中日新聞衆院選10.27あいち 62陣営出馬の構え 県内16選挙区 共闘進まず乱立模様
衆院が解散した9日、県内の立候補者は地元の選挙区で事実上の選挙戦に突入した。2021年の前回選挙より大幅に多い62陣営が16の小選挙区に出馬を予定し、自民党は15選挙区、立憲民主党は12選挙区で候補者を擁立するなど、与野党が対決姿勢を鮮明にしている:野党共闘は現時点で実現できておらず、振興の政党や政治団体も候補予定者を立て、県内選挙区では乱立模様となっている:野党第一党の立民県連の重徳和彦代表は「愛知の裏金議員は納税も真相解明もないまま全員公認された」と批判し、「自民に失望した支持層が立民を選ぶ選挙にしたい」と述べた:立候補が予想される顔触れ 愛知9区 津島・稲沢・弥富市ほか 長坂康正氏(67)、岡本充功氏(53)、伊藤恵子氏(71)
中日新聞県内地価 4年連続上昇 住宅地2.3%、商業地3.6%
愛知県が17日に発表した県内の基準地価(7月1日現在)では、住宅地、商業地の平均変動率は4年連続で上昇した:鉄道沿線別 駅周辺住宅地の平均価格で、名鉄津島線津島駅の基準値の平均価格は75(単位 = 千円/㎡)となっている
中日新聞統合の新校名「津島北翔高」 県 惟信と美和に地域連携学科
県は26日、2025年4月の高校統合が決まっている津島北(津島市)と海翔(弥富市)の新校名を「津島北翔高校」にすると発表。津島北翔高校は現在の津島北の校舎を使用し、普通、商業、福祉の3学科を設置。学級や学年の枠を超えた授業や産学連携などの特色を打ち出していく : 併せて25年度から、惟信(名古屋市港区)と美和(あま市)の両高校に、地域社会と連携した県内で初めての学科を新設する : 25年4月の中高一貫制度の導入に合わせ、津島高の「国際理解コース」を「国際探究科」に変更することも発表した
中日新聞社会保障費の抑制 共同研究を開始へ 名大病院と津島市
名古屋大学病院と津島市は20日、名古屋市昭和区の同病院で、社会保障費の抑制を目指す共同研究事業の締結式を開いた : 共同研究では、過去22年分の津島市の65歳以上の介護保険や健診のデータを分析し、寝たきりにつながりやすい大腿骨や腰の骨折のリスクが高い人を抽出。食事や睡眠、運動などの改善プログラムを提案し、発症リスクを抑える : 情報公開期間を経て、事業は来年1月から始める
中日新聞帰国者名義の軽自動車80台 自治体の徴税に影響 / 犯罪に使用も 津島など不正登録事件
車検証の名義を偽って中古車が不正登録された事件で、帰国済みのベトナム人の住民票で所有者の名義が不正に変更された軽自動車が、80台に上ることが津島署などの調べで分かった : 車は犯罪に使われたり、自治体が税金を徴収できなかったりと影響は多岐に及ぶ。不正登録された軽自動車は、津島市で4月に起きたベトナム人の窃盗事件で犯行に使われていた : 軽自動車の登録審査の手続きにも不備があったとみられる。今年1~3月、豊田市内の検査協会で軽乗用車29台分の名義変更の手続きに当たって、提出された住民票のコピーには、在留期限が「2023年1月」までと記されていた。手続きを取った時点で、在留期限が過ぎ、名義人は既に帰国したとみられるにもかかわらず、検査協会の審査を通った例も含まれていた
中日新聞通信制と定時制高 進路希望過去最高 中3調査
愛知県教育委員会は17日、来春に中学校を卒業する予定の生徒を対象にした進路希望状況の調査結果(一回目)を公表 : 全日制課程への進学希望者は70.4%で、前年同期を0.7ポイント上回った : 津島市内の高校(津島高校・津島北高校・津島東高校)の進学希望については次の通り : 【全日制】津島高校普通科(Aグループ)は倍率2.24倍(今春は1.87倍)、津島北高校普通科(Aグループ)は倍率2.13倍(今春1.80倍)、地域ビジネス科は1.23倍(今春1.07倍)、津島東高校普通科(Bグループ)は倍率1.99倍(今春1.89倍) : 【コース制】津島高校国際理解コース(Aグループ)は8人の希望(募集人員40人)、【定時制】津島高校普通科(夜間)は倍率0.19倍となっている
中日新聞自転車ヘルメット 購入補助申請急増 高齢者が6割超 県、早めの利用呼びかけ
道交法の改正で4月から自転車のヘルメット着用が努力義務となって四カ月余り、ヘルメットの購入を補助する県の事業に申請が急増。予算が尽きれば受付を終える可能性もあり、県は早めの利用を呼びかけている : 県は2021年4月から7~18歳の子どもと65歳以上の高齢者を対象にヘルメット購入の補助制度を始め、21年度から年3425万円の予算を付け、市町村と折半して購入費の半額(上限2000円)を補助している。ただし、名古屋市や豊橋市、一宮市などは全年齢に独自に補助するなど、対象には地域差がある : 各市の自転車ヘルメット購入補助制度では、津島市は7~18歳の小中高生らと65歳以上の高齢者を対象としている
中日新聞筆記試験は全問選択式 県立中高一貫校 面接「振り返り型」
2025年4月に開校する探究学習重視の県立中高一貫校(一次導入校)について、愛知県教育委員会は28日、入学者選考方法の概要を発表した : 適性検査(筆記試験)と面接による二段階選抜とし、全問選択式とする。面接は志願者の経験を元に考え方を深掘りする「リフレクション(振り返り)型」を採用 : 一次導入校は明和、津島、半田、刈谷の4高校で、中学校を併設する。入学者の選考時期は県内の国立、私立中学とほぼ同じ24年12月~25年2月上旬の間の土日とする。4校は同じ日程で行い、併願はできない : 適性検査は小学校の学習範囲内とし、英語は出題しない。募集人員(各校80人)の2~2.5倍程度の人数を適性検査の一次通過者とし、面接を実施する : 面接で採用する「リフレクション型」は事前に志願理由書を提出してもらい、内容について質問する : また、調査書は求めず直近の通知票表の写しを参考にする。抽選は実施しない : 明和の音楽コースは実技検査を実施するため選考方法は後日発表する : 26年4月に開校する第二次導入校の豊田西、時習館、西尾の3校も、一次導入校と同様の選考方法になる見通し
中日新聞県議所得 平均2043万円 22年 前年比85万円増
愛知県議の2022年の所得等報告書などが3日、公開された : 対象は年間を通じて在職した96人で、総所得額の平均は前年を85万円上回り、2413万円だった : 県議の所得一覧 津島市 中野治美さん(自)給与1520万円、合計1637万円となっている
中日新聞知事の所得1998万円 22年報告書 市町村長は平均1600万円
大村秀章知事と県内の市町村長の2022年所得等報告書が3日、公開された : 市町村長は年間を通じて在職した45人が対象で、総所得額の平均は1600万円だった : 津島市の日比一昭市長は給与1662万円、その他の所得193万円、合計1856万円となっている