図書館だより

 

2019年08月31日(土)

あっという間に今日で8月も終わりですね。
明日からは、通常通り9時~18時までの開館となりますので、お気をつけください。
たくさんのご利用ありがとうございました。

先日、数年ぶりに夜行バスに乗りました。
初めてバスタ新宿から乗ったのですが、場所がわかりやすくて方向音痴の私でも迷わず行けましたし、待合室もあって使い勝手がよかったです。
ピーク時はかなり混雑していて椅子が全部埋まり、トイレも行列ができていましたが、しばらく待っていたら空いてきて快適に過ごせました。
以前はバス乗り場が集約されていなかったので、乗り場をなかなか見つけられず、半泣きになりながら新宿の街を全速力で走って探し回った苦い思い出があります。
なんとか出発時刻ギリギリに間に合ったのですが、深夜の大都会で道に迷うという出来事は想像以上におそろしかった・・・。
それ以来、夜行バスには少し苦手意識があったのですが、これからは大丈夫そうです!(東京駅の八重洲口のバスターミナルは未経験なので、そちらはまだ不安ですが・・・。)

乗り場問題はほぼ解決しましたが、夜行バスだとやっぱり寝不足問題は避けて通れませんね。
今回のバスの座席はかなり深く倒すことができたので、比較的よく眠れたのですが、トイレ休憩で停車する時や、物音などで何度か目が覚めてしまうので、どうしても寝不足気味・・・。
もう一週間経ちますが、時差ボケのような感じでまだ眠さが抜けません。
若い頃は貫徹しても平気だった気がするのですが、うーん、歳のせいでしょうかね・・・。

『夜行バスで出かけましょう』 小川 かりん∥著 イースト・プレス 685.5オ

 

2019年08月30日(金)

梅雨が過ぎ、台風が過ぎたと思ったらまた雨ですか…。
今年の夏は雨が降っているかカンカン照りかのどっちかみたいですね。

特に台風は今年(す)を大いに困らせてくれました。
7月と8月に2回ほどこっちに近づいた時があったじゃないですか。
その日両方とも数年ぶりに連絡手段が取れた友人と会う約束をしていまして。

遡ることまず6月。これは(す)がいけないのですが。
会う数日前に体調を崩し、風邪をうつすといけないので泣く泣く延期に。
その代わりの7月前半。会う日に友人の仕事が急に入り延期に。
その代わりの7月後半、会う日に台風襲来。泣く泣くまたまた延期に。

そして8月。
その代わりの代わりの8月中旬。2日間会う予定だった2日目に台風襲来。
泣く泣く1日のみに。

こんな…こんなことってあります…?
(す)も友人も運が無いにもほどがある!7月は特に七夕の事もあって
友人「え、なにこれ…織姫と彦星かな???」
(す)「まずその1回すら来てないけどね!(泣)」と話していました。

そして2人で決めました。会う日をはっきり決めないほうが良いと。
会う日を第3候補ぐらいまで作っておいたほうが良いと。
そうすればこの日がダメでも候補まだあるし!と前向きな気持ちになれると。

もう本当に、運がすこぶる悪い者同士の約束ほどなにが起こるか分かりませんね!( ;∀;)

『運がいい人は行っている全国パワースポット御朱印帖』(菊池 洋明∥監修) (175.9/ウ)
『運がよくなるおそうじ風水』(林 秀靜∥著) (148.5/リ)

 

2019年08月29日(木)

もうすぐ夏も終わりですね。今の時期は道端にセミが転がっていることが多くなりますが、先日ネットである記事を読みました。

それは「セミが最期に見る景色は何か」というもの。
セミは繁殖すると死んでしまう生き物です。
子孫を残す役目を終えると、体を動かす力がほとんどなくなり、セミは地面に落ちてしまいます。
地面に落ちた後は死を待つだけなのですが、皆さんご存知の通り、セミはお腹を見せた状態で地面に転がっています。
セミは複眼なので広い範囲を見渡せますが、背中に目がついているので死ぬのを待っている間、ほとんど地面やアスファルトを見て過ごします。
こんなこと言われるまでもなく、セミの体の構造や行動から考えてみれば分かることですが、今までセミの最期なんて意識したこともなかったので、死ぬまでの間、もうほとんど動かない体で地面を見て過ごしていることを考えるとなんだか切なくなりました。

……と、こんなこと書いておいて何ですが、地面に落っこちているセミに近づくと飛び立たれたり、いきなり鳴きだしたり(いわゆる、セミファイナル)して寿命が縮むぐらいビックリするので、セミのことはあまり好きじゃありません。
でも最期の力を振り絞って飛んだり、鳴いたりしたのかと思うと哀愁を感じます。

『セミクジラのぬけがら』
『セミハンドブック』
『文部科学大臣賞を受賞した小学1年生のすごい自由研究「セミをさがしたなつやすみ」』

 

2019年08月28日(水)

今年も「大人のための上映会」が終わりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

いよいよ夏休みも残りわずかとなりました。
夏の主なイベントも、上記をもってすべて終了しました。

先週も書いたように、19時閉館は8/31(土)まで。
9/1(日)からは18時閉館に戻りますので、お間違いのないようご注意ください。

 

2019年08月27日(火)

蕁麻疹が出てすごく痒い!!!

普段は手や足などのパーツのどこかですが、過去に一度だけ全身に出てボコボコになったことがあるので気が抜けません。
私の蕁麻疹の原因は、台風などの気圧の変化で蕁麻疹が出るようです(皮膚科の先生談)。
最近は雨の日の前などでもダメなので、また蕁麻疹との戦いが始まる……

『じんましんの「真」常識』
『気象・天気のしくみ 天気図の見方から梅雨・台風のしくみまで』

 

2019年08月26日(月)

 先週、神守分室を担当しました。午前中は今日も暑くなりそうだなと思うくらい晴天でしたが、正午に差し掛かる少し前から徐々に曇りだし、強めの雨が降ってきました。その後も晴れたり曇ったりと、一日の天気が読みづらい8月後半です。

最近まで少しずつですが『道灌紀行』という本を読んでいました。江戸城を築いた事で有名な室町時代の武将、太田道灌の史跡を紹介した本です。

道灌といえば突然の雨に民家でミノ(雨具)を借りようとしたらそこに住む紅皿という名前の女性に山吹の花を渡された「山吹の里伝説」が有名です。その伝説となった場所は東京に数カ所、埼玉県、横浜に点在しており、場所は異なれど伝説はその土地ごとの由来として今も残っている事が分かりました。
また、伝説ではなく実際に道灌が使っていたという品も残っています。東京の市ケ谷にある亀岡八幡宮には道灌の軍配うちわが保存されており、3年に一度公開しているそうです。

関東の武士だけあって史跡のほとんどが東京、神奈川、埼玉といった地域に分布しており、旧跡の数も多いです。他にも、各地にある道灌の銅像や「道灌」の名が付いた地名など、太田道灌という人物がこれほど関東で名を残した武将なんだと、この本を読んで初めて知りました。

 

2019年08月25日(日)

 先週の日曜日、徳川美術館で開催されている夏季特別展「合戦図―もののふたちの勇姿を描く」記念講座「合戦を科学する」を聴きに行ってきました。それにしても、最寄りのバス停「徳川園新出来」から徳川美術館までの暑かったこと・・・。いかんなぁ~、暑さ寒さに強いのが自慢だったのに・・・。もしかしたら、体力が落ちてきているのかもしれません。来年の東京五輪に向けて鍛えなおさなくては!

 講座の話に戻りますが、講師は今年1月に出版された『承久の乱』が話題となった東京大学史料編纂所教授・本郷和人さん。旬の人の講座ということもあり、猛暑にもかかわらず会場は超満員。自らを「講演芸人」と仰っていましたが、親しみやすい風貌と流暢な語り口で、私のような「戦国あんまり好きじゃない人(ちょっと前までやっていた戦国時代のコーナー展示を担当していたのですが)」にとっても、わかりやすく楽しい講演でした。・・・合戦中も食べていかなきゃいけないんだよね・・・とか、相当鍛錬しなきゃ弓矢なんて敵に当たらないよね・・・とか、槍で人を突くなんて難しいよね・・・とか、当時の兵たちの苦労を思い、しみじみしてしまいました。やはり平和が一番です。

 他に、8月14日放送のBSプレミアム「英雄たちの選択」の「謎の屏風が語り出す~復元推理・大坂冬の陣図屏風」で取り上げられていた「デジタル想定復元屏風」も観てきました。番組で紹介されていたとおり、こちらは色鮮やかでむっちゃ派手・・・なかなか興味深かったです。

 また、展示期間中とは知らなかったのですが「≪津島社祭礼図屏風≫伴家伝来・岡谷家寄贈」も観ることができました。屏風を見学している人達が「2年連続、台風でやれなかったんだよねー」と喋っているのが聴こえて、「おぉ、今やそっちで有名になってるのか!?」と思ってしまいました。

 そういえば、徳川美術館には「トクさん」というキャラクターがいることをご存知でしょうか?「芸術新潮2019年9月号」でも少し紹介されていましたが、 2015年には「ミュージアム・キャラクター・アワード」で見事優勝したことでも知られるキャラクターです。そのモデルは、何と徳川美術館館長にして、尾張徳川家第22代当主・徳川義崇氏ー。『葵の残葉』を一生懸命に読んだ者としては、隔世の感があります・・・。

 

 

2019年08月24日(土)

先日、今季初のイチジクを食べたのですが、まだ早かったのか少し固くて甘みもほとんどなく、これといった味がしない・・・。
うーん、ハズレでした・・・。
私にとって果物は、栄養を摂るためというより味を楽しむために食べているので、おいしくないとダメージが大きく、なんだかものすごく損をした気持ちになります。
逆に、おいしい果物に当たるとものすごく幸せな気分になりますね。
少し前に出先の農産物コーナーで白桃を買ってきたのですが、こちらは甘くてみずみずしくてとってもおいしかったので、大満足。
もっと買ってきてもよかったなあ、とも思いましたが、果物ってそんなに安くはないですし、もしおいしくなかったら大量に食べるのはツライので、悩みどころですね。
おいしい果物を見極める目が欲しい・・・。
イチジクはもう少し時期をずらしてまた買ってみようと思います。

『食材目利き手帖』脇坂/真吏∥監修 辰巳出版 498.5シ
『いちじく好きのためのレシピ』福田/里香∥著 文化学園文化出版局 596.3フ
『桃』有岡 利幸∥著 法政大学出版局 625.5ア

 

2019年08月23日(金)

8月に入ってすぐのことです。外が暑すぎて我が家の冷房がほぼ機能しなくなってしまいました…。
「これ風出てる?」「設定温度19度まで下げて室内27度は流石におかしいよね?」「フィルター掃除したのになんで?」と母と二人で冷房を睨みつける日々。
「お盆に入る前に直したい!早く業者の人を呼ばないと今の時期は予約でいっぱいだよ!?」と自分は快適な冷房が効いている部屋でのんびりしている父のお尻をぺしぺしと叩き、業者の方に連絡をしてもらうと、「遅くて20日。早くて明日の夕方がちょうど空いています」とのことでしたので、これはもう明日の夕方以外選択肢はない!!と即お願いしました。
なんて運がいいのか。

そして次の日。早速来て下さいました!ありがたや…。
お掃除した後のバケツいっぱいのお水を見ると「なにこれ、墨?」と墨と見間違えるほど真っ黒なお水がΣ(゚Д゚)
家族全員「こりゃ効かないはずだわ…」と納得。
実際、お掃除して頂いたあとは26度設定自動運転で快適な室温、風もしっかり出ている!!
プロってすごいなあと改めて思ったのでした!

『ナチュラルおそうじ大全』(本橋 ひろえ∥著) (新着)
『ラクして続く、家事テク』(牛尾 理恵∥著) (新着)
『ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』(卵山 玉子∥著) (597.9/タ)

 

2019年08月22日(木)

夏は怪談やホラーの季節なのに、それらにまったく触れないまま夏が終わろうとしています。
今年の夏に対してなんだか物足りなさを感じているわけですが、やはり7月(だったっけ)に放送していた番組を見逃したのが痛かった……。
今年は「ほ〇怖」放送しないかもという噂も流れていますし、このままでは微妙にモヤモヤした気持ちを抱えたまま夏を終えてしまう。それは嫌だ。
……と、いうことで。今は便利な時代です。怖い話をネットで検索することにしました。
いくつか読みましたが、けっこうゾワッとするお話に巡り合えた時は、つい心がウキウキしてしまいました。
ちなみに怖い話をしている(読んでいる)と寄ってくる、とか聞きますが、私はこういう時に変な現象が起きたことは一度もないです。

そういえばいつか某芸人さんが新しい本を出したから(個人的に)買うと言った気がしますが、あの怪談和尚さんが新しく本を出したそうなのでこれも(個人的に)いっしょに買おうと思います。
……まだ買ってなかったんかいというツッコミが聞こえてきそうですが、『日本現代怪異事典』をいっしょに買うかどうか悩んでいたら結構日にちがたっていました。
この本、ずっと欲しかったのですが忘れていて……。気がついたら発売してから1年以上経っていました。ヘヘッ。

『冥界からの電話』
『禁足地巡礼』
『英国の幽霊伝説』