図書館だより

 

2025年02月05日(水)

今年も本屋大賞の候補作が発表になりました!!

今年も一穂さんの作品が…ある…! 読了後にちょろっとご紹介した『恋とか愛とかやさしさなら』です。
テーマは重いのですが、一穂さんらしいテンポの良い会話で読みやすいです。この機会にぜひ。
そしてそして「あの本、読みました?」大賞のときに「気になる~」とご紹介した阿部暁子さんの『カフネ』も今回ノミネート。個人的には一番の有力候補かな~と思いますが、どうでしょうか。
有栖川先生が主宰する創作塾の出身で、2024年の『週刊文春』ミステリランキング国内部門においてデビュー作にして第3位を獲得し話題となっている山口未桜さんの『禁忌の子』がここでも上位に食い込むか!?
電撃出身、SFのイメージがあり個人的には苦手そうだな…と読まずに来ていた野﨑まどさんですが、今回の『小説』はちょっと気になります。

今回の候補作の中で(★)が特に注目している作品は以上ですが、結果が楽しみですね。
その前に新年度に向けてのあれこれをがんばります!

最後に、伊さんが紹介されていますが、先日、文化会館で開催された〈つしまおやこワクワク体験活動フェスティバル!〉に〈出張! 電子図書館体験会〉を出展しました。
たくさんの方にお立ち寄りいただいたとのこと、どうもありがとうございました!
電子図書館の利用案内や利用の手引きは普段からチラシ置き場やカウンターなどで配布中です(電子図書館サイトにも利用ガイドがございます)。
ぜひご利用ください。

『カラフル』阿部暁子…所蔵があるなかで一番新しいもの。読書学習室へ行く階段脇のYA文庫コーナーにもオレンジ文庫の『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』があります。
『HELLO WORLD』(アニメ映画DVD)…野﨑まどさん、ご本は1冊しか所蔵がないのですが、脚本を担当した映画のDVDもありますのでぜひ。

 

2025年02月04日(火)

年に2回(不定期)の新着DVDを出しました。

『どうする家康』10111213
『はたらく細胞』1234
『南海トラフ巨大地震』第1部第2部
『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』
『日本列島生きもの超伝説』
『タンタンの冒険』
『君たちはどう生きるか』
『エドガルド・モルターラ』(日本語吹替なし)

どうする家康は全巻そろいました! はたらく細胞は、4巻までです。続きは機会があれば…。

 

2025年02月03日(月)

先週、文化会館で開催されたイベント「つしまおやこワクワク体験活動フェスティバル!」に、当図書館も電子図書の体験会として参加しました。
図書館に電子図書があるという事を初めて知った方もいて、皆さん興味津々で体験していただき盛況に終わりました。
これを機に電子図書の利用が増えるとうれしいです。

 

2025年02月02日(日)

明日、2月3日は「立春」ですね。暦の上では春を迎えるというのに、火曜日から今冬最強寒波がやって来る、と予報されています。うーん、寒いのは苦手なんですよね・・・。雪が降ると通勤が大変なので、何とか降らずに過ぎてくれると良いのですが。図書館HP冒頭でもお知らせしていますが、館内空調設備の故障が続いております。ご来館頂く際は、暖かい服装でお越し下さい。私たちも館内では防寒対策をして、体調を崩さないように努めております。館内で上着を着たまま働く職員を見かけるかもしれませんが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

さて、つい先ほど「立春」と書いたばかりですが、先週の休日にようやく津島神社へ初詣に行ってきました。諸般の事情でここのところ慌ただしくしていたため、ほぼ旧正月での初詣です。元日には多くの人が訪れたであろう津島神社も1月末ともなれば参拝客もチラホラ。おかげで、落ち着いてゆっくりとお詣りすることができました。うーん、旧正月の初詣は意外とオススメかもしれません。駐車場も空いていたし。

お詣りのついでと言っては良くないのですが、以前から近くを通りかかる際に気になっていた、かつて神社南側にあった「津島市立図書館旧館」が更地となっている写真を撮ってきました。今年12月、この旧館跡地に「宮きしめん」がオープンする予定なので、来年のお正月は多くの初詣客が温かいきしめんを求めて行列しているかもしれません。現在は更地に黒いビニールシートが掛けられていて、養生中といったところでした。

何度かこの「図書館だより」にも書いたような気もしますが、この旧館に私は子どもの頃から自転車を漕いでよく通っていました。私が子どもの頃は土曜日も午前中は学校があり(年齢がバレますが・・・)、午後は毎週のように図書館へ来ていました。昭和の終わり頃はまだまだ大らかな時代だったようで、予約していた本が準備できるとカウンター前に名前が貼りだしてあり(さすがに書名までは書いてありませんでしたが)、名前を見つけると大喜びでカウンターに申し出て、予約していた本を借りた記憶があります。誰でもそうなのかもしれませんが、子どもの頃の記憶は鮮明に残っていて、1階が児童室だったことや、階段に新刊本の背表紙をコピーした用紙が貼ってあったことや、2階に木のベンチが置いてあって、そこで時間を忘れて本を読んだことや(腰痛知らずだったのです!)、当時の職員さんが手書きで1枚ずつ名前を書いてくれていたベージュ色の貸出カード(今のようなバーコード印刷されたものではなく、1冊につき1枚カードを挟んで利用していた記憶があります)のデザインなど、今でもよく覚えています。

すっかり更地になった旧館の跡地を見ていると、「こんなに狭かったんだなー」と思いましたが、私がよく通っていた頃は子どもだったから広く感じていたのでしょう。「旧館の児童書はたぶん全部読んだ」と語る人を、私は少なくとも2人知っています。この2人には及びませんが、私もこの場所で世界は広いことを教わったように思います。おそらく間もなく工事が始まり、この場所に「津島市立図書館旧館」があったことを知る人も減っていくことでしょう。美味しいきしめんを津島で頂ける日が訪れることを楽しみにしつつ、かつての旧館をしんみりと思い出す一日となりました。子どもの頃に図書館に連れてきてくれてありがとう、と両親にも感謝したいですね。おかげで一生退屈しない人生となりそうだよ、と。

今回はしんみりとしてしまったので、本の紹介はお休みです。イチロー選手の野球殿堂入りについても次週以降に。

 

2025年02月01日(土)

今月、好きな海外バンドの来日公演があります。
幸運なことに、たまたま同じ日程で開催地付近にいるので、あとはチケットを取るだけ!
…のはずが、メンバー編成が変わったことを自分が受け入れられるかわからなくて、いまだ申し込めずにいます。
MVを見る限りでは、新しい編成も素敵なのですが、抜けたメンバーに思い入れがあったので…複雑な乙女心(?)です。