暖かくなってきたなぁ・・・と喜んでいたのは束の間。急に暑くなってきましたね。うーん、つい最近までフリース着ていたのに、今度は熱中症への対策をしなくてはいけません。
さて、今回は神戸~姫路の1泊旅行の話を書きますね。今回は前篇「神戸篇」です。
「推し活」というほどのモノでもないのですが(胸を張って言えるほど推せてないので畏れ多いのです・・・)、今回は神戸でのライブを目的に旅してきました。まだツアーが続いており(ちょうど折り返し地点くらいです)、ネタバレ厳禁となっているためライブについては書きませんが、毎回このミュージシャンのライブに行くと、ファンのマナーの良さにも感動してしまいます。静かに整然と列に並ぶ感じの良いファンの姿を見ると、私も良き「●民」であろう・・・と心に誓うのです。
ま、書けないライブの話はこれ位にします。午前中に神戸に着いたので、ライブ前に神戸市内を観光してきました。洋館めぐり、は数年前に友人とぐるぐると巡ってきたので、今回は兵庫県立美術館へ出掛けてきました。美術館最寄り駅は、阪神電車「岩屋駅」。ホテル最寄り駅の「三宮駅」から2駅ですが、何とびっくり運賃が160円!・・・最初、子ども料金かと思いました。この物価高のご時世に有難いことですが、普段●鉄電車に乗っている私には信じられません(あ、●鉄電車を悪く言っているわけではないですよ)!
最寄り駅からミュージアムロードをてくてく歩いていくと、巨大なカエルのオブジェ「美カエル」を屋上に載せた建物が見えてきます。設計は日本を代表する建築家・安藤忠雄。うーん・・・、むっちゃ格好良い建物です。あまりにも格好良いので、ミュージアムショップ限定で販売していた、安藤忠雄直筆スケッチ入りの書籍を自分用のお土産に思わず購入してしまいました。愛知県美術館も栄じゃなくていいから、こんなオシャレな建物だったら良いのに・・・。
開催中の特別展「パウル・クレー展」は名古屋で観たばかりだったのでパス。今回のお目当ては「小磯良平記念室」で常時展示されている「斉唱」。美術の教科書にも掲載されているので、たぶん一度は観たことがある作品かと思います。感想は一言では言い表せませんが、足を運んで観に行って良かったな・・・と思いました。小磯良平は太平洋戦争とも深い関わりのある画家です。現在、「戦後80年」にちなんだコーナーを作成中(あ、書いちゃった)の私にとっては、色々と考えさせられる作品が多かったです。また、「あれから30年-県美コレクションの半世紀」展も開催中だったので、こちらも寄らせて頂きました。福田美蘭さんの「淡路島北淡町のハクモクレン」という大きな作品がとても素敵でした。
他にも、美味しいスイーツやパンを楽しむことができ、神戸は何度訪れても素敵な町だなぁ・・・と思います。また遊びに行きたいなぁ~。次週、「姫路篇」に続きます。
・『常設展示室』原田マハ/著・・・旅行に出かけて時間がぽっかり空いた時は、その土地の最寄りの美術館に寄ることが多いです。ほとんどの美術館で常設展は怖いくらいガラガラに空いていて、ゆっくりと鑑賞することができるので、オススメです。
・『スイート・ホーム』原田マハ/著・・・スイマセン、2作連続で原田マハさんの作品となります。兵庫県の小さな洋菓子店を舞台にした、心温まる家族の物語です。