この前初めて熱田神宮さんへ行ってきました。
え、この時期に何しに行ったの?と思われる方も多いでしょう。
………。
刀ですよ。
はい!そこのあなた!今「またかよ」って思いましたね!
そうです、またですよ!
見に行ったのは、大太刀の末之青江と千代鶴国安です。通称太郎太刀、次郎太刀と呼ばれています。
この2振りが一緒に展示されることはとても珍しく、基本、太郎さんがどこかへ出張されている時に代わりに展示されるのが次郎さんなのです。
大きさは太郎さんが全長221.5cm、次郎さんが全長166.7cm。
こんな大きさの刀、誰が使うんだ…と思う人も多いでしょう。が、1度だけ使われたことがあるのです。
使った人は、あの有名な姉川の戦いで、浅井側として参戦した朝倉家の武将、真柄十郎左衛門さんです!
教科書とかに載っている「姉川合戦屏風図」にちょこんと描かれていますよ!気になる人はどうぞご覧ください。大きいのですぐわかるかと(笑)
使い方も切るというよりは薙ぎ払う感じで使っていたみたいです。(そりゃそうだ)
太郎さんは常設展示なのでいつでも会いに行けますよ。
熱田神宮さんへ行った時にはぜひ宝物館も覗いてみてください。入館料はいらないところに展示していますのでお財布にも優し…げふんげふん! (す)
『熱田神宮名宝図録』(熱田神宮文化課∥編) (A/175/ア) (※貸出禁止)
『熱田神宮』(篠田 康雄∥著) (175.9/シ) (閉架書棚1)