図書館だより

2016年10月07日(金)

そういえば最近は何かと図書館だよりに書く話題があって、「みなさん!今日は○○の日ですよ!」というお決まりのパターンをしていない気がする(す)です。おはこんばんにちは!

さてさて早速行きますよー!本日10月7日はミステリー記念日!
なぜかというとエドガー・アラン・ポーの命日だから、らしいですよ。

ミステリーか…私はミステリーの女王ことアガサ・クリスティが好きです。
『そして誰もいなくなった』(B/933.7/ク) 『ABC殺人事件』(B/933.7/ク) 『オリエント急行』(B/933.7/ク)などが好きですね。
ものすごい定番な作品をピックアップしてしまってすみません…
上記の作品は全てポワロシリーズですが、もちろんマープルシリーズも好きですよ!

そしてミステリーを語る上で欠かせない(と思われる)のが、シャーロックホームズ!

うーん、でもホームズか…読んだことはあるのですが、昔の事なので記憶が曖昧ですね…
あと、昔はちゃんと自分の中に、自分で描いていた、自分だけのホームズが居たのですが、最近シャーロックホームズと聞くと、某「体は子ども頭脳は大人」な名探偵くんが出てきてしまって…
原作を頑張って読もうとしても、頭の中で彼がホームズの解説をし始めるのでどうしたもんかと悩んでいます。

ここは一回DVDの『シャーロック』シリーズ(788/シ) を借りて脳内イメージを変えてみようかな( ̄ー ̄)ニヤリッ   (す)

2016年10月06日(木)

10月ですね。私は10月が1年のなかでいちばん大好きです。
なんといっても気候がいい!!
暑すぎず寒すぎず、快適に過ごすことができます。
それに食べ物もおいしいです。
…とここまでかいたはいいものの、ふくらむ気配のない10月トーク。
ネタがないのに見切り発車をしてはいけませんね。

さて、先日自宅に卒業した大学から郵便が来ていました。
卒業生向けの催し物の案内だったのですが、ぼんやりとながめていたら
懐かしくなりました。
私がいたころとは景色が変わっていると思うので、いつか訪れたいです。
でも訪れて何をするんだろう……、ふらふら歩いて終わりそうだ……
そういえば私が受験する大学を決めたのも10月でした。しかも高3の。
今考えてもこれは遅すぎる!
そこから大慌てで赤本を買いにいった記憶が…。あぁ、頭痛い…
私がいうのもなんですが、受験生の皆さん!目標は早めに設定しましょう!!(し)

『危ない大学・消える大学 ’17』(/377.2/シ/17)
『大学入試改革』(/376.8/タ/)
『大学図鑑! 2017』(/376.8/タ/17)

2016年10月05日(水)

私の中で夏目漱石と言えば、「大逆転裁判」(ゲーム)のきょどった漱石さんかなぁ。
すさんの言う漱石像ともマッチですw
(鼻毛のエピソードは聞いたことがありますよ~
アイスの話は弟子の誰かのエッセイかな? 出典を是非!)

結局明治村での謎解きイベントにも行き損ねたし、○さん思い出すし、ちょっぴり切ない思い出…www
続編の制作が決まったそうなので、今から発売が楽しみです!!

あ、漫画の『先生と僕』もかな。何年も前に1巻を読んだきりなので、続きもちゃんと読みたいです。

ところで、いよいよ今週末から、観光交流センターでの伊藤秀男さんの原画展が始まります。
図書館で読み聞かせボランティアをしてくださっているグループ有志によるイベントですが、原画展のほかにも講演会や参加型のおえかきなども企画されているようですので、どうぞご参加ください。  (★)

チラシはこちらから(図書館でも配布しています)→ イベント紹介(津島市ホームページ)

『おうしげきだん』(今回原画が展示される作品です)・『けんかのきもち』・『タケノコごはん』など

2016年10月04日(火)

今日10月4日は、『探し物の日』です。

NTTの電話番号案内が、104であることから、失った物をもう一度、本気で探してみる日という日になったそうです。

失った物・・・・

この頃、いろいろ忙し過ぎて、大事なスケジュール手帳をどこかに無くしてしまいました。
手帳には、いろいろメモも書いてあるのにどこに置いてあるのか?思い出せません・・・・・
本気で探さなくてはなりません。

その他に、ガラケーの電池カバーが、知らぬ間に、はずれて、落ちてしまったようです。
もう、かれこれ8年使用中なのですが、なかなか新しい携帯には変えられないので、無いままで使用しています。
思い当たる場所は、探しましたが出てこないのですよね(T△T)

どこからか、ひょっこり出てきてくれないかな~?

とりあえず、今日ぐらいは、もっと真剣に探そうかなと思っていますよ(お)

『探偵★日暮旅人の探し物』(B/913.6/ヤ) (ヤングアダルト)

2016年10月03日(月)

 曇りや雨の日が続くからでしょうか、最近よく蜘蛛が巣を張っているのを見掛けます。

名古屋市図書館のホームページを見ると、「城探訪~富田五城を知っていますか?~」という企画の見出しがトップページに載っていました。
“富田五城”とは、富田図書館付近に存在した、戸田城・助光城・榎津城・江松城・前田城の城跡を指しており、それを富田図書館で今回特集したそうです。web上からは城の由来、マップを見る事ができました。

この五城に関しては昨年、当館で展示した「海部・津島の城跡をめぐる」展で、パネルと地図を使って紹介しました。
当時、そのパネル写真用に『中川区史』や『中川区の歴史』を参考にして現地まで撮影しに行ったのですが、いざ来てみると、細い路地で道に迷ってしまい、同じ場所を何度もぐるぐると周っていたのを思い出します。

その中でも特に思い出に残っているのが戸田城です。石碑も立札も無く何の確証も取れない場所で、何か手掛かりを得ようと、城跡の近くに住んでいる方にダメもとで直接お話をうかがいに行きました。
そのお陰で、本より城についての詳細を知ることが出来たので、解説文作成時に非常に参考になりありがたかったです。
何より地元の方が城について関心を持っていて、資料を集めている人がいた事にうれしく思いました。 (伊)

2016年10月02日(日)

 ここのところの図書館だよりが、ほぼ業務報告のようになっていたので、今回は「芸術の秋」にちなんだ話を。先週、久しぶりに美術館巡りをしてきました。

 午前中は、金山のボストン美術館で「俺たちの国芳 わたしの国貞展」を観てきました。歌川国芳、ここのところ人気が高いとは思っていましたが、10時の開館前に到着したにも関わらず、行列が出来ていて驚きました。「相馬の古内裏に将門の姫君 瀧夜叉妖術を以て味方を集むる大宅太郎光国妖怪を試さんと爰に来り竟に是を亡ぼす」という、とっても長いタイトルが付いている三枚続のドクロの絵や、「雪だるま」ならぬ「猫だるま」を雪の日に作っている「初雪の戯遊」という絵が良かったです。国貞の作品では「御誂三段ぼかし」が、今のアイドルの写真みたいで面白かったです。興味のある方は、是非ボストン美術館へお出かけ下さい。

 午後からは、電車を乗り継いで、碧南市藤井達吉現代美術館の「鬼才 河鍋暁斎展」を観てきました。こちらは「花鳥図」がちょっと怖かったけれど、良かったです。藤井達吉現代美術館は、はじめて伺いましたが、とても素敵な建物。なかなかの混雑だったので、オシャレなカフェは満席で断念しました。ところで、暁斎といえば「蛙」がとっても可愛いですね~。思わず蛙マグネットを衝動買いしてしまいました。ちなみに、暁斎は7歳の時に国芳に弟子入りしているので、この一日は師弟鑑賞デイとなったわけです。暁斎が、師・国芳を描いた絵は、もちろん(!)懐にネコを抱いている姿です。最近、画家や絵を題材とした小説の出版も多いので、「アート」をテーマにしたコーナーを展開しても面白いかなぁ、と考えたりもしています。

 ここのところ、11月に豊橋で開催される「見仏記トークイベント」のチケットは取れず、食事会ではお腹を壊し、雨が続いてウォーキングも出来ないし洗濯物も乾かない、とさんざんな毎日を送っていますが、自分で調べて、足を使って出掛けて、「ホンモノ」を実際にこの目で見て、元気出していこう、と思っています。(き)

2016年10月01日(土)

今日から10月です。
ようやく暑さも和らいで過ごしやすくなってきましたね。
食欲も倍増しております。
秋はおいしいものがたくさんあるので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ここしばらく食べ過ぎでお腹を壊しがちなので、節制しなければ・・・。

最近、おいしい!と感動した食べ物は、ぶどう。
皮が緑色のぶどうで皮ごと食べられるのですが、甘酸っぱいジューシーな果肉と皮が食感のアクセントになって、とってもおいしかったです。
梨や柿も大好きなので、これからの季節が楽しみです♪

『家庭でできるおいしいブドウづくり12か月』大森直樹/著 家の光協会 625.6オ
『育てて楽しむブドウ 栽培・利用加工』小林和司/著 創森社 625.6コ
『黒葡萄』宮沢賢治/作 たなかよしかず/木版画 未知谷 913.6ミ

2016年09月30日(金)

さて!先週予告した通り、現在のコーナーにちなんで夏目漱石について語りたいと思います!

(す)は漱石ってどんな人?と聞かれたら「日本を代表する文豪だけど、病弱で面白くて神経質で短気で甘党でめんどくさいけど憎めない可愛いおじさん」と答えます。なぜなら…

①大の甘味好きでジャムを瓶から直接食べていたら、お医者さんから怒られたり。
②当時は高級品で手に入りにくかったアイスクリームを「食べたい!食べたい!」と言って弟子達を困らせたり。

③『吾輩は猫である』のモデルになった猫が死んでしまった時、野良猫で名前を付けていなかったので卒塔婆に「猫の墓」と書いて、死亡通知を友人、弟子全員に送ったり。
④実は寒がりで、冬の日は日の光があたる所へ机を持って行って、麦わら帽子を被ってそこで書いていたり。

⑤怪談話を聞かされると「寝られなくなるからもうよしてくれ!」と怖がったり。
⑥執筆に行き詰ると、うんうん唸りながら鼻毛を抜いてそれを原稿用紙に植えていたり。(しかもそれを内田百閒が持って帰って保管していたそうな。なお、第二次世界大戦で燃えてしまったため現在は残っていません)などなど…

こんな感じのエピソードがいっぱい出てくるからです!(笑)

(す)は、こういった作品とは関係ないその人個人に関するちょっとしたお話が好きです。
「文豪」と聞くとなんだかお堅くてとっつきにくい感じがしますが、その人個人を調べていくと意外な一面があったりして、ちょっと親近感が湧いて作品をより楽しく感じられる…、気がします!(笑)

今年は没後100年ということでなにか新たな漱石情報出てこないかな?と期待しております。(行方不明だった原稿が見つかる…とか!)   (す)

『夏目漱石、読んじゃえば?』 (奥泉 光∥著) (コーナー8)
『文豪の素顔』 (高橋 敏夫∥監修) (コーナー8)
『夏目漱石の世界』 (平凡社) (コーナー8)

2016年09月29日(木)

★さんの図書館だよりにもありましたが、映画の聖地巡礼が話題になっていますね。

聖地巡礼つながりでいうと、湊かなえさん原作の映画『少女』が10月に
公開されるのですがどうやら東三河がそのロケ地になっているみたいです。
うらやましいですね!!ロケみにいきたかったです。

そういえば東三河だと中学生の頃一度だけ豊橋に行ったことがあります。
たしか駅にちくわが売っていた思い出が…
でもその時は観光ではなかったので、いつかふらりと遊びに行ってみたいです。
そしてできたてのちくわを食べたいです。

では、今回は湊かなえさんの本をいくつかご紹介したいと思います。(し)

『少女』(/913.6/ミ/)
『豆の上で眠る』(/913.6/ミ/)
『望郷』(/913.6/ミ/)

2016年09月28日(水)

9月もまもなく終わりです。
今回は一行目の話を書こうと思っていたのですが、印象に残っていて一行目(書き出し)だと思っていたフレーズがそうではなかったことが発覚したのと、それ以上のよかった出来事があったのでその話にチェンジ! です。

と言うのも、なんとなんと! 宮木あや子さんの『校閲ガール』がドラマ化!
しかも主役の悦子が石原さとみさんですよ!!
その人選の段階で、私としては楽しみしかないです。
この作品ならば、原作との違いも受け入れられそうですし(そこ大事w)

辞書編集部の『舟を編む』とはまた違った、本作りの現場が見られる作品です。
『舟を編む』と言えば、こちらはこの秋からアニメ化。
こちらも見逃せません!  (★)

『校閲ガール』『校閲ガール ア・ラ・モード』宮木あや子/著
『舟を編む』三浦しをん/著