図書館だより

Go 

2019年03月12日(火)

本日は「サイフの日」です。
「サ(3)イ(1)フ(2)」の語呂合わせと、買い換え需要の多い時期である3月にサイフ売り場の活性化を図ることを目的とした記念日だそうです。
お財布……お財布ね、デザインも機能も色々で迷いますよね。
そしてちょっといいお財布を買うと、外身ピカピカの中身スカスカという事態になりかねませんよね……
でもそろそろGoのお財布は端っこが傷んできてるから買い替えたいな、とは思っています。

サイフ、あと鞄もそうですけど、実際に現物を見て決めたい派です。
思ったより口が開かないとか、ポケットの深さが足りないとか、商品写真だけでは分かりにくいところが見たいんですよね。
毎日使うものなので、思わぬところでプチストレスを抱えてしまわないようにちゃんとチェックしたいのです。
昔買ったがま口タイプお財布の口金がすっごく固くて、開けるのに難儀した思い出があるので余計ですかね……

日本ハンドバッグ協会では、毎年サイフの日にちなんだプレゼントキャンペーンを行っているようです。
今年の財布の日キャッチコピーは「サイフを替える。ココロがおどる。」だそうですよ。
確かに新しいお財布って、ちょっとワクワクしますよね~。

「汚れたサイフは金運が落ちる」とも言いますし、そろそろお財布探しの旅を始めようかな!

『お金が貯まる財布のひみつ』 横山 光昭・伊豫部 紀子/著 591ヨ(神守分室)
『財布のつぶやき』 群 ようこ/著 914.6ム
『レザーのおサイフ』 秋山 祐子/著 755.5ア

 

2019年03月11日(月)

 3月11日は東日本大震災があった日です。当時、私は愛知県内にいて、出先の建物の2階で強いタテ揺れを感じたのを憶えています。
あまりに尋常じゃない地震だったので心配になって自宅へ電話を掛けたのですが、回線が混雑してつながりません。こんな時に限ってつながらない電話に苛立ったものでしたが、夕方になってTVで東北地方が津波でのみ込まれている場面をみて驚きました。ほんとに日本で起こっているものかと目を疑いたくような映像の連続で、家に帰ってもその話で持ちきりでした。

 この時期になるとTV等で当時を振り返ったり、被災者の現在を取材する番組をよく見ます。それと同時に当時の自分の状況や心境もふと思い出したりします。

 

2019年03月10日(日)

 先月の終わり、図書館玄関横のガラスケースで展示されていた「杉本健吉、津島を描く。」が終了致しました。

 こうして無事に終了の日を迎えることができて、心から安堵しています。そして、色々なことを思い出します。昨年末、原稿の作成がさっぱり進まず「このままでは、図書館で年を越すことになってしまうー!」と叫んだことや、画伯の「書」がまるで読めずに苦労したこと・・・。うーん、懐かしい。

 今回の展示で多くのご協力を頂いた杉本美術館には、この場を借りてお礼申し上げます。また、杉本美術館の方々には、遠方より当館まで足を運んで下さり、展示をご覧頂きまして、有難うございました。少しお話させて頂いた際に、図書館で展示を観た方が「はじめて杉本健吉画伯が、津島ゆかりの画家だと知ったから」と当館に設置していたチラシを持参して、杉本美術館へ来て下さったと伺いました。有難いことです、本当に。

 また、クローバーテレビで展示を紹介した放送日当日に、ご夫妻で展示を観に来て下さった方にカウンターで声を掛け頂き、とても嬉しかったです。ご夫妻にお話を伺ったところ、ご主人は南小学校の卒業生とのこと。つまり私にとっても大先輩にあたる方でした。「杉本健吉さんの名前は知っとったけど、小学校の先輩だとは全然知らんかったもんで、テレビ見て来たんだわー。図書館来たのは、はじめてだわー。」と話して頂き、心が温かくなりました。ご夫妻、そして展示をご覧頂いた図書館利用者の皆さまにも、改めてお礼申し上げます。

4月の「改元」に関連して、杉本美術館では春から「明治・大正・昭和・平成」の四つの時代を生きた画伯にちなんだ展示をされるそうです。津島で過ごした少年時代の作品も展示される予定、と杉本美術館の方に教えて頂きました。楽しみです!私も、少年時代の画伯と再会を果たすため、春に美浜町まで伺います。

「改元」とはいえば、現在私も「改元」に伴ったテーマ展示の準備を進めております。「図書館」という場で平成の30年間を振り返るには、どのような企画がいいかな、と日々考えているところです。「思い出」は「思い出」として自分の中で大切にしつつ、これからも、1ミリでも図書館利用者の皆さんに本との出会いを楽しんで頂けるように頭を使っていきたいと思います。

 私の尊敬する脚本家の坂元裕二さんが、以前テレビのドキュメンタリー番組で「汲んである水ではなく、新しい井戸を掘りに行くこと」を大切にしていると話されていました(少し前の放送なので、記憶違いだったらスイマセン)。何年もコーナー担当をしていると、自分の「手癖」みたいなものが出てしまうことがあり、反省することも多いです。春になることだし、「新しい井戸」を探しに行かなくてはなぁ、と思っています。

 

2019年03月09日(土)

最近、週末付近に雨が降ることが多いですね。
雨が休みの日に当たると場所によっては予定を変えなければならず、できれば晴れてほしいところですが・・・。
以前に雨が降ってよかったと思ったことがありました。

それは上野動物園に行った時のこと。
週間天気予報ではその週ほぼ晴れなのに、動物園に行く予定の日だけピンポイントで雨予報。
しかも朝から夕方近くまで降る予報で一瞬ひるみましたが、この日を逃すとなかなか行けないので、予定通り向かうことにしました。
早朝に自宅を出た時はまだ雨は降っていませんでしたが、上野駅に着くと予報通りの雨降り・・・。
気合いを入れ直して動物園をめざし早歩きで向かうと、開園を待つ人々の列が・・・・・・めちゃめちゃ少ない!
今まで訪れたなかでダントツの少なさ!
ピーク時と比べると10分の1ぐらいでは・・・?いや、もっと少ない・・・?!
真冬の雨降りの平日だと訪れる人がこんなにも少なくなるんですね。
最初は雨降りに少々テンションが下がり気味でしたが、これは逆にラッキーなのかも!
ほどなくして開園し、パンダ観覧の列に行くと待ち時間10分!
こ、こんなに短い待ち時間は初めて!
今までだと早くても30~60分、混雑時は90~120分ぐらいが平均だったので、歓喜の悲鳴をあげましたよ~!
この日は一日通して待ち時間が少なく、すぐに観覧の順番が回ってきて何度か並び直し、今までで一番多くの時間パンダ一家に会うことができて、とっても嬉しかったです。
まさに恵みの雨!でした。

パンダの毛は雨をはじくので、雨に打たれながらもへっちゃらでいつも通りに笹を食べたり、眠ったり、歩き回ったりしていましたが、雨があまり好きではない動物もいます。
例えばゴリラは雨に濡れるのを嫌うようで、雨宿りをしてじゃれあって遊んだり、できるだけ雨に濡れないように二足歩行でさささっと移動する姿はまるで人間のよう。
こういった雨ならではの動物の姿が見られるのもいいですよね。
傘で手がふさがったり、衣類が濡れたりと不便な面ももちろんありますが、雨の動物園、意外とオススメです。

『るるぶにっぽんの動物園』JTBパブリッシング 480.7ル
『春・夏・秋・冬どうぶつえん』森 由民∥著 東洋館出版社 480.4モ
『読む パンダ』黒柳 徹子∥選 日本ペンクラブ∥編 白水社 489.5ヨ

 

2019年03月08日(金)

皆さん、花粉症の症状は如何ほどですか。
(す)は死んでいます。た゛す゛け゛て゛く゛だ゛さ゛い゛!!

毎年毎年ニュースでは「去年の〇倍だ」なんだと言っておりますが、毎年言われているので正直もう驚きません。
というか、スギの自分の花粉を風に乗せて手当たり次第受粉させようという軟派な性格が嫌いです。
だってスギ同士の問題じゃないですか。人間にとってはとばっちりですよ。
受粉云々は他の植物同様、虫にでも任せて頂きたいです。(;一_一)

このあとヒノキも待ち構えていますし、(す)が一番アレルギー反応を起こす植物が多年草なので、もう一年中花粉症ではあるのですが、やはりこの時期は段違いですね。
薬も毎日飲んで、点鼻薬もしてるのになあ。

おかしいなあ、Goさんと同じくヤクルト飲んでいるんだけれどなあ。

もう目もかゆくてかゆくて!薬局で目薬を買おうと思ったのですが、種類が多すぎてわからなかったので近くにいた店員さんに聞くと「これがいいですよ」とすんなり1つの目薬を差しだされました。
「それで、これが効かなかったらこちらになりますね。僕もこっちを使ってるんですよ」というセリフで「あ、この人仲間だ」と謎の仲間意識が生まれました。

そして早速家に帰って使ってみましたが、ダメでした。今まで使っていた目薬よりは良いけれど、まだ若干かゆみがとれない!
これは店員さんが言っていた方を買いに行くしかない!と次の日すぐに買いに行きました。
すると丁度目薬のコーナーに昨日の店員さんが。
昨日の今日だったこともあり、覚えていてくださったのか「あ、効かなかったんですね…」と苦笑い。
ごめんなさい、店員さん。(す)の目は頑固なようです。

けれど、新しく購入した方の目薬は効きました!ありがとう店員さん!
しかし、中々スーッとするので擦りまくって傷ついた眼球と皮膚へのダイレクトアタックが凄まじいですが、効いてる感があるので、良し!
今年はこの目薬が大活躍してくれそうです。

『花粉症のひみつ』(もちつき かつみ∥漫画) (神守)
『Q&Aでよくわかるアレルギーのしくみ』(斎藤 博久∥著) (493.1/サ)

 

2019年03月07日(木)

昨日の(★)さんの「ちょっと怖い話」で思い出しました。

祖母が特別養護施設に入所しているのですが、この間、兄と休みがあったこともあり、祖母に2人で顔を合わせに行きました。
施設の中に入ったら、受付で「面会申請書」を記入するのですが、館内が薄暗い……。
というか誰もいません。誰もいないから電気がついていないのです。
近くに人がみえないのに、このあとはどこにいけばいいのだろう、と隣で申請書に記入する兄を見ながら考えていたのですが、その時近くにあるエレベーターが降りてきました。
「あっ、職員の人に会えるかも」と思ってそちらに顔を向けました。
そうしたら、エレベーターが止まって扉が開いたのはいいのですが、誰も乗っていません。しかもその後けっこう長い間扉が開きっぱなしなのです。エレベーター内の鏡に映っているのは私と、申請書に記入している兄の姿だけ……。
館内が薄暗いこともあって「えっ、怖っ」と少しだけ(少しだけ!)思いました。
(ちなみにちゃんと祖母に会えました。)

大学時代にゼミの先生から、旧校舎のエレベーターは一定時間使っていないと勝手に1階まで降りてくるように設定されている(のだが、それを知らない人は不気味に思う)という話を聞いたことを思い出しました。
もしかしたらあの施設のエレベーターもそういう設定になっていたのかな~、なんて。
そういうことにしておきましょうか。

『エレベーターのふしぎなボタン』K913カ
『おばちゃん介護道』914.6ヤ
『入院・介護「はじめて」ガイド』369.2ニ

 

2019年03月06日(水)

先日、分室に予約のFAXを送ろうと短縮ボタンを押すと、謎の〈5〉が入力され「おかしいな?」とリセットボタンやクリアボタンを押すも、ますます〈5〉が入るばかり……
〈55555555555〉とケタいっぱいの〈5〉並びにパニックになりかけたところで、テンキーの〈5〉ボタンがひっかかって押されたような状態になっていることに気が付き、元に戻したらリセットボタンも機能して事なきを得ました。

ちょっと怖い話でした。
え? 怖くない? 何を押してもひたすら〈5〉が画面に増えていくんですよ!?

そんなことはさておき、有栖川先生のデビュー30周年を記念したノンシリーズの短編集『こうして誰もいなくなった』が発売されます。
今回はどんな作品が詰まっているのか…とっても楽しみです。
 
 
『月光ゲーム』(デビュー作であり江神シリーズ1作目)
『46番目の密室』(火村シリーズ1作目)
『本格ミステリの王国』(デビュー20周年記念であり、デビュー前の幻の一編「蒼ざめた星」収録)

Go 

2019年03月05日(火)

そろそろ花粉が猛威を振るっているというニュースを多く目にする季節になってきましたね。暖かくなってきましたものね~。
去年の今頃よりもうちょっと前くらいは、Goも花粉の足音に恐れ戦いていたものです……

しかし!しかしですよ!今年はなんと、まだ何も感じておりません!
花粉に関しては、今年は他人事です!今のところ!
いいぞ……これは着実に効果が出ている……!
そう、去年の2月にヤクルトを飲まねば!と息巻いていましたワタクシですが、毎日飲んでいるのですよ。
しかもレディからしか入手できないヤクルト400(乳酸菌が倍入っているヤツ)を!
そして飲み始めてからというものの、結構お腹の調子も良いんですよね。整腸作用というやつですかね?
一日100円未満でおなかが整えられて花粉にも効く(効果には個人差があります)……この費用対効果、Go的に非常にGoodです!

そういえば、突然変異から生まれた花粉の少ない杉の木、「無花粉スギ」というものがあるのですが、植え替えはあまり進んでいない様子。全部無花粉になっちゃったら杉の木がなくなっちゃいますものね……
まあこれは極論ですが、杉から違う品種に植え替えたりとかは難しいものなんですかね。
科学技術の発展している昨今、これも技術の力でなんとかならないもんでしょうか……

どうかこのまま花粉とは他人の関係で居られますように!他人事で居させて!!

『花粉の世界をのぞいてみたら 驚きのミクロの構造と生態の不思議』 471.3カ
『縄文杉は何を見たか 花粉と文化の交流』丸野内 棣/著 B 653マ
『「突然変異」を生み出せ!』中村 修二・城戸 淳二/著 507ナ

 

2019年03月04日(月)

3月に入りました。昨夜から雨が降っていますが、雨が降るたびに暖かくなってきているような気がします。
街で「研修中」とプレートを出して走行しているバスを見掛けました。4月に向けて新しいスタートを切る準備が始まっていますね。

新しいと言えば先月末から新着DVDが入りました。一般向けから児童まで、幅広いジャンルで構成したDVDですので是非ご覧ください。
今回はその中でおすすめの作品をご紹介します。まずは時代劇から、図書館で現在も人気の『陽炎の辻』シリーズの完結編が入りました。また、同じ時代劇で藤沢周平の『花の誇り』『麦屋町昼下がり』の中の「榎屋敷宵の春月」が原作)も。どちらもNHKで放映された見応えある作品です。

続けて同じ時代劇で、司馬遼太郎原作の映画『関ヶ原』がおすすめです。石田三成を主人公に関ヶ原の戦いを描いた作品で、映画ならではの史実に基づいた再現描写が見所です。例えば首級にお歯黒を塗る場面や、関ヶ原の前哨戦で家康が昼食をとりながら戦況を見ているシーンなど、ドラマチックな部分と歴史的部分が両方楽しめる作品となっています。

他にも、住野よる原作の『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』や、2016年の課題図書『ワンダー』(K933ハ)原作の『ワンダー 君は太陽』があります。原作が気になっている方は映画から入ってみるのも良いかもしれません。

今回紹介した作品は新着DVDにあります。他にもご紹介できなかった作品がありますが、是非一度図書館に来てチェックしてみてください。

 

2019年03月03日(日)

 ♪今日は楽しい雛祭り、ですね。私は「ちらし寿司」も「雛あられ」も食べず、雛祭りの実感のない3月3日を過ごしている予定です。雛人形も、大昔は自宅で飾っていたのですが、私の成長に伴い飾られることがなくなっていました。しかし、数年前に身内が勤める介護施設で飾られることとなったため、日の目を見ることとなり喜んでいたのですが、その介護施設が猫を飼い始めたため、「ルパン(猫の名前です)がジャンプしてイタズラするから、飾れんくなったわ~」ということになり、再び誰からも注目されなくなってしまいました。先日行った歯医者さんで、診察台の正面に雛人形が飾られており、このお内裏様とお雛様は患者さんにいっぱい見てもらえていいなぁ、と思いました。ううむ、猫は大好きだが少し憎い・・・というわけで、先週2月28日からコーナー7「3月の本」スタートしました。

 「3月の本」では、先ほど触れた「ひなまつり」の本や、3月3日の耳の日にちなんだ「耳」の本、3月2日のミニの日にちなんだ「ミニ」の本、3月29日のEU離脱予定で注目を集めている「イギリス」の本などを紹介しています。また、主に卒業にちなんだ本を集めた「旅立ち」の本では、“大人になること”をテーマに、少し幅を持たせて本を集めてみました。私の大好きなみうらじゅんさんが“答える人”の『大人に質問!「大人ってどのくらい大変なんですか?」』がイチオシです。

 そして、3月を迎えるにあたり「東日本大震災」の本も紹介しています。震災の発生から8年が経ち、震災に関連する本の出版も減ってきていますが、“現在の被災地”に心寄せることができればと思い、本を集めました。是非ご覧下さい。

 もう一つコーナーについてのお知らせを。2月24日にドナルド・キーンさんが96歳で亡くなられました。コーナー9でキーンさんの著作と略歴を紹介していますので、川端康成、三島由紀夫、瀬戸内寂聴らの交流や、東日本大震災後に日本永住を決意されたキーンさんの精神に触れて頂ければ嬉しく思います

 最後にもう一つ、開幕戦でグランパス勝ちました!しかも、4-0の大勝。1試合終わっただけですが、暫定首位です。首位、何て良い言葉でしょう。早く暖かくなってスタジアムへ試合を観に行きたいです、本当に。