文の端折り方で結構な印象の違いを感じました。文字の大きさの差がありましたので、対象年齢が違ったからということもあったのかなと思います。

普段そんなにドラマは見ないのですが、1クール前に放送されていた『視覚探偵 日暮旅人』がとても面白くて、その後番組ということで見てみましたらこれがまた面白い。
今年に入ってからのこの枠は個人的に当たりです。

日暮旅人はCGによる光の演出がとても美しく、これぞ堤演出作品!という仕上がりでしたが、フランケンシュタインの恋もいい視覚効果の使い方をしてるな~と思いますね。
小説のように想像力で楽しむのも良いですが、映像としてバチッと決まったものに出会うと映像技術の進歩を感じずにはいられません。
日暮旅人も原作があるようなんですが、Goはまだ未読です。
ドラマ化されると設定が変わったり展開が変わったりして、原作ファンからすると「違う、そうじゃなーい!」なんて思ったりするところもありますよね。メディアミックスされた方から入るのは初めてなので、逆に原作に違和感を覚えたりするのかな……

ううん、読むべきか読まざるべきか……

『フランケンシュタイン』メアリー=シェリー/著・加藤 まさし/訳 K933シ
『フランケンシュタイン』メアリー=シェリー/著・山主 敏子/訳 K933シ
『探偵★日暮旅人の探し物』山口 幸三郎/著 B913.6ヤ(ヤングアダルト)

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