2022年01月16日の図書館だより

2022年01月16日(日)

やばいっす。ここのところ、負の連鎖が続いています。正しい時系列で書いてみましょう。

1.先週の「図書館だより」にも書いたように、年末年始はよくウォーキングしていた。
2.結果、手と耳の「(たぶん)しもやけ」が悪化。
3.いつも右を下にして横向きで寝ているが、右耳の「しもやけ」が枕に当たると痛いので、上を向いて寝ることにした。
4.爆睡体質なので、朝まで寝返りをせずに固まった姿勢をキープして寝た。
5.腰が痛いっ!!

「茅の輪くぐり」をした話を先週の「図書館だより」に書いたばかりとは思えないですね。今はだいぶ良くなってきましたが、先週水曜日頃はカウンターで椅子から立ち上がるのも一苦労でした。うーん、「しもやけ」と「腰痛」の全快を願って、もう一度神社へお詣りしようかなぁ・・・。いやいや、とりあえず「腰痛」は真面目にヨガをして自力で治そう、そして「しもやけ」は春になれば自然と治るはず。

さて、先週の「図書館だより」で書けなかった12月の整理休館日にコーナー8の「追悼2021」をマイナーチェンジした話を今週こそ書きます。

年末までコーナー6に設置していた「追悼・瀬戸内寂聴さん」を、(寂聴さんが亡くなられて1ヶ月以上経ったこともあり)コーナー8「追悼2021」の一部に組み込みました。コーナー6史上、最も多くの本が貸出されたのが今回の「追悼・瀬戸内寂聴さん」だったと思います。最も本が借りられていた頃には、70冊以上の本を「コーナー6」の本として登録していました。「コーナー6」は6冊くらいしか並ばない棚なので、毎日のように本の補充をしていました。うーん、少し前なのに懐かしい。

先日の新聞に、瀬戸内寂聴さんの秘書をつとめていた瀬尾まなほさんが、寂聴さんとの最晩年の思い出を綴った手記が掲載されていました。「先生のことが大好きで大切で仕方なかった」と率直な心情が綴られ、「今でも先生の期待に応えたいし、褒めてもらいたい」の言葉には、朝からグッときてしまいました。

また、先週12日にNHKニュース「おはよう日本」をボーっと見ていたら、作家の半藤一利さんが亡くなってからこの日がちょうど1年に当たることから「歴史探偵 半藤一利さん 没後1年 仲間が引き継ぐ思い」と題された特集が放送されていました。今回の「追悼2021」で取り上げた方の多くは、若い頃に戦争を体験されています。半藤一利さんも、14歳の時に約10万人の方が亡くなった東京大空襲に遭い、炎の中を逃げ回ったそうです。半藤さんが長く団長をつとめていた歴史探偵団の仲間たちが「半藤さんが最も伝えたいことは何だったのか」を語り合う場面が心に残りました。

大切な人との別れは切ないものですが、「あの人ならきっとこう言うだろう」と頭に浮かんだり、「あの人は何を伝えたかったのだろうか」と考えることも、亡くなった方たちの思いを引き継ぐことに繋がるように思いました。ということで、少しだけ内容を更新したコーナー8「追悼2021」をどうぞよろしくお願い致します。2月末までの予定です。さて、そろそろ次のコーナーの仕込みも頑張らなくては!

あ、そういえば今日は母の誕生日です。母は「図書館だより」をたまに読んでいるそうなので、この場を借りてお祝いを申し上げます。おめでとー!!

『腰の激痛 腰と脊椎の名医が教える最高の治し方大全』・・・いやいや、今回は激痛と言うほどでもないのですが・・・。数年前に椎間板ヘルニアになった時は本当に痛かったので、今回はこじらせないようにします。
『おちゃめに100歳!寂聴さん』瀬尾 まなほ/著・・・寂聴さんによる帯には「読んだ人は、笑いすぎて、お腹がすき、食べすぎて、幸福になります!」とあります。幸せな出会いを綴った一冊です。
『戦争というもの』半藤 一利/著・・・開戦から終戦までの過程がわかりやすい語り口で綴られています。編集を担当された北村淳子さんは半藤さんのお孫さんにあたる方です。

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