先日の休憩中のこと。
小麦粉を水で練ったものを、ぜんざいに入れて食べるという話が出ました。
いわゆる“すいとん”です。
我が家では昔から食べていたので、「うん、うん」と頷きながら聞いていたのですが、「えっ、食べたことない~」という声が半数で、ちょっと驚きでした。
「戦時中?」との話も出ましたが、いえいえ、バリバリ戦後生まれですよ。
でも、戦争を経験した祖父母と暮らしていたので、その影響が大きいかもしれませんね。
もちろん、お餅を入れたぜんざいが食卓に並ぶこともあったのですが、子どもの頃は喉につまりそうでこわい・・・という恐怖心からお餅が苦手だったので、このすいとんのぜんざいの方が好きでした。
今はお餅も平気になりましたが、久しぶりにすいとんのぜんざいが食べたくなりました。 (い)
『絶品!薄力粉レシピ』舘野 鏡子/著 NHK出版 596.3タ
『「粉もん」庶民の食文化』熊谷 真菜/著 朝日新聞社 383.8ク
『なつかしいおやつのレシピ』池上 保子/著 成美堂出版 596.6イ