突然ですが、津島市立図書館の郷土資料のラベルの色をご存知ですか?
あれは“青”だと思いますか? それとも“緑”ですか?
私は当然“青”だと思っていたのですが、“緑”だという人がかなりいるのに驚きました。
前回、“真冬”という言葉のとらえ方が人さまざまということを書きましたが、
ここでも、人によるとらえ方の違いに驚かされました。
ましてや、世界の国々となると、もののとらえ方はかなり違うことでしょう。
“自分の常識がほかの人にとっては必ずしも常識ではない。”ということを知って、お互いを理解し尊重しあうっていうことは、日常生活から国際交流にいたるまで、とても大事なことのような気がします。(ふ)
『色の百科事典』 日本色彩研究所/編 丸善 (R/757.3/イ)
『異文化を知るこころ 国際化と多文化理解の視座から』 奥川 義尚・堀川 徹/編 世界思想社 (361.5/イ)
『日本の常識はどこまで通じるか 異文化交流で失敗しないために』 ジョリー佐々木幸子・小池 弘道/著 風媒社 (361.5/シ)