蔵書点検も無事に終わり、昨日から津島市立図書館は開館しました。毎年、11月中旬ともなれば寒さが身にしみる季節。冷たい床に直接座っての作業が多い蔵書点検では、寒さ、および冷えへの対策が課題となるのですが、今年の蔵書点検期間は小春日和が続き、いつもの年よりもうんと身体がラクでした。年々寒さには弱くなっているので助かりましたが、19日(木)にはお隣の愛西市で25℃を超えたと聞くと、何だか地球は大丈夫なのかと心配になります。
そうそう、この特別整理休館中にはサッカー日本代表戦が2試合ありました。結果は1勝1敗。個人的には、負けてしまったメキシコ戦から学ぶことが多かったように思います。そう、サッカーは点を取らないと勝てないってこと!サッカーはテクニックや戦術を競うスポーツではないのです。次の代表戦は、2022年カタールW杯予選となる3月なので、ずいぶん先になります。コロナ禍だけでなく、ハードスケジュールとも戦う選手達は大変だなぁ・・・と思いつつも、こんな時だからこそファンとしては結果を期待してしまいますね。
さて、慌ただしい蔵書点検の期間中の休日に東京オリンピックのチケットの払い戻し手続きを済ませました。今年の夏は、東北を旅しながら東京オリンピックを観戦する予定でした(種目はもちろん男子サッカーです!)。チケット当選のメールが届いた日の喜びや、早々にガイドブックを買ってホテルや飛行機を早割で予約したことを、今では少し懐かしく思い出します。オリンピックが4年に1度ということを考えれば、選手やその家族のためには開催してほしいと思うものの、現状を鑑みれば「無観客」という選択以外は厳しいように思います。難しい判断となるかと思いますが、IOCには「スポンサー企業」に対してではなく、「選手」に対して誠実な結論を出して頂くことを心から願っています。内村航平選手のインタビューとか見ると、もう泣けてしまうので。
最後に、柳美里さん「全米図書賞」の受賞おめでとうございます。いつかコロナ禍が収まり、晴れやかな気分で東北を旅することとなったら、柳さんが店長をつとめる福島県南相馬市の書店「フルハウス」にもお邪魔したいです。
もうひとつおまけ。前回11月8日(日)の私の「図書館だより」には「ある仕掛け」が仕込んでありましたが、気付かれましたか?答えを書くのは野暮になるので書きませんが、「PCの画面で縦に読んで下さい」というヒントだけお出ししますね。
・『自分を生んでくれた人 内村航平の母として』内村周子∥著
・『JR上野駅公園口』柳美里∥著
・『南相馬メドレー』柳美里∥著