図書館だより

 

2019年10月16日(水)

大きな爪痕を残した台風19号が去っていきました。
台風が東海・関東地方に上陸すると予想された12日は、6年ぶり(長編としては実に18年ぶり!!)に刊行される「十二国記」の新刊発売日ということもあり、ツイッターでは「蝕だ」と言われ、綾辻先生のお耳に入るまで広がっていてツイッターの拡散力を改めて実感しました……

新作『白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)』は全4巻の大長編。
その長さに怯んでしまう今、あれだけのボリュームのあるシリーズを一気に読めたのは、時間と集中力が今よりあった学生時代だったからこそだなぁ…としみじみ思います。
まずは唯一未読の『魔性の子』から読まねば……
(私が愛読したのはWhite heart版で、新潮文庫から完全版刊行の際に買ったものの積んでおります…orz)

『月の影 影の海』 ほか(所蔵があるのは講談社文庫版です)
 
 
最後に今週も読書週間のお知らせを。

今年も、まもなく読書週間です。
図書館では今年も〈おはなしぐるぐる〉と題して、いろいろなおはなし会を行ないます。
来週末よりスタートです。どうぞご参加ください!

10/19(土)午後2時~  英語のおはなし会
10/20(日)午後2時~  ストーリーテリングのおはなし会
10/26(土)午後2時~  おいしい! たのしい! おはなし会
10/27(日)午後2時~  アートなおはなし会
11/2(土)午後2時~  まろんmamaのおはなし会
11/7(木)午前10時半~ おはなしにこにこ(こちらは未就園児向けのおはなし会です)

*英語のおはなし会のみ2階小集会室、その他はすべておはなしのへやにて行ないます。

 
〈おはなしぐるぐる〉終了後、11/11(月)からは蔵書点検のため全館休館となります。
貸出期間の変更等、こちらも追ってお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。

 

2019年10月15日(火)

10月はきのこの需要が盛んになる時期であることから、日本特用林産振興会が真ん中の15日を「キノコの日」に制定しました。

“食べても安全なキノコ” “食べると危険なキノコ” 

少し前に家に突然現れた、某配管工の赤い帽子のおじ様が姫を救出に行くゲームに出てくる赤色で白い点々があるキノコ……。今年はいかにも“食べると危険なキノコ”です。毎年庭の何処かに種類が違うキノコが出てきます。今回のキノコもおばあ様によって刈り取られているので種類は何なのか、どうして生えてきたのか不明のままです。

『しっかり見わけ観察を楽しむきのこ図鑑』
『おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑』
『きのこの呼び名事典』

 

2019年10月14日(月)

 仕事帰りにホームセンターに寄ると、懐中電灯のコーナーが半分近く売れていてガランとした状態でした。テレビを見るたびにわが家の備えは大丈夫かと不安になります。

年末になると仕事の期日を繰り上げるいわゆる年末進行というものがありますが、うちの場合は来月、特別整理期間があるので蔵書点検前進行みたいな状態です。年末ももちろん忙しいですが、無事に事が上手く運んで行く事を祈るばかりです。

少し前ですが久しぶりに愛知県図書館へ行きました。1年以上は訪れていなかったと思いますが、1階にカフェがオープンしていました。
オープンといっても何年か前にも同じスペースにカフェがあったのは憶えていますが、再開するとは思ってもいませんでした。確かあの場所は、カフェ(喫茶店?)→喫煙所→場所閉鎖の順を得て現在に至っており、ちょっと寂しいなと思ってはいましたが復活するとは意外でした。
看板を見ると17時閉店のようで閉館より短めの営業時間のようです。今回は仕事でしたがプライベートでゆっくりしたい時に一度寄ってみたいです。

 

2019年10月13日(日)

 
 この「図書館だより」を書いている時点(11日金曜日)では、まだ分からないのですが、昨日12日には私たちが住む東海地方にも台風19号が接近、もしくは上陸する見込みとなっています。大きな被害が出ないことを心より祈っております。

 さて先日、2018年度、2019年度のノーベル文学賞が発表されました。そう、今年は2年分、つまり受賞者は二人いるのです。ご存知のとおり、毎回ノーベル文学賞候補と挙げられる村上春樹さん、ではなくポーランドのオルガ・トカルチュクさんと、オーストリアのペーター・ハントケさんの受賞が決定しました。

 遡ること、発表の数日前。今年は二人だし、いよいよ村上春樹さん受賞!?・・・と考えた私。出勤シフト表を確認すると、ノーベル文学賞発表翌日は出勤日なので、コーナー作成も問題ナシ。ラッキー!・・・というわけで、カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞した際に作成した展示原稿を読み返したり、分室所蔵となっている村上春樹作品をチェックしたり・・・と、特設コーナー作成に向けてほんの少しだけ準備を進めていました。ま、ほんの少しだけ、だからいいのですけれどね・・・。ちなみに、私の村上春樹ベストはデビュー作『風の歌を聴け』。中学生の頃、親友のお兄さんに文庫本を借りて読んだ一冊です。

 色々な考え方があるかと思いますが、賞を受賞したからエライ、とか立派ということは全くない、と私は考えています。ただ、本が売れないご時世です。良いニュースが大きく取り上げられ、書店さん、そしてもちろん図書館に足を運んで下さる方が増えればなぁ、と思っています。というわけで、来年はいかに?予習をしっかりして、吉報を待っております。

 

2019年10月12日(土)

また台風が接近しています。
ニュースを見ていたら、過去最強クラスの台風との見出しが・・・!
とても不安ですが、大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
皆さまも充分に備えてお気をつけ下さい。

先日の図書館だよりに書いた、約9年ぶりに再始動を遂げた大ファンのバンドが、今度はラジオ番組に出演することが決まりました。
しかも一度きりではなく、週1回3か月に渡っての放送!
これはファンにとっては聞き逃せません。
大阪のラジオ局の番組なので聴けないかな、と思いきや、今はラジコというスマホのアプリで日本全国のラジオが聴けるんですよね。
遠い地域のラジオ番組は有料会員にならないといけませんが、ラジオを聴くためにさっそく会員登録しました。

先週、第一回目の放送があったのですが、メンバー全員でラジオに出演するのは、デビューから今までで初めてとのこと!
メンバー同士で楽しそうにおしゃべりしている声や、数十年前に発売されたオリジナル曲が、「今」放送されているラジオから聴こえてきている・・・という状況を考えると何とも感慨深くて、ぐっときてしまいました。
今週も楽しみです♪

そうそう、ラジコにはタイムフリー機能があって、リアルタイムで聴き逃してしまっても、一定期間はいつでも聴くことができるんです!
便利な世の中になりましたね~。

『ラジオのお仕事』室井 昌也∥著 勉誠出版 699.3ム
『ラジオを語ろう』秋山 ちえ子,永 六輔∥〔著〕 岩波書店 699.3ア
『ラジオラジオラジオ!』加藤 千恵∥著 河出書房新社 913.6カ

 

2019年10月11日(金)

またまた台風、ですか…。
なんでしょう。上陸回数が増えるたびに、どんどん勢力増してきている気がします。
千葉さん、まだ復旧終わっていないのに…。
まあ、復旧終わって「さあこれからだぞ!」って時に来られるのが一番嫌ですが…。

皆さま。東海地方はいつものように夜から朝にかけて通り過ぎて行くから大丈夫!と思っていてはいけません。
ほんっとーに!「ちょっと畑の様子見てくる」スタンスで意気揚々と外に出てはダメですよ!
じっと通り過ぎて行くのを家の中で待ちましょう!

さて、(す)も帰ったらバスタブに水を貯めなければ!

『緊急防災ハンドブック』(新着)
『災害時の食のお役立ちBOOK』(新着)

 

2019年10月10日(木)

先日は出掛ける際、4年ぶりに自転車に乗ることにしました。
自転車に乗るので、いつもはあまり履かないズボンを履いていくことにしました。
上は薄手の長袖、下はズボン。そして靴下を履きます。
これでどうかしら。と、姿見の前に立って、おかしなところがないかチェックしました。
すると、鏡にはボーダーの長袖を着て、チェックのズボンを履き、ドット柄の靴下を履いた私が映っているではありませんか。

あかーん!!センスなさすぎィ!!

いそいで別の服に着替え、自転車に乗って出かけましたが、あまりにも久しぶりすぎて腕がプルプルします。
え?バランスとるの難しくない??自転車って怖い乗り物???
と思いながらも曲がり角にさしかかりました。十分に減速してからハンドルを左に。
ああああ~腕だけじゃなくて太ももの裏までプルプルするゥ~!
もともと自転車を乗ることに苦手意識がある私。数年自転車に乗っていないので、すっかりバランスのとり方を忘れてしまっているのでした…。

なんとか目的地までたどり着きましたが、翌朝、見事に筋肉痛になってしまいました。

『じてんしゃにのれたよ』
『自転車日和』
『おしゃれの魔法18人の物語』

 

2019年10月09日(水)

ウルティラよかったです!(数週間前、茶屋でやりますといっていた件です)
ここを見ている同士の方(いないと思いますが笑)で未体験の方がいましたらぜひ!
来月の爆音映画祭にも参加したいな~と思っているので、チケ発忘れないようにしなければ。


そろそろ読書週間のお知らせを。

今年も、まもなく読書週間です。
図書館では今年も〈おはなしぐるぐる〉と題して、いろいろなおはなし会を行ないます。
来週末よりスタートです。どうぞご参加ください!

10/19(土)午後2時~  英語のおはなし会
10/20(日)午後2時~  ストーリーテリングのおはなし会
10/26(土)午後2時~  おいしい! たのしい! おはなし会
10/27(日)午後2時~  アートなおはなし会
11/2(土)午後2時~  まろんmamaのおはなし会
11/7(木)午前10時半~ おはなしにこにこ(こちらは未就園児向けのおはなし会です)

*英語のおはなし会のみ2階小集会室、その他はすべておはなしのへやにて行ないます。

 
〈おはなしぐるぐる〉終了後、11/11(月)からは蔵書点検のため全館休館となります。
貸出期間の変更等、こちらも追ってお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。

 

2019年10月08日(火)

ついに始まってしまいました、月9の「シャーロック」。
2019年07月23日(火)にも図書館だよりに書いたとおり楽しみですが、期待よりアレだったら……と思って、まだ観れてないです。
ネットニュースなどのネタバレを見たくないので、早めに観るつもりですが、前にブラックペアンを最終回まで録画状態にしていたことがあります。今回は、そうならないようにしたいと……。

『緋色の研究』
『図説シャーロック・ホームズ』
『ブラックペアン1988』

 

2019年10月06日(日)

 先週の水曜日、10月2日にコーナー9「手のしごと。」がスタートしました。前コーナー「津島市立図書館→日本一周」のポスターに“今年の夏は「本」で日本一周の旅に出掛けてみませんか?”と書いてしまったので、お彼岸前にはコーナー替え!・・・と目論んでいたのですが、残念ながら10月に入ってからのコーナー替えとなってしまいました。無念!・・・ただ、ここのところ連日気温30度越えの暑さとなっているので、ギリギリ残暑でセーフだったかな、とも思います。く、苦しいか!?

 さてコーナーの中身ですが、ずばりそのまま「手」の仕事にまつわる本を集めています。「手」の仕事に就いている人=職人さんが主役の小説や読み物や、「手」を使う作業=書道や盆栽、手話などが題材の本を紹介しています。どんな本が並んでいるのかは書架や図書館ホームページをご覧頂ければ・・・と思いますが、どの本も気楽に楽しんで頂ける本ばかりですので、手に取って頂ければ嬉しいかぎりです。

 少しだけコーナー作成の舞台裏をお話すると、コーナー冒頭に掲げたエピグラフ、柳宗悦さんの文章が全てのはじまりでした。何というか・・・この一文にすっかりやられてしまったのです。その後は、じっと手を見る日々。この手はいったい何ができるのか・・・、ずっとそんなことを考えながら展示の構成を考え、集本リストを作成しました。手の仕事にまつわる動詞から本を紹介する、というアイデアは意外にもあっさり浮かんだのですが、どんな本を紹介するかであれこれ迷ってしまい、コーナー完成まで時間がかかった、というわけです。いつもながらの難産の末に生まれた「手のしごと。」。うんうん唸りながらも、実は楽しんでコーナー作成していました。過去のコーナーの中でも、個人的にはわりと気に入っています。

 ここからは余談です。今年の冬に展開していたコーナーのタイトルが「手と手をつなぐ。」でしたが、私はいわゆる「手フェチ」では全くありません、ハイ。手というパーツに対して、個人的な思い入れは全くなく、人の手を見ても「この人、爪伸びてるなー」くらいしか思いません。むしろ、足を使うスポーツが大好きなので、「足のしごと(笑)。」というタイトルでミニコーナーの規模だったらコーナーが作れるな、と思っています。