毎日寒いですね。図書館から西の山々を望むと、まだ少しだけ雪が残っているのが分かります。
通勤途中、気持ち良さそうに猫が背中を地面にこすりつけながら体をくねらせていました。そこを私が不意に通り掛かってしまったため、猫はハッとした眼でこっちを見てビックリしていました。誰も見ていない油断した姿を見られ、猫も迂闊だったと思ったのかも知れませんね。
今月で終わってしまいますが、12月のコーナー7を担当しました。毎回8つのテーマを基に図書等をおススメしているのですが、その中の1つに〝「漫画」の本〟について取り上げました。漫画は作品自体面白いですが、その作者の生い立ちも面白かったりします。
先日亡くなられた『釣りキチ三平』で知られる矢口高雄氏は、漫画家になる前は銀行員をしていたそうです。『釣りキチ三平』は、1970年代後半のまだファミコンといったTVゲーム流行る前の昭和の頃、小・中学生の間で「釣り」ブームを牽引したキャラクターでした。当館に所蔵している児童向けの釣りの本でも表紙を飾っており、令和の今も愛される漫画です。