中日新聞津島市の水道代値上げ答申 市審議会
11日、津島市水道料金等審議会は、水道料金を平均23%増額するよう日比一昭市長に答申した。実施時期は2026年4月が適当とし、市は改訂を検討する : 改訂が決まれば、標準的な家庭(2カ月で40立方メートル使用)で1276円増の6622円になり、9月議会にも関連の条例改正案を提出する予定 : 市が使用している県営水道の使用料金が、来年4月までに段階的に23%の値上げになることに加え、今後10年間で管路や施設の更新などに約60億円の費用が必要という : 2024年度は300万円ほどの赤字が見込まれ、25年度も当初予算の段階で1億2700万円余りの赤字を見込む
中部経済新聞災害時に生活用水提供 義津屋、津島市と協定締結
ショッピングセンター「ヨシヅヤ」など29店舗を運営する義津屋(本社津島市新開町、伊藤彰浩社長)は16日、津島市との間で「災害時における井戸水の供給に関する協定」を締結した : 被災住民が避難生活に使用できる飲料水以外の水を確保できるよう、ヨシヅヤ津島本店(同市津島北新開)と、ヨシヅヤ津島北テラス(同市片岡町)の井戸水を提供。津島北テラスには、屋外に簡易トイレを設置できるマンホールや、内部にかまどを収納し、炊き出しができる特殊なベンチがあり、被災者の生活を支援できる : 同日、伊藤社長らが津島市役所を訪れ、日比一昭市長と協定書を取り交わした。伊藤社長は「当社も一市民として地域の皆さまに貢献できる取り組みを強めていきたい」と話した
中日新聞四方八方 仏法とのご縁 津島・宝寿院 出開帳に17寺
15日、津島市の宝寿院で市内の17の寺関係者らを集めた「出開帳」があり、各寺の御朱印を求める人らでにぎわった : 市内の20の寺でつくる津島霊場会が主催する初めての催しで、さまざまな宗派が一堂に会した行事となり、寺の関係者は「寺にも足を運んでください」と呼びかけた : 津島霊場会では、各寺で御朱印を受けられる行事を行うほか、出開帳を春の行事として定着させていくという
中日新聞昭和機械がスポーツ施設棟開放 災害時 地元で支え合う
津島市は14日、市内の機械設計・製造の「昭和機械」が経営するプールやボウリング施設を災害時の民間協力一時避難所として開放してもらうため、同社と協定を締結した : 一時避難所として開放してもらうのは、プールやスポーツジムなどに利用されている第1サンガーデンと、ボウリング場などに使われる第2サンガーデンの2棟のうち、2階の一部。それぞれ150人ほどが避難できる : 両施設とも、豪雨災害や大地震による津波などの想定浸水深を超える高さの建物となっている : 市内ではこれまで32カ所の施設を民間協力一時避難所としてきたが、2施設が加わって34施設となった
中日新聞神島田小校区の協議会が避難所運営 災害時 地元で支え合う
津島市は9日、災害時に暁中学校体育館に開設する避難所の運営について、神島田小学校区コミュニティ推進協議会と協定を締結した。避難所の開設や運営を地域の協議会が担うのは初めて : 暁中体育館は長期の避難を想定した指定避難所となっているが、地元住民による訓練を重ね、切迫した状況で命を守る指定緊急避難所への指定も検討する
中部経済新聞商談会の受注企業募集 あいち産業機構、7月に稲沢市などで開催
あいち産業振興機構は、「地域商談会(尾張会場)」の受注側企業150社程度を募集 : 同商談会は、一宮、瀬戸、津島、春日井、稲沢、江南、小牧、犬山の各会議所と稲沢市との共催 : 申し込みは5月16日まで
中日新聞「ミス交通安全」お疲れさま 津島署など 昨年度の女性らに感謝状
津島署と津島安全運転管理協議会は14日、津島警察署内で昨年度の「ミス交通安全」を務めた女性たちに感謝状を手渡した : 昨年6月から今年3月まで、館内の事業所や自治体職員ら9人が飲酒運転の撲滅や自転車でのヘルメット着用などを呼びかけた。津島市役所の大江結衣さん(24)は「反射材をちゃんと付けるね、などと返してもらったときは嬉しかった」と振り返った
中日新聞ソロってますね!個人商店(24) まるあ青果(津島市) 1月開業 憩いの場所に
津島市の津島神社から東に100mほどの位置にある「まるあ青果」は今年1月18日にオープンしたばかり。店を開いたのは雉子牟田敦さん(42)と紋可さん(40)夫婦 : 2023年からマルシェに出店して青果などの販売を始め、自宅横に設けた店舗には青果など180品目が並ぶ。紋可さんの父親が青果卸業で、夫婦で産直施設などを訪れるうちに「いろんな人が行きつけにできる場所をつくりたい」との思いを強めた : 2人とも話をするのが大好きで、開店以来、買い物に訪れる客の声をじっくり聞いて品揃えを広げてきた。テーブルやカウンターを用意し、生ジュースやコーヒーも提供する。惣菜も毎日2種類は置いている : 敦さんは「お年寄りが多い地域で、歩いて行くにはスーパーが遠い。この店のおかげで散策するきっかけになったという人もいた。地域が活性化すれば」と話し、紋可さんも「皆さんが集まる憩いの場にしたい」と微笑んだ
中部経済新聞津島市観光特集 観光イベント「信長の台所 津島まちあそび」を開催 津島駅前から津島神社まで中心街各所でGWまで展開
「信長の台所 津島まちあそび」が開催されている : 名鉄津島駅から津島神社までの同市中心街などを舞台にゴールデンウィーク期間までに行われる観光イベントの総称。「尾張津島藤まつり」は12日から開催中、津島・愛西両市の酒蔵が集結する「津島・愛西酒蔵まつり」も26日に開催される。7月には「尾張津島天王祭」も控え、同市は観光シーズンを迎えている : 各イベントの詳細が掲載
中部経済新聞津島市と協定締結 昭和機械、災害時に避難場所提供
機械設計製造の昭和機械(本社津島市今市場町4の9、山本達彦社長)は14日、津島市と「災害時の民間協力一時避難場所に関する協定」を締結した : 大規模災害の発生時または発生の恐れがある場合に、同社運営の第1サンガーデン(津島市今市場町4の9)と、第2サンガーデン(同市柳原町1の4)の2階以上を営業時間中に一時避難場所として解放する。2階以上に限定したのは、南海トラフ地震発生時などに津波浸水被害が想定されているため : 山本取締役は「スイミングスクールは子ども向けに開いている。災害時に子どもたちが安心して過ごせるよう、声かけなどにも配慮したい」と話した