図書館だより

 

2025年04月13日(日)

ホームページサーバーの移行作業があり、お久しぶりの「図書館だより」です。投稿画面の仕様が変わったので、うまく投稿できているのか、少し心配でもありますが・・・。新年度になってからは(私にとっては)最初の「図書館だより」ですね。今年度も、明るく楽しい内容の投稿となることを心掛けて書いていこうと思っています。どうぞ宜しくお願いします。

このご無沙汰の期間中にずいぶんと暖かくなりましたね。桜はあっという間に満開となり、今日の雨で完全に散ってしまうのかな?・・・といったところ。「花散らしの雨」とはよく言ったものだな、と思います。ほかにも桜にちなんだ言葉には「花筏」や「桜雨」など、格好良い言葉が多いような気がします。「休眠打破」なんて、来年の書き初めに書いてもいいんじゃないかな、と思うぐらいステキな言葉ですよね。

大阪では万博が今日開幕しましたが、図書館近くの天王川公園の「藤まつり」は昨日からはじまりました。天王川公園のインスタを見てみると・・・うーん、まだ咲き始め。蕾がぐんぐん大きくなってきているようですが、今のところ「猫じゃらし」ぐらいの大きさでしょうか?図書館の入口展示「津島市・江南市 藤まつり展」とあわせて、藤の成長を楽しんで頂けると幸いです。私も近いうちにウォーキングがてら藤を見に行こうと思っていますが、藤まつり期間中は公園近く(つまり図書館近くです)が渋滞するので、遅刻しないように気を付けなくては!

また、このご無沙汰の期間中は作家の上田秀人さんが亡くなられた、という訃報に驚きました。この「図書館だより」には書いていませんでしたが、昨年の11月に大阪で開催された「なにげに文士劇2024旗揚げ公演 放課後」を劇場へ観に行き、学校一の秀才・北条雅役を上田さんが演じられていたのを拝見したばかりです。華麗な迷推理を堂々と披露する熱演がとても格好良かったです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

先週は、1泊2日の日程で神戸~姫路を旅してきました。旅の話は次週以降に書こうかな、と思います。この春に「ブラタモリ」が復活して嬉しかった話もその内に。

『藤と日本人』有岡利幸/著・・・平安時代から現代までの、日本人と藤の関わりの長い歴史を解説する本です。「藤まつり」のこの季節にオススメの一冊。そういえば、昔「藤まつり」を見に行って「藤アイス」を食べた記憶があります。「藤の味」ってどんな味だったんでしょうか?・・・全く記憶にありません。
『孤闘 立花宗茂』上田秀人/著・・・中山義秀文学賞を受賞した上田さんの著作です。上田さんは多くの時代小説シリーズを手掛けており、著作は200冊を超えますが、実は歯科医という顔も持っておられました。凄っ!
『小説すばる 2025年1月号』『小説すばる 2025年2月号』・・・昨年の「なにげに文士劇」で実行委員をつとめられた澤田瞳子さんによる「なにげに文士劇 顛末記(上・下)」が2号にわたって連載されています。どんな仕事もバックヤードは興味深いものですね~。”大人の文化祭”を真剣に楽しむ澤田さんの姿がステキです。

 

タイトルとURLをコピーしました