この前、あるお菓子を通販したのですが、その梱包の仕方がすごく大げさで驚きました。まず、段ボール箱が商品の7~8倍の大きさで、箱を開けると空気クッションの緩衝材がびっしり詰まっていました。更に商品にはプチプチの緩衝材にくるまれ、それらを取り除いてようやく商品の入った缶にたどり着けました。
最近はここまで過剰な梱包は見た事なかったのですが、さすがにやりすぎな感じが否めませんでした。
図書館だより
2021年07月18日(日)
7月も気が付けば半ばが過ぎました。先週は、梅雨の終わりを告げるような大雨や雷の日が続きましたね。この「図書館だより」を書いている時点ではよく分かりませんが、そろそろ「梅雨明け」が宣言されているのでしょうか?
さて、先週の「図書館だより」で予告したとおり「EURO 2020」の話を書きます。決勝のイングランド対イタリアは120分の激闘+PK戦の末、イタリアの優勝となりました。ほぼ満員のウェンブリーが静まり返った瞬間は忘れがたいものがありましたが・・・PKを失敗したイングランド代表の選手に対して、心ない非難の声が上がり、その一部は人種差別的な中傷であったと聞くと、非常に残念な気持ちになりました。
サッカー界では、PKにまつわる名言がいくつか残されています。最も有名な名言は、往年の名選手ロベルト・バッジョの「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」というもの。1994年アメリカW杯決勝でPKを外した経験を持つバッジョの言葉かと思うと、感慨深い言葉です。また、かの名将イビチャ・オシム監督の言葉には「PK戦はクジ引きのようなものだ」という言葉や「PK戦はサッカーではない」という言葉があります。いずれも、PKを失敗した選手を責める風潮を咎める、選手への愛情が溢れた言葉です。120分間を全力で戦った選手へのリスペクトを欠いた今回の騒動には、サッカーファンの一人としてガッカリしています。PK戦は誰かが失敗するまで続きます。どうか、選手には温かな声を・・・と願わずにはいられません。
お、そういえば地球の裏側、ブラジルで開催されていた「コパ・アメリカ(南米選手権)」はアルゼンチンが優勝!メッシは、ようやく故郷アルゼンチンにタイトルをもたらすことが出来ましたね。報道ではあまり取り上げられませんでしたが、涙の初タイトルにはグッとくるものがありました。
さて、実感は殆どありませんが、間もなく東京五輪ですね。色々と思うところはありますが、出場する選手に敬意を持って応援したいと思っています。グランパスゆかりの選手が2人選ばれている男子サッカーに、やはり一番注目しています。本当は観に行く予定だったので、フクザツだったりもするのですが・・・。
・『悪魔のパス天使のゴール』村上龍/著・・・イタリアのプロサッカーリーグ・セリエAが舞台の小説。出版された2002年はセリエA黄金期といえる時代です。
・『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』・・・今から15年前、2006年に出版された本ですが、少しも古くない内容です。何と!この年の課題図書にも選ばれており、サッカーファンならずともオススメの一冊です。・
・『ディエゴ・マラドーナ(Sports Graphic Number PLUS)』・・・昨年11月に他界したアルゼンチンの英雄マラドーナの追悼特集本。メッシは師であるマラドーナに今回の優勝を捧げることができた、というわけです…うぅ、泣ける~。
2021年07月17日(土)
5月の終わり頃に図書館だよりに書いた、マウントレーニアの~深い癒しパッケージ~ですが、夏・第1弾が今週から発売されました。
シリーズ化を希望していたので嬉しいです!
前回は5つの動物園とコラボしていましたが、今回は倍以上増えて11の動物園と水族館とのコラボだそう。
そして、気になる動物のラインナップですが、な、なんと!待望のパンダが仲間入りしましたヾ(*´∀`*)ノ
パンダ同様に大好きなラッコ、ホッキョクグマも入っていてホクホクです。
(や さんへ ゴマフアザラシも入っていましたね!)
さっそくお店に探しに行き、何軒か目でようやく発見!
アドベンチャーワールドの楓浜(ふうひん)の写真が使われているのですが、むちゃくちゃかわいくて、思わず3つも買ってしまいました。
鳥羽水族館のラッコのメイちゃんも2つ購入。
こちらもポーズを決めたメイちゃんがとてもかわいいです。
普段コーヒーはブラックで飲むことがほとんどなので、甘いカフェラテは体重増加が悩ましい身としては糖分と脂肪分が少々気になりますが、ちびちび消費していこうと思います。
なにより、冷蔵庫の中にかわいい子たちがずらりと並んでいる光景に癒されています。
天王寺動物園のホッキョクグマのホウちゃんは、7月下旬以降に発売されるとのことなので、今からとっても楽しみです♫
『もっと知りたい動物園と水族館』小宮 輝之∥著 メディアパル
『コーヒーのある暮らし』鈴木 樹∥監修 池田書店
2021年07月15日(木)
昨日ツイッター見ていたら、トレンドに「心霊番組」等が入っていたので、そこでようやく心霊番組をやっていることに気づきました。
見たことある映像もいくつかありましたけど、三木住職を見られただけでも良かったなと思います。…っていうと、まるで三木住職を“推し”ているみたいですね。推しかなぁ。うん、推しかも。
実は飽きちゃって途中までしか見ていないのですが、後でツイッターのトレンド欄に「宜保愛子」と入っているのを見て、最後まで見ればよかったと少し後悔しました。
…と思ったら、配信されていますね!いい時代だな~。
そういえば、あの怪奇現象が起きる家ですけど、住んでいる人のコレクションは倒さないあたり偉いな~と思いながら見ていました。「さすがにこれ倒したらいくらなんでも起こるだろうな」ってアチラさん側も思ったんでしょうね。たぶん誰だって怒る。
2021年07月14日(水)
いよいよ今日は、芥川賞・直木賞の発表ですね…どきどき……
書こうと思っていたことはあるのですが、なかなか上手く纏められないのでまた来週以降に……
は~取り敢えず深呼吸してきます……
今回の直木賞候補作一覧はこちら(著者名五十音順)↓
『スモールワールズ』一穂ミチ
『おれたちの歌をうたえ』呉勝浩
『テスカトリポカ』佐藤究(7/14現在、発注中につきこちらからの予約はできません)
『星落ちて、なお』澤田瞳子
『高瀬庄左衛門御留書』砂原浩太朗
2021年07月13日(火)
7月13日は “オカルト記念日” です!
そうです。去年の今日も同じことを書いてます。
去年は、日にちを1日前(本当は14日なのに13日)と勘違いをしています(-_-;)
内容は13日のことを書いてますが、日にちは14日です。
あえて直すのをやめましたm(__)m
1923(大正12)年7月13日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスの一画、
ハリウッドヒルズ地区に ”HOLLYWOOD” の文字看板広告が設置されました。
というものもあります。
何気なく着ていた服が “HOLLYWOOD” のロゴTと気が付かず、
TPOの配慮が出来ず気まずい……となったことが過去にありました。
英語のロゴTはそれ以来怖くて文字を確認してから購入しています。
2021年07月12日(月)
先週の雨の日、傘を盗まれてしまいました。あるお店に5分ばかり立ち寄り、その入り口の傘立てに置いたのが失敗でした。
コンビニかどこかで代わりの傘を買っていこうかと思いましたが、あまりにもシャクなので雨が止むまで他の店で時間を潰して帰りました。普段はそんなに長い時間立ち寄らない店や、入ったことない店など、いつもよりもじっくり見て、その日は予定外にのんびりと過ごしました。
まあ、こんな嫌な日もありますが、過し方次第ではそれなりに悪くない日になるのかなと、ふと思えた日でした。
2021年07月11日(日)
先週の「図書館だより」の最後に「次回はEURO 2020について書きます」と書いたのですが、うっかりしていまして・・・、決勝は日本時間7月12日(月)、つまり明日の早朝でした!・・・というわけで「EURO 2020」の話は次週に書くことにします。それにしても、聖地・ウェンブリーで「イングランド対イタリア」の決勝とは!!イギリスはどんな騒ぎになることやら・・・。スタジアム収容人数の75%、つまり6万人以上の観客を入れると聞くと・・・だ、大丈夫なのか、と思わずにはいられません。とはいえ、ベッカムとエド・シーランが並んで観戦しているのがテレビに映ると、私もなんだかんだ言ってミーハーなので「お!」と嬉しくなったりもするのですが。
さて、先週の水曜日7月7日、今夏に予定されていた日本最大級の音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の中止が発表されました。コロナ禍以前から真夏の野外フェスに行くのはさすがに体力的に厳しく、屋内かつ指定席に限定したものとなりあが、ライブに出掛けるのは私にとって大きな楽しみのひとつです。フェス開催まで1ヶ月を切った時点での中止発表は、主催者にとっても音楽ファンにとっても、難しい決断だったと思います。
東京五輪が「開催ありき」で今まさに突き進んでいるのに対して、音楽ファンは「我慢ありき」なの?・・・と思うのは、私だけではないと思います。もちろん、五輪に向けて努力を重ねる選手の皆さんに対して何かが言いたいのではありません(私はこの状況下で努力を重ねる選手の皆さんを心から応援しています)。選手やファンではなく、スポンサーそしてIOCの顔色を窺って物事が進むのはいかがなものか?・・・ということです。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」のホームページに掲載された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の中止に関して、皆さんにお伝えしたいこと」と題された渋谷陽一さんの文章は、音楽を愛する者ならば誰もがグッとくる文章でした。先日の「緊急事態宣言」を受けての総理会見での言葉の薄さとは全く異なる、誠意の伝わる文章だと思いました。来年以降、さらにこれから先の未来に、誰もが笑顔でフェスやライブを心から楽しむことができるよう、フェス・ライブ文化、さらには音楽文化を私たち音楽ファンが支える方法はないのでしょうか?私が思いつくのは、とりあえずネット通販でグッズを買うくらいですが・・・。今回いつも以上に熱くなっていますが、意見には個人差もあります(@さだまさし)ので、ひとまずこの辺で。
最後に楽しい話を。本日、7月11日(日)9時から(見逃した方は来週に再放送もあるはずです)NHK・Eテレ「日曜美術館」は「わたしとイサム・ノグチ」。出演は何と!サカナクションの山口一郎さん(私、大ファンなのです)。東京都美術館で開催されている「イサム・ノグチ 発見への道」展でサウンドツアーをしているほか、イサム・ノグチの「AKARI」をライブの演出に使うなど、かねてよりイサム・ノグチファンを公言している一郎さんがどんな話をするのか、今から楽しみです。津島市出身の詩人・野口米次郎を父に持つイサム・ノグチの本は、当館の「ふじいろ文庫」でも紹介しています。興味のある方はこちらも覗いて下さいね。さらに今夜は、みうらさんと安齋さんの「笑う洋楽展」の新作「東京での出来事」もオンエアされるということで、こちらも楽しみ、楽しみ。
・『英国フットボール案内』島田佳代子/著・・・2010年、つまり今から10年以上前に出版された本ですが、サッカーの母国・英国ではフットボールがどのようなものなのかを教えてくれる一冊です。
・『レコード・ブック』渋谷陽一/著・吉田弘和/編集・・・1974年に出版された本です。出版元の「新興楽譜出版社」は現在の「シンコーミュージック・エンタテインメント」のこと。少し前に休刊となってしまった雑誌「CROSS BEAT」は私もよく買っていました。
・『イサム・ノグチ 宿命の越境者 上 』、『イサム・ノグチ 宿命の越境者 下』ドウス・昌代/著・・・「ふじいろ文庫」に並んでいるイサム・ノグチの本では個人的にはこれがオススメ。上・下巻の重厚なノンフィクションなので、読みごたえもたっぷりです。
・『大人に質問!「大人ってどのくらい大変なんですか?」』みうらじゅん/答える人・・・質問する人は児童館の子どもたち。こちらは肩の力を抜いて気軽に読んで頂きたい一冊です。
2021年07月10日(土)
昨日、上野動物園で産まれた双子のパンダの性別が、オスとメスとの発表がありました。
シャンシャンに弟と妹ができたと思うと、なんとも感慨深いです。
シャンシャンが産まれた時から、陰ながらずっと成長を楽しみに見守ってきたので、勝手に気分はすっかり親戚のおばさん・・・。
双子ちゃんたちは体の黒い模様がくっきりしてきて二頭とも順調に成長しており、お母さんのシンシンも元気で育児をしているとのことで、ほっとしています。
これからも健やかにスクスクと育ってほしいです。
双子ちゃんの名前は一般からアイデアを募って決めるそうなので、頑張って考えてみようと思います。
『ハッピー☆パンダ パンダ・子パンダものがたり』中川/志郎∥監修 時事通信出版局
『リーリーとシンシン』(←シャンシャンと双子ちゃんの両親です) 中国パンダ保護研究センター∥編著 二見書房
2021年07月07日(水)
今日は七夕ですね。
地上(津島)ではなかなかのどしゃ降りですが、天の川ではどうでしょうか。
いい感じのネタが無いので、電子限定の文芸誌の話でも良いですか?
以前当館でも購入していた『別冊 文藝春秋』、現在は電子限定として(紙媒体での発行終了にともない受入中止となったのでした)隔月で配信されているのですが、こちらで前号の5月号から有栖川さんと一穂さんの連載が開始されました。
雑誌連載は、追っかけたい気持ちはありつつもいつまで続くかわからないしなぁ…(他に読みたいのもない、もしくは気になるあらすじがあっても途中からでは……という気持ち)であまり買わないのですが、せっかく揃って初回だし…と5月号を購入、続きを気にしつつそこで終了…の予定でしたが、有栖川さんの方が「全4回の予定」とおっしゃられたので思い切ってそこまでは購読することにしました。
やはり好きな作家さんが2人同時に連載進行は嬉しいです(喜んで課金できる笑)。
また、7月号から始まった三上延さんの新連載が面白そうだったのもあります。
あとはやっぱり電子なところですかね。続けて買っても場所取らない!
興味のある方は、公式サイトで試し読みもできますのでぜひどうぞ。
『鍵のかかった男』有栖川有栖
(火村シリーズ単行本として一番新しいものは先週ご紹介したものなので、最近の中で一番お気に入りのものを…また実写化の機会があればこれをお願いしたいです……)
『ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち』三上延
(ビブリアシリーズ新章。栞子さんと大輔くんの娘・扉子初登場。最新巻となる続編では高校生になってます)
『スモールワールズ』一穂ミチ
(直木賞発表はいよいよ来週です…どきどき…)